「寫經雜物出納帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶6年(西暦754)

記事

(紙端)
紫微中臺  牒造東大寺司
合経拾部 貳伯貳拾陸卷 貳拾貳帙[納漆韓櫃一合布敷 覆壹條榻足壹前]
  花嚴経一部六十卷[六帙]
  大寳積経一部一百廿卷[十二帙]
  寳星陀羅尼経一部十卷[一帙无籤]
  楞伽阿跋多羅寳経四卷
  大乗密嚴経三卷
  入楞伽経一部十卷[一帙]  注入楞伽経一部七卷[一帙]
  菩薩善戒経一部九卷[一帙]  梵網経一部二卷
  无量壽経一卷[已上並先奉請一切経類者]
   右、依所奉請數、且領納如件、以牒、
       天平勝寳六年五月十五日従六位下行少疏兼美濃員外少目髙丘連 比 良 麻 呂
(継目)

出典

『大日本古文書』4(33頁~48頁の内39頁~40頁)(『正倉院文書』塵芥10 裏書)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756)6月21日

記事

奉為   太上天皇捨國家珎寳等入東大寺願文    皇太后御製
(中略)
獻  盧舎那佛
   御袈裟合玖領
    九條刺納樹皮色袈裟一領[碧綾裏皂絹縁]
    七條褐色紬袈裟一領[金剛智三蔵袈裟]
    七條織成樹皮色袈裟一領[紺綾裏皂綾縁]
    七條刺納樹皮色袈裟六領[二領碧綾裏皂絹縁 二領紺絹裏皂絹縁 一領紺綾裏皂綾縁 一領紺〓≪あしぎぬ≫裏綾縁]
     右、納漆皮箱三合、箱別納以碧綾〓≪巾+「僕」の旁≫袷裹三領、箱亦納有緑﨟纈
     袋「(附箋)惣納漆櫃一合着鎖」

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内122頁~123頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日

記事

    一領[白地葛形錦領縁黄糸組<「(附箋)緋〓≪あしぎぬ≫裏」> 白磨]
     一領[龜甲錦領白地錦縁<「(附箋)緋〓≪あしぎぬ≫裏」>]
     一領[緋地錦領紫地織成縁<「(附箋)緋綾裏」> 已上白磨白線組]
     四領[並〓≪糸偏+熏≫地菱形錦領縁緋〓≪あしぎぬ≫裏橡線組]
     一領[疑鳥錦領縁緋〓≪あしぎぬ≫裏 白線組]
     一領[紺<「(附箋)縹」>地錦領縁緋〓≪あしぎぬ≫裏 橡線組]
     一領[龜甲錦領緋〓≪あしぎぬ≫裏 皮縁 橡線組 已上並金漆塗 紺布袋帛裏]
      右、納第九櫃、

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内157頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日

記事

    一領[縹地錦領縁白〓≪あしぎぬ≫裏 白線縄貫]
     二領[並〓≪糸偏+熏≫地菱形錦領縁緋〓≪あしぎぬ≫裏 橡線組]
     二領[並深緋地錦領緋〓≪あしぎぬ≫裏 皂皮縁 橡線組]
     一領[緋地錦領緋〓≪あしぎぬ≫裏緋〓≪あしぎぬ≫縁白線縄]
     一領[縹地錦領緋〓≪あしぎぬ≫裏 洗皮縁 橡線組]
     二領[並龜甲錦領緋〓≪あしぎぬ≫裏 皮縁 橡線組]
     一領[龜甲錦領縁緋〓≪あしぎぬ≫裏白線縄 已上並金漆塗 紺布袋帛裏]
      右、納第十櫃、

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内157頁~158頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日

記事

   山水夾纈屏風十二疊[各六扇 髙五尺 廣一尺八寸 碧〓≪あしぎぬ≫背 染木畫帖 烏油釘 揩布袋]
     一疊[面紫目交縁背紅夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背夾纈縁紅夾纈接扇]
     一疊[面紫目交夾纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背白橡臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背紅臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背白橡臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紅臈纈縁背目交臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紅臈纈縁背滅紫臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背紅臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背夾纈紅縁臈纈接扇]

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内163頁~164頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日

記事

   菴室草木鶴夾纈屏風七疊[各六扇 髙五尺 廣一尺八寸 碧〓≪あしぎぬ≫背 染木]
     [畫帖 烏油釘 楷布袋]
     一疊[面白橡目交臈纈縁背臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背夾臈纈緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面背白橡臈纈(縁脱カ)紅臈纈接扇]
     一疊[面背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背白橡臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内164頁~165頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日

記事

「(附箋)今検[驎鹿草木十二疊 鹿草木五疊]」驎鹿草木夾纈屏風十七疊[各六扇 髙五尺 廣一尺八寸 碧〓≪あしぎぬ≫背 染木畫帖]
      [烏油釘 揩布袋]
「(附箋)鹿」 一疊[面白橡臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背白橡臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
「(附箋)鹿」 一疊[面白橡臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背目交臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
「(附箋)鹿」 一疊[面背滅紫臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面滅紫臈纈縁背紅臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
「(附箋)鹿」 一疊[面背紅臈纈縁背緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背紅臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背紅臈纈縁紅臈纈接扇]
「(附箋)鹿」 一疊[面背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背白橡臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背滅紫目交臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紅臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面雲繝綾縁<「(附箋)背」>白橡目交臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背紅臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈縁背紅臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内165頁~166頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)6月21日

記事

   鳥木石夾纈屏風九疊[各六扇 髙五尺 廣一尺八寸 碧〓≪あしぎぬ≫背 染木畫〓≪人偏+占≫<「(附箋)帖」>烏油釘]
     [揩布袋]
     一疊[面背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面滅紫目交臈纈縁背白橡目交臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面紫目交臈纈縁背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面白<「(附箋)赤」>橡臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面夾纈背目交臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面背夾纈縁紅臈纈接扇]
     一疊[面雲繝綾縁背白橡臈纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]
     一疊[面白<「(附箋)赤」>橡臈纈縁背夾纈縁緋〓≪あしぎぬ≫接扇]

出典

『大日本古文書』4(121頁~171頁の内167頁)(『正倉院御物』)

「東大寺獻物帳」(『正倉院御物』)

撰述日

天平勝寶8歳(西暦756年)7月26日

記事

 「(表題)東大寺献物帳」
献東大寺
  屏風一具十二扇[並髙四尺八寸半 廣一尺七寸半 白碧牋紙歐陽詢真跡綾縁白絹背烏漆銅葉帖角]
   [其下端八寸半無物但 漆木骨耳白<「(附箋)」>綾接扇]
  屏風一具十二扇[並髙四尺八寸廣一尺八寸半黄白碧緑等絹臨王義之緒帖書碧綾縁白紙背烏漆]
   [木<「(附箋)帖」>金銅釘葉帖角紫皮接扇其下端六寸半塗胡粉別録書傳]
  花氈陸拾床[一床舞〓≪しんにょう+竹+衣近似文字≫方一丈三尺 二床各長九尺三寸 廣四尺六寸 〓≪よんじゅう≫七床各長八尺廣四尺 七床各方四]
   [尺 三床各長四尺廣一尺四寸]
  繍線鞋捌兩
  紫糸結鞋壹兩
  緋糸刺納鞋壹兩
  銀薫爐壹合
  銀平脱梳箱壹合盛[阮咸絃四條 琴絃十四條 箏絃十三條 琵琶絃四條 五絃琵琶絃]
   [五條中絃五條 小絃五條]
  瑁瑰箸兩雙[盛黒柿筒]
  靑斑鎮石拾廷
右件、今月十七日奉   勅、献納東大寺、具如前件、
      天平勝寳八歳七月廿六日
(後略)

出典

『大日本古文書』4(177頁~179頁)(『正倉院御物』)

「東大寺寫經奉請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶9年(西暦757)1月23日

記事

廿四日奉請大乗經二部二百巻[並黄紙及表綺帯朱軸]紙帙
  納漆辛櫃一合[敷三副<袷>帛帳 又三副袷覆 乙一櫃] 居榻足机
                         使工石主
「已上以二月四日奉返如件」     上馬養

出典

『大日本古文書』13(207頁~209頁の内208頁)(『正倉院文書』続々修16帙5)

「東大寺寫經奉請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶9年(西暦757)1月23日

記事

廿六日奉請大乗經壹百八十三部壹千九十七巻[並黄紙及表朱軸綺帯]紙帙
  納漆辛櫃六合[別敷三副<袷>帛帳 乙二 丙一 丙二 丁一 皀三副袷覆一條 丁二 戊一櫃者]各居榻足机
                   使工石主
                    上馬養

出典

『大日本古文書』13(207頁~209頁の内208頁)(『正倉院文書』続々修16帙5)

「東大寺寫經奉請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶9年(西暦757)1月23日

記事

廿八日奉請大并小乗經三百六十四部六百五十四部[並黄紙及表綺緒朱軸 紙帙]
  納漆<〓≪泥+土≫>辛櫃三合[二合別敷三副帛袷帳 別居榻足机 三副袷覆二條 又足別机一前 戊二己一櫃 无名櫃]
「(異筆)返請」           使上馬養
                    勝繼人

出典

『大日本古文書』13(207頁~209頁の内209頁)(『正倉院文書』続々修16帙5)

「東大寺寫經奉請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶9年(西暦757)1月23日

記事

廿四日奉請大乗經二部二百巻[並黄紙及表綺帯朱軸]紙帙「(異筆)返請」
  納漆辛櫃一合[敷三副袷帛帳 又三副袷覆] 乙一櫃者 居榻足机
      「(自署)上坐尼敬稱」 「(自署)都維那尼善第」
「(自署)已上以二月四日奉返如件 検納」「(自署)上坐尼敬稱」「(自署)寺主尼善光」

出典

『大日本古文書』13(210頁~212頁の内210頁)(『正倉院文書』続々修16帙5)

「東大寺寫經奉請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶9年(西暦757)1月23日

記事

廿六日奉請大乗經一百八十三部一千九十七巻[並黄紙及表綺帯朱軸 紙帙]
   納漆〓≪泥+土≫辛櫃六合[別敷三副袷帛帳 三副袷覆一条 乙二 丙一 丙二 丁二 代(戊)一櫃者]
  別居漆〓≪泥+土≫榻足机
                  「(自署)上坐尼敬稱」
                  「(自署)都維那尼善第」

出典

『大日本古文書』13(210頁~212頁の内210頁~211頁)(『正倉院文書』続々修16帙5)

「東大寺寫經奉請帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平勝寶9年(西暦757)1月23日

記事

廿八日奉請大小乗經三百六十四部六百五十四部[並黄紙及表綺緒朱軸 並紙帙]
  納漆〓≪泥+土≫辛櫃三合[二合戊二己一別敷三副帛帳各居榻足机 一合无名又<袷>覆二條三副足別机一前]
「(追筆)以二月四日奉返注經四部八十六巻   上坐尼「(自署)敬稱」 
            勘納都維那尼     寺主尼「(自署)善光」  
             「(自署)寺主尼善光」都維那尼「(自署)善第」
             「(自署)上坐尼敬稱」

出典

『大日本古文書』13(210頁~212頁の内210頁~211頁)(『正倉院文書』続々修16帙5)