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研修・教育



博物館・美術館等保存担当学芸員研修(上級コース)

 博物館等の保存施設において文化財を良好な状態で保存・活用するために、 資料保存担当者を対象に保存科学、保存修復に関する講義や実習等を行っています。 令和3年度より、文化財活用センターが基礎コースを、東京文化財研究所が上級コースを 別々に担当して実施します。
 受講者は各教育委員会等を通じて募集しており、今年度の上級コースは令和4年7月4日から8日まで行う予定です。

連携大学院教育/システム保存学/東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻

 東京文化財研究所は平成7年4月より東京藝術大学と連携してシステム保存学コースを開設し、21世紀の文化財保存を担う人材を育成しています。システム保存学は、文化財の保存環境を研究する保存環境学講座と保存修復に用いる材料について研究する修復材料学講座の2講座から成ります。6名の所員が連携教員として授業を開講しています。
平成25年度から修士学生、博士学生各1名の受け入れを再開しました。修士課程学生の入学試験は9月、博士課程学生の入学試験は2月に行います。
・保存環境学講座  朽津信明 連携教授 、犬塚将英 連携教授、佐藤嘉則 連携准教授
・修復材料学講座  早川典子 連携教授 、安倍雅史 連携准教授、前川佳文 連携准教授
教育研究助手  渡邉尚恵