染織品保存科学・被服学
在外日本古美術品保存修復協力事業に携わっています。これまで初期合成染料が用いられた明治時代の着物地を対象に、染織品の保存に関する研究を行ってきました。材質分析や染色堅牢性評価によって近代染織品の保存に役立つ知見を得たいと思っています。
2022 「初期合成染料が用いられた着物地の光による変退色-色彩画像解析を用いた評価法の検討」保存科学、第61号、p79-92(共著)
2022 「在外日本古美術品保存修復協力事業『親鸞聖人絵伝』」、p146(編集)
2021 「在外日本古美術品保存修復協力事業『檜・八橋図』」、p48(編集)
2021 「在外日本古美術品保存修復協力事業『林和靖・太公望図』」、p35(編集)
2021 「在外日本古美術品保存修復協力事業『煙寺晩鐘図・平沙落雁図』」、p31(編集)
2014 「幕末・明治時代の紫地古裂に用いられた天然染料および初期合成染料の分析」日本衣服学会誌、第57巻2号、p83-93(共著)
2013 「幕末・明治時代の赤地古裂に用いられた天然染料および初期合成染料の分析」日本衣服学会誌、第56巻2号、p91-100(共著)
2011 「縮緬古裂の材質分析と染色堅牢性の評価」日本衣服学会誌、第54巻2号、p95-104 (共著)
2008 「明治時代の縮緬に用いられた初期合成染料の部属鑑別」日本家政学会誌、第59巻10号、p847-855(共著)
リサーチマップ<https://researchmap.jp/katafuchi/?lang=japanese>
KAKEN<https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080882852/>
東文研個人業績<https://www.tobunken.go.jp/japanese/staff/katafuchi.html>