黒田記念館 > 研究資料 > 白馬会関係新聞記事 > 第11回白馬会展

白馬会関係新聞記事 第11回白馬会展

戻る
白馬会展覧会
目次 |  戻る     進む 
| やまと新聞 | 1907(明治40)/10/09 | 3頁 | 雑報 |
白馬会(はくばくわい)にては上野博覧会第(うえのはくらんくわいだい)一号跡(がうあと)に於(おい)て七日より展覧会(てんらんくわい)を開(ひら)き来(きたる)二十六日まで一般公衆(ぱんこうしう)の観覧(くわんらん)に供(きよう)する由(よし)なるが出品数(しゆつぴんすう)は三百余点(よてん)にして大幅物(だいふくもの)としては黒田(くろだ)、三宅(みやけ)、山本(やまもと)、小林(こばやし)、岡松(をかまつ)、中沢(なかざは)、高木諸氏(たかぎしよし)のものを除(のぞ)き他(た)は総(すべ)て小幅(せうふく)にして会場広(くわいぢやうひろ)き割合(わりあひ)には頗(すこぶ)る物足(ものた)らぬ心地(ここち)せらる会長黒田清輝氏(くわいちやうくろだきよてるし)の談(だん)に依(よ)れば今回(こんくわい)の展覧会(てんらんくわい)は内輪物(うちわもの)のみにして会員(くわいゐん)の実際(じつさい)のものは皆公設展覧会(みなこうせつてんらんくわい)へ出品(しゆつぴん)する筈(はず)なりと

  目次 |  戻る     進む 
©独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所