蘇芳

「造佛所作物帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平6年(西暦734年)5月1日付

記事

(紙端)
   薫陸小八兩[雌黄和合料]
   ■沙小五兩一分[染蘇芳調度]
   鐵精小二分[鏡磬宝調度]
   臈蜜小三兩[珊瑚■■等油料]
(紙端)
   鐵一斤九兩
   漆四合八勺
   黄糸七兩三分[玉緒料]
   雌黄小七兩[玉緒糸端等固料]
(紙端)

出典

『大日本古文書』1(551頁~581頁の内561頁~562頁)(『正倉院文書』續修33)

「造佛所作物帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平6年(西暦734年)5月1日付

記事

(紙端)
   帛一丈二尺[鏡磬等宝調度]
   調綿七両[鏡磬等宝并金薄抑料]
(紙端)
   調布三丈七尺[鏡磬等磨巾并□下料]
   商布一■三尺[鈴等磨布并雑用料]
   蘇芳四両[染珊瑚■渠料]
   象牙一杖[長七寸、五斤八両、珊瑚■渠料]
   膠□両□□[裁銅文繪并金薄抑料]
(紙端)

出典

『大日本古文書』1(560~571の内563~564頁)(『正倉院文書』続修33)

「買物申請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳4年(西暦752年)6月16日

記事

(前略)
 ■香   安[
 薫衣香  甘[
 人参   阿梨勒  [
 胡粉   黄丹   同黄   烟子
 雌黄   畢抜   臘蜜   松子
 緋氈   花氈   □裁氈  黒作鞍具
 ■面   勒鞦   白銅香爐 五重鋺[大]
 箸匙   五四寸鏡 燭臺   蘇芳
 熟布
      天平勝宝四年六月廿四日事業従八位上日置酒持
(紙端)
(紙端)
 [     [     丁香   青木香
 [     [     雲陵香  甘松香
 牙笏    沈香   龍腦香  ■衣香
 薫陸香   □     桂心   大黄
 [     [     蜜汁   朱沙
(紙端)
(紙端)
 [      八■十匹      糸廿斤
 [       ]沙   同黄   烟子
 □太黄   [  ]  八寸鏡  蘇芳
            天平勝寳[  ]月[
                散位寮[

出典

『大日本古文書』3(578~581頁)(『正倉院文書』続修後集52)

注記

 香の材料としての記述と考えられるが、便宜上記載した。

「経紙出納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳4年(西暦752年)

記事

(前略)
天平勝寳五年
 正月十二日納敷金縹紙拾張[七部内最勝王経表紙料]
                      収上馬甘
 二月八日納色(敷金)紙肆伯伍拾捌張[三百十八張青褐 百四十張滅紫]
       右依飯高笠目天平勝寳五年二月七宣奉寫最勝王経一部
       仁王経一部 解深密経一部之料
                      収呉原生人
                      上馬甘
 以二月廿日進返内裏色(敷金)紙壹伯伍拾張[九十八張青褐 五十二張滅紫]
       右依次官佐伯宿祢宣進返如前[付秦原守工石主]
                      知呉原生人
   廿四日納色紙貳伯伍拾参張
     深緑十一張 深縹廿張  浅縹廿張  浅緑廿張
     蘇芳廿張  深紅廿張  浅紅廿二張 白廿張
     浅皮自四十張 深苅安廿張 浅苅安廿張 胡桃廿張
      右奉寫種々(依善光尼師宣)観世音経廿一巻判者
                      受呉原生人
    又納深紅(金敷)紙壹伯拾伍張
      右依錦部内侍天平勝寳五年二月七日宣奉寫楞伽
                      収上馬甘
(後略)

出典

『大日本古文書』3(594~612頁の内597~599頁)(『正倉院文書』小杉本紙筆外2)

「経紙出納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳4年(西暦752年)

記事

(紙端)
 二月廿四日納色紙貮伯伍拾参張
 深緑十一張 深縹廿張 浅縹廿張 浅緑廿張
 蘇芳廿張 深紅廿張 浅紅廿二張 白廿張
 浅皮自四十張 深苅安廿張 胡桃廿張
  右種々観世音経廿一巻料
            受呉原生人
(紙端)

出典

『大日本古文書』3(612~613頁)(『正倉院文書』小杉本繪佛外3)

「経紙出納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳4年(西暦752年)

記事

五年三月十二日自紫微中臺来色紙玖伯壹(千八十八)張
 浅縹紙九十九張 深縹紙百五十四張 白紙百廿九(二百五十九)張
 蘇芳紙百張     深紅紙百一張 浅紅紙百(三十七)張
 深胡(桃)紙百二張 中胡桃紙廿張 浅胡桃紙九十六張
  右依飯高笠目天平勝寶五年三月十一日宣奉寫仁王経六十四巻之料
               納呉原 上馬養

出典

『大日本古文書』3(613頁)(『正倉院文書』小杉本紙筆外2)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日付

記事

東大寺獻物帳
奉為   太上天皇捨國家珎寶等入東大寺願文    皇太后御製
(中略)
獻  盧舎那佛
(中略)
「除物」(附箋)平城宮御宇  後太上天皇禮■(聘)藤原皇后之日相贈信幣之物一箱[封]
  書法廿卷
   搨晉右将軍王羲之草書卷第一[廿五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第二[五十行 蘇芳紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第三[■行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第四[五十四行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第五[卅行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第六[■一行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第七[■六行 白紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第八[■四行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第九[■五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第十[廿五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十一[真草千字文二百三行 淺黄紙 紺綾■ 綺帶 「紫檀軸」(附箋)]
   同羲之書卷第五十二[卅七行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十三[廿一行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十四[廿一行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十五[廿五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之行書卷第五十六[■一行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十八[卅五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十九[廿五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之行書卷第六十[卅七行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之扇書一卷[廿行 黄紙 紫檀花軸 碧地錦■ 綺帶]
   ■衣香三袋[一袋小一斤七兩一分 一袋小一斤十三兩 一袋八兩二分]
    右、並納銀平脱箱、箱亦納髙麗錦袋、
(後略)

出典

『大日本古文書』4(121~171頁の内124~126頁)(『正倉院御物』)

「東大寺献物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日付

記事

東大寺献物帳
奉為   太上天皇捨國家珎寳等入東大寺願文    皇太后御製
(中略)
    槻御弓六張
     一張[長六尺六寸六分 纒樺籐 末曲 紫皮纒弓把 黄紬袋緋綾裏 大伴淡等]
     一張[長七尺 黒漆鮎皮斑 洗皮纒弓把]
     二張[長六尺九寸八分 一鹿毛漆鮎皮斑 一赤漆 「見長七尺五分」(附箋) 洗皮纒弓把]
     一張[長六尺五寸五分 赤漆 腹削 洗皮纒弓把]
     一張[長七尺二寸 黒漆 既纒糸 紫皮纒弓把 佐伯清麻呂]
      右五張、並臈纈袋緑絹裏、
    阿恵御弓一張[長七尺五分 鹿毛漆 鮫皮斑 洗皮纒弓把 臈纈袋緑絹裏]
    檀御弓八張
     一張[長六尺三寸五分 赤漆 ■々纒樺 緑組纒弓把]
     一張[長六尺八寸 赤漆鮎皮斑 洗皮纒弓把 坂上犬養]
     一張[長七尺三寸 赤漆鮎皮斑 紫皮纒弓把]
     一張[長六尺四寸六分 背黒 腹赤 ■々纒樺 洗皮纒弓把]
     一張[長六尺三寸 赤漆斑 末二俣 布細縫纒弓把]
     一張[長七尺五分 黒漆 既纒糸 洗皮纒弓把]
     一張[長六尺八寸四分 赤漆 洗皮纒弓把]
     一張[長六尺五寸五分 黒斑 弓把上節三 紫皮纒弓把 大伴淡等]
      右八張、並臈纈袋緑絹裏、
    肥美御弓一張[長五尺九寸 赤漆鮎皮斑 弓把上纒筋 臈纈袋緑絹裏]
   別色御弓參張
    蘇芳御弓一張[長七尺二寸五分 腹小白 紫皮纒弓把 錦袋緋■裏]
    水牛純角御弓一張[長三尺九寸 无弓把 「帛錦袋」(附箋) 「紫袋帛裏」(附箋)]
    小檀御弓一張[長四尺七寸五分 赤漆二■纒絲 末二俣 洗皮纒弓把]
      「以上納第五櫃」(附箋)
(後略)

出典

『大日本古文書』4(121~171頁の内147~148頁)(『正倉院御物』)

「雙倉北雜物出用帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)10月3日付

記事

雙倉北雑物出用帳[東寺司]
(中略)
九月
十一日下御大刀肆拾捌口  黒作大刀肆拾口
  御弓壹伯參枝[梓八十四枝 槻六枚 阿恵一枝 檀九枝 肥美一枝 蘓芳一枝 水牛角弓一枝]
  甲壹伯領[挂甲九十領 短甲十領]
  靫參具[納矢二百■隻]   背琴漆靫壹具[納矢五十隻]
  胡禄玖拾陸具[各納矢]
   納櫃貳拾貳合[弓櫃五合 韓櫃十六合 矢櫃一合]並着鎖子布綱二条
以前、依安寛法師今日宣、献内裏如件、即付安寛師、
              天平寳字八年九月十一日
                  造寺司判官佐伯宿祢 真 守
                     主典志斐連 麻 呂
                  使法師 安 寛
大僧都賢太法師 
                  三綱
                  可信 洞 真
(後略)

出典

『大日本古文書』4(186~205頁の内194~195頁)(『正倉院文書』御物目録)

「雙倉北雑物出用帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)10月3日付

記事

雙倉北雑物出用帳[東寺司]
(中略)
天應元年八月十八日返納物
雜集一卷[白麻紙紫檀軸 紫羅■綺帶 右平城宮御宇 後太上天皇御書]
孝経一卷[麻紙瑪瑙軸 滅紫紙■綺帶 右平城宮御宇 中太上天皇御書]
頭陀寺碑文并樂毅論杜家立成一卷[麻紙紫檀軸 紫羅■綺帶]
樂毅論一卷[白麻紙瑪瑙軸 紫紙■綺帶 右二卷 皇太后御書]
  ■衣香二袋[一重六両二分 一重十一両一分]
    右、並納白葛箱、
  書法壹拾貳卷
   搨晉右将軍王羲之草書卷第一[廿五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第二[五十三行 蘓芳紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第三[■行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第六[■一行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第九[■五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之草書卷第十[□(廿)五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十一[真草千字文二百三行 淺黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十二[卅七行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十四[廿一行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第五十□[□五行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之書卷第六十[卅七行 黄紙 紫檀軸 紺綾■ 綺帶]
   同羲之扇書一卷[廿行黄紙 紫檀花軸 碧地錦■ 綺帶]
    ■衣香三袋[一袋小一斤七両一分 一袋小十三両 一袋八両二分]
     右、並納銀平脱箱、々亦納高麗錦袋、
(後略)

出典

『大日本古文書』4(186~205頁の内200~202頁)(『正倉院文書』御物目録)

「雜物請用帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平寶字4年(西暦760年)

記事

(前略)
  金靑九斤         朱沙六斤四兩
  同黄二斤六兩       烟紫三百六十五枚[中 已上自外嶋坊少僧都所請]
  白靑四斤十兩一分[四斤八兩自外嶋坊請 二兩一分買] 胡粉十五斤八兩[十斤八兩自外嶋坊請 五斤買]
  緑靑百五斤[百斤文部省少録内蔵全成所進  *「七十九斤四兩二分」]
  白緑十五斤十三兩三分[買] 丹廿一斤[十六斤自外嶋坊少僧都所請 五斤文部省少録内蔵全成所進]
                   [*「七十八斤四兩二分黑錫大廿八斤二兩三分〔給〕]
  靑黛三斤六        蘓芳卞二升[已上自内裏給]
  空靑□斤         紫土四兩[已上買]
  金薄一万七千八百五十枚[練金■三兩打得]
  膠一百五斤        墨一百十四(三)廷[中品二廷 下品百十二廷 已上買]
                 [七十廷塗架後料]
                 [十二廷作雜公文料]
                 [卅一廷畫料]
(後略)

出典

『大日本古文書』4(459~483頁の内477~478頁)(『正倉院文書』続々修45帙5)

「寫經所紙筆軸等納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶2年(西暦750年)9月10日付

記事

(紙端)
三年五月十三日請蘇方軸八十枚    収他田水主
                   鴨「筆」(自筆)
                   三嶋「宗麻呂」

出典

『大日本古文書』11(392頁)(『正倉院文書』續々修27帙4)

「寫書所告朔案帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶3年(西暦751年)4月5日付

記事

(前略)
  月中請物
   蘇方軸一百八十枚[一百枚着瑜伽論一百卷料 八十枚着八十花嚴經一部料]
   菟毛筆十九箇  返上故筆廿【九】四箇
   墨三廷[已上一切經之内疏料所請]
   紙一万一千五百八十九張
    穀紙二百■張[奉寫智憬師所梵網經疏料]
    黄麻紙一千八百■張[六百■張先寫殘(宮)一切經料 一千二百張寫間法花玄賛料]
    色紙二千三百廿九張
     一千三百廿九張奉寫壽量品料
     一千張壽量品表紙料
    斐紙七千五十張寫宮一切經之内疏料
    凡紙三百七十張[三百張一切經之内疏式敷紙并端繼等料 七十張壽量品料色紙端繼等料]
   朱沙二分[間法花經疏料]
   金泥■五兩[之中返上一兩]
   錢六百■四文[六百■文菟毛筆十六箇料箇別■文 四文界料鹿毛筆二箇直箇別二文]
   阿膠二斤     綿一屯
   猪牙十七隻    銅佐良六口
   炭八籠[納五斗温阿膠料]
    已上奉寫金字經料
   洗布三丈四尺   帛一丈一尺五寸[並手巾料]
(中略)
   墨葛一斤     縄十三了[三了針縄者]
    已上造經師息所料
  以前、月中行事、顯注如件、以解、
           天平勝寳三年六月一日紫微中臺舍人他田水主
                         史生阿刀(自署)「酒主」
                         散位三嶋「宗麻呂
                           呉原「生人」
                            鴨「書手」
(紙継目)

出典

『大日本古文書』11(520~523頁)(『正倉院文書』續々修38帙2)

「間經并疏文造充裝■帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳4年(西暦752年)7月2日

記事

(前略)
天平勝寳六年
「六年」(擦消)正月十日充梵網經一部二卷 用■【三】〈一〉張   受能登忍人
上馬甘
廿八日充花嚴經二帙[一帙葉藁紙一帙綠紙]並第三帙者[用紙四百卅二張布施給了受能登忍人]
又縹紙伍張[葉藁經表紙料]         ■充呉原生人
廿九日充蘇芳軸伍拾枚[卅枚綠紙花嚴經料廿枚葉藁紙花嚴經料 魚次所奉寫]
受能登忍人             呉原生人
二月廿八日充最勝王經一部十卷[靑褐紙]用百七十四張 受能登忍人
呉原  上馬甘
五月六日充大般若經十帙[第に三四五六七八九十十一帙者百卷]
用紙壹仟捌伯貳拾貳張       受能登忍人
知上馬養
同日充大般若經十帙[第十四十五十六十七十八十九廿廿三廿四廿五帙者百卷]
用壹仟漆伯拾張          受六人部荒角
知上馬甘
(後略)         

出典

『大日本古文書』12(323頁~324頁のうち323頁)(『正倉院文書』續々修28帙16)

「經紙并軸緒納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳4年(西暦752年)7月12日

記事

(前略)
二月廿四日納色紙貳伯伍拾參張
  深緑十一張 深縹廿張  淺縹廿張  淺緑廿張
  蘇芳廿張  深紅廿張  淺紅廿〈二〉張  白廿張
  淺波自■張 深苅安廿張 淺苅安廿張 胡桃廿張
   右種々觀世音經廿一卷料
                  受呉原生人
又納深紅紙百十五張
  右依飯高笠目天平勝寳五年二月七日宣將奉寫■(楞)伽經之料
                   納上馬養
三月十二日納色紙九百一張
  淺縹九十九張    深縹百五十四張    白百廿九張
  蘇芳百張     深紅百一張     淺紅百張
  深胡〈桃〉百二張    淺胡桃九十六張    中胡桃廿張
十五日納色紙百八十七張
  白紙百五十張  淺紅卅七張
                   受呉原生人
(後略)

出典

『大日本古文書』12(333頁~342頁のうち335頁~339頁)(『正倉院文書』續々修37帙5)

「納仁王經紙并装■充帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寳5年(西暦753年)3月9日類收

記事

(題籤)
  (表)
  納仁王經紙
  (裏)
  並裝■充帳
五年三月九日納穀紙千百張[經并凡紙料]
  右依次官佐伯宿祢(今毛人)判官大蔵伊美吉(萬里)天平勝寳五年三月九日宣仁王經
  卅二部六十四卷奉寫料
                   納上馬養
以同日充紙一千二張[九百六十張經紙卅二張表紙料十張■紙料]受能登忍人
廿一日納丹軸六十枚
(紙継目)
五年三月十二日自紫微中臺來色紙玖佰壹<千八十八>張
  淺縹紙九十九張 深縹紙百五十四張 白紙百廿九<二百五十九>張
  蘇芳紙百張   深紅紙百一張   淺紅紙百<卅七>張
  深胡<桃>紙百二張  中胡桃紙廿張  淺胡桃紙九十六張
   右依飯高笠目天平勝寳五年三月十一日宣奉寫仁王經六十四卷之料
                  納呉原 上馬養
以同日充九百一張  受能登忍人
十三日納綺緒十丈四尺八寸又納色紙百八十七張[白紙百五十 淺蘇芳卅七]
十五日充色紙經<十部>十卷 用三百五十三張   受能登忍人
                      上馬養
廿一日充卅卷 用四百六十三張   受能登忍人
                    上馬甘   「七十張」(裏書) 

出典

『大日本古文書』12(421頁~423頁のうち422頁~423頁)(『正倉院文書』續々修9帙6)

「造東寺司紙筆墨軸等充帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶6年(西暦754)1月29日

記事

符  寫經所
  合蘇芳軸壹伯肆枚
    六十枚奉寫大原魚次 花嚴經料
    卅枚奉寫辛淨足 花嚴經料且
    十四枚奉寫古神得 法花并雜經十四卷料
      右 附呉原生人 充且如件
             天平勝寳六年正月廿九日
次官佐伯宿祢今毛人  判官大藏伊美吉「麻呂」

出典

『大日本古文書』13(1~18頁の内7~8頁)(『正倉院文書』続々修37帙7)

「敷金銀塵雜色紙用殘注文」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶5年(西暦753年)

記事

請敷金銀<塵>雜色紙用并殘數事
合参仟参伯【捌拾参張】七十九張<欠四>[九十九張表紙料 之中五十三張金塵紫紙 六張銀塵縹紙 ■張金塵縹紙 三千二百【八】七十九張見寫料]
    用三千【八】百■【九】【七】三張[二千六百【卅四】【五十三】五十三張見所寫 九十一張用表紙 八十八張破 十【四】五張空 二百九十六張進慈訓師所之中【三】卅張表紙料]
    殘【五百卅四】二百卅五張
   縹紙三百【卅】六張<二百九十六張銀塵>[■<十四>張金塵「表」(追筆)]
   金塵滅紫紙四百廿九張
   金塵靑褐紙一千八百五十七張
   【銀】※「金」塵白紙二百六張
   銀塵靑褐紙■六張
   銀塵紅紙二百十七張
   金塵深紅紙一百十五張
   金塵白橡紙■三張
   銀塵浅緑紙六張[表紙料]
   金塵【表】縹紙卅張[表紙料]
   金塵紫紙五十三張[表紙料]
   金塵色紙卅張
   銀塵浅蘇芳紙■張
(中略)
  理趣經一卷料浅蘇芳紙■張
   用廿三張[廿張見所寫 三張破]
   殘十七張
(後略)

出典

『大日本古文書』13(28~34頁)(『正倉院文書』続修31裏)

「華嚴經紙并軸宮進帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶6年(西暦754年)2月6日

記事

華嚴紙并軸宮進帳
紫微中臺牒  造東大寺司
  留本經卅卷[六十花嚴經第四帙 第五帙 第六帙 審詳師]
  寫未装經七巻
  紙七百廿一張
   打波和良紙六百卅六張
   打青褐紙■一張
   ■料金敷紫紙十五張
   ■料縹紙廿九張[就中十五張金敷]
  蘇芳軸七十枚
  繪辛櫃一合[布敷]
  白木机一前
以前 所留本經并紙軸如前 故牒
                 天平勝寶六年二月六日
                    「少疏高丘連比良麻呂」(自著) 

出典

『大日本古文書』13(45~50頁の内46頁)(『正倉院文書』続々修16帙14)

「奉寫梵網経并四分戒本料雜物帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平寶字7年(西暦763年)3月11日

記事

(前略)
六月六日納蘇芳軸七十枚[用六十枚 余十枚] 

出典

『大日本古文書』16(345~347頁)(『正倉院文書』続々修10帙14)

「奉寫四十巻経料雜物納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平寶字7年(西暦763年)7月2日

記事

雜物納帳
七年七月■巻経
合収納紙八百九十九張
   八百十張色紙[廿張縹 二百卅六張蘇芳 二百卅七張中紅 三百十九張白紙]
(中略)
   銭六百廿二文
    四百文菟(兎)毛筆十管直[管別■文]
    一百廿文墨四■(挺下同ジ)直[■別卅文]
(中略)
   右 依弓削禪師(道鏡)去六月卅日宣 可奉寫大金色孔雀王咒経一巻 仏説大金色孔雀王咒経一巻 孔雀王咒経二巻 大孔雀王咒経三巻 十一面観音世神咒経一巻 十一面神咒心経卅巻 ■羅尼集経第四第九巻并■巻経々師等淨衣并紙筆墨直 ■納如件
           七年七月二日上馬養
五日収納蘇芳〈軸〉■枚[之中十枚四分律料所請内之]

出典

『大日本古文書』16(412~414頁)(『正倉院文書』続々修10帙28)

「奉寫四十巻経紙充装■帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平寶字7年(西暦763年)7月3,4日

記事

   ■巻経
  充装■紙帳
  七年七月三日
七年七月三日下充色紙八百十二張[依弓削禪師(道鏡)去六月卅日宣 奉寫■巻経料紙 下如件]
  能登忍人
   同月三日作上三百張[白紙二百張 紅六十 蘇芳■張
   同日上三百六十張[蘇芳百八十 紅百八十張]

出典

『大日本古文書』16(415頁)(『正倉院文書』続々修10帙29)