木芙蓉

「造佛所作物帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平6年(西暦734年)5月1日付

記事

竹帙〓≪よんじゅう≫枚
 筆八十二箇
 墨三十七廷
造紙号一万二百十八張
 八千一百〓≪よんじゅう≫一張[胡桃染]
 千四百十八張[比佐宜染]
 三百六十張[垣津幡染]
 二百五十七張[木芙蓉染]
 〓≪よんじゅう≫二張[蓮葉染]
用搗紙麻二百三十五斤五両
(後略)

出典

『大日本古文書』1(553~560頁の内553頁~554頁)(『正倉院文書』続修32)

「造佛所作物帳」(『正倉院文書』)

撰述日

天平6年(西暦734年)5月1日付

記事

(前略)
    賃銭四百文[車別八十文]
   瓷坏燃料薪橡三百七十四村[自山口運]
    賃銭一貫四百七十四文[車別廿二文]
   金鼓碁石一箇[自吉野遠河之山作運、単功合一百六十六人]
    庸銭一貫九百〓≪よんじゅう≫八文[石工九十六人、各十三文、運丁五日功七十人、各十文、]
  桐五十二枚[大倭國卅四枚 山背國七枚 河内國八枚 岡田園三枚]
    置并採運庸銭二貫一百九十二文
   桐花形七十八枚[自吉野山作運、単功〓≪よんじゅう≫三人、駄八匹、]
    庸銭四百六十五文[十一人各十五文 十二人各十文
                           ]
   買椿灰八十五斛二斗[七十三斛九斗、ゝ別四文、十一斛三斗、ゝ別三文、]            
    置銭三貫二百九十五文
   採木芙蓉胡桃皮楸葉等人功置運車駄賃料銭一貫七百廿八文
   買麦縄六百卅了[三百了、以十五了充十文、三百卅了、以十一了充十文]
             
(後略)

出典

  『大日本古文書』1(551頁~581頁の内557頁~558頁)(『正倉院文書』續修32)