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記念講演会

―フランス・ギメ美術館と東京文化財研究所との研究協力ー

このたび、ユベール・ギメ氏(同美術館理事)とセシル・ベケール氏(同美術館文化普及部長)が来日される機会に、記念講演会を開催します。皆様のご参加をお待ちいたします。

2011年3月29日(火)本講演会は中止となりました。
13:00-16:30
東京文化財研究所・地階セミナー室
参加無料・要申込み

プログラム
13:00-13:05 開会挨拶  
13:05-14:00 講演Ⅰ 「ギメ美術館のコレクションと活動についての一考察 フランス人来館者がアジアを発見する時」
      セシル・ベケール氏(ギメ美術館文化普及部長)※日本語通訳あり
    一般のフランス人にとって、アジアは、その地理的広がり、歴史の豊かさ、宗教、文化、芸術の表現の多様さなどから、時には理解しがたいものがあります。どのように自分たちとは異なった文化を発見するか、どのようにその文化的所産を鑑賞するのか、また芸術作品を通じてどのように遠く古い歴史を現在という時と結びつけるのか―ギメ美術館文化普及部はこうした問題に応えようと、多様な活動によって、さまざまな来館者のアジア発見にお手伝いしています。本講演ではその活動を具体的に紹介します。
     
14:15-15:45 講演Ⅱ 「エミール・ギメ ウルトラマリンからギメ美術館創立へ」
       ユベール・ギメ氏(ギメ美術館理事・エミール・ギメ曾孫)
       通訳:尾本圭子氏(ギメ美術館館長付顧問)
    1826年のブルー・ギメ(人造顔料の群青)の発明、1855年のペシネー社(ヨーロッパ最大のアルミニウム会社となる)の創立、そして1876年のエミール・ギメの日本旅行後のリヨン(1879年)とパリ(1889年)のギメ博物館創立にいたるまでを跡づけます。
     
15:45-15:50 閉会挨拶  
    終了後、ティーパーティを予定しています。

参加申込
「3月29日記念講演会参加」と件名に明記の上、お名前(読み仮名もご併記ください)、ご所属・ご連絡先(ご住所・電話番号)を添えて、メール(kjkenkyukai@tobunken.go.jp)、若しくはファクス(03-3823-2371)にてお申込ください。ファクスでお申込の方は、こちらから受領の旨をファクスでご連絡いたしますので、ファクス番号を必ずご記入ください。参加費は無料です。

問い合わせ先
〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43
東京文化財研究所企画情報部
山梨絵美子(電話:03-3823-2994)


  この講演会はジャポニスム学会、日仏図書館情報学会、日仏美術学会の協賛をいただいております。
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