東京文化財研究所 >展覧会「日本美術の記録と評価―調査ノートにみる美術史研究のあゆみ―」開催のお知らせ

展覧会
「日本美術の記録と評価―調査ノートにみる美術史研究のあゆみ―」
開催のお知らせ

戻る

東京文化財研究所が所蔵する今泉雄作(いまいずみゆうさく1850∼1931)、平子鐸嶺(ひらこたくれい1877∼1911)および田中一松(たなかいちまつ1895∼1983)による調査ノートと、 京都工芸繊維大学が所蔵する土居次義(どいつぎよし1906〜1991)による調査ノートを中心とした展覧会を、東京国立博物館にて開催いたします。 田中一松資料・土居次義資料については、2018年に開催いたしました「記録された日本美術史―相見香雨・田中一松・土居次義の調査ノート展」(実践女子大学香雪記念美術館・京都工芸繊維大学美術工芸資料館)でも 公開いたしましたが、今回は東京国立博物館に所蔵される実際の絵画作品2点とともに、調査ノートをご覧いただきます。
写真を気軽に撮ることができなかった時代、調査の基本は自分の目で作品を見て、情報を手で書き写すことでした。 デジタル全盛の今こそ、アナログの記録の確かさと豊かさをぜひご覧下さい。ノートを見てから実際の作品を見ると、新たな発見があるかもしれません。


会期:2020年7月14日(火) ~ 2020年8月23日(日)
会場:東京国立博物館本館1階14室
入館料・入館方法:総合文化展(常設展)および特別展「きものKIMONO」のチケットでご覧いただけます。いずれも事前予約が必要です。予約方法については、東京国立博物館のウェブサイトをご確認下さい。
https://www.tnm.jp


展覧会の情報はこちらからもご覧いただけます。
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2037
ウェブ展覧会も同時開催中です。展示ページの続きや書き下し文も見られます。
https://www.tobunken.go.jp/exhibition/202007/

©独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所