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文化遺産の国際協力と言っても、その実情をご存知の方はあまり多くないかもしれません。ここでは、当センターの職員などがコラムのかたちで、様々な切り口から国際協力の現場の姿をお伝えします。

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2023/02/07

4500年前の船から古代エジプトの木の文化に触れる

 皆さんが古代エジプト文明と聞いて最初に思い浮かべるのは、ピラミッドや神殿といった壮大な石造の遺跡群ではないでしょうか。でも、それは古代エジプト文明のある一面でしかありません。実…
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2022/10/27

沖縄における葬墓制の世界

 沖縄に行ったことがある方は、本土と比べてはるかに大きなお墓を目にされたかもしれません。私は沖縄のお墓や葬儀(専門分野では「葬墓制」などと呼びます)を研究しており、ここではその世…
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2022/06/06

イタリア・シチリア州の考古公園にみる景観保護の可能性

   長靴の形をしたイタリア半島の「つま先」に浮かぶシチリア島は、地中海のほぼ真ん中という地理的条件から、歴史的にヨーロッパと北アフリカ・西アジアを結ぶ役割を果たしてきました…
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2020/07/02

文化遺産の価値に映し出される歴史観

ベトナムの首都ハノイの都心に社会主義国家建設の父の遺体を安置したホーチミン廟があることはよく知られていると思います。一方、その広場を挟んだ真向かいにタンロン皇城遺跡という古代から…
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2020/07/02

AI美空ひばりから考える文化財保存の未来

年始早々、NHK紅白歌合戦に出場したAI美空ひばりが話題になりました。中には「賛否両論」と評する記事もありましたが、インターネット上では批判的な声が大半をしめていて「侮辱」や「冒とく」…
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2020/07/02

国際交流と和紙

日本は様々な形で国際貢献・支援・協力・交流などをしてきました。(ここではこれらをまとめて国際交流と呼ぶことにします。)国際交流は、どのような形であれ、どのように国に対してであれ、…
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2020/07/02

イラン南ホラーサーン州カレ・クブ遺跡の発掘調査

カレ・クブ遺跡は、イラン南ホラーサーン州の州都ビールジャンドから北西140kmにあるアイ・アスク村、その西方800mに位置する7ha程度の遺丘です。 2018年より、科学研究費にて、この遺跡の発掘…
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2020/07/02

壁画の技法:フレスコ画技法とセッコ画法

「壁画」という言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?極彩色に彩られた飛鳥美人などで知られる高松塚古墳壁画(奈良県)でしょうか。西洋美術が好きなら、システィーナ礼拝堂(バチ…
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2020/03/12

世界遺産委員会はどんな会議なのか

今や国内で「世界遺産」を知らない人はほとんどいないと思いますが、一方でその内情は驚くほど知られていません。「無形遺産」や「世界の記憶」と世界遺産を混同している人は少なくありません…