神護景雲4年(西暦770)5月20日
二月
卅日下呉桃染汗〓≪衣偏+久≫一領 褌一腰 〓≪衣偏+末≫一両
右死経師髙向子祖
少鎮大法師 案主上
別當大判官美努連
法師
『大日本古文書』6(6頁~20頁の内19頁)(『正倉院文書』續修後集18)
神護景雲4年(西暦770)5月20日
三月
二日下呉桃染三領 褌三腰 〓≪衣偏+末≫三両
右死経師土師守山丈部新成錦部人成等料
少鎮大法師 案主上
別當大判官美努連
法師
『大日本古文書』6(6頁~20頁の内19頁)(『正倉院文書』續修後集18)
寶龜2年(西暦771年)3月30日
(前略)
〓≪あしぎぬ≫六十一匹五尺
〓≪よんじゅう≫匹呉桃染東〓≪あしぎぬ≫[二月廿三日請]
廿一匹五尺凡〓≪あしぎぬ≫[十八匹二丈五尺正月十二日請 二匹四丈二月廿三日請]
用盡
十七匹別當僧二人校経僧十人并十二人袍袴料
一匹二丈五尺案主一人袍袴料
廿匹経師廿人被廿領料[領別一匹]
十四匹四丈経師〓≪よんじゅう≫人汗〓≪衣偏+久≫〓≪よんじゅう≫領料[領別二丈二尺]
八匹経師〓≪よんじゅう≫人褌〓≪よんじゅう≫腰料[腰別一丈二尺]
糸一〓≪糸偏+匂≫五兩[一〓≪糸偏+匂≫二月廿三日請 五〓≪糸偏+匂≫(兩カ)三月十三日請]
用盡経師等浄衣縫料
(後略)
『大日本古文書』6(135頁~160頁の内136頁~137頁)(『正倉院文書』續修後集44)
寶龜3年(西暦772年)3月30日付
(前略)
被〓≪よんじゅう≫九領
四領經所殘[三領呉桃染 一領帛]
〓≪よんじゅう≫五領請政所[十四領緑 廿領帛 十一領細布]
十領正月廿四日請
卅五領二月中請
十一領十六日 廿四領廿四日
用盡
經師卅八人校生六人装〓≪さんずい+黄≫五人并〓≪よんじゅう≫九人料[人別一領]
(中略)
菟毛筆八十五管[買]
用盡奉寫二部之一切經且用料
麁毛筆廿管[買]
用盡堺料充装〓≪さんずい+黄≫等
墨十廷[先殘]
用盡奉寫二部一切經料
(中略)
菁子二枝
用盡
經師等宿所料
黒葛一了[三月十二日請]
用盡
經師等宿所固料
刀子四柄[三月廿三日請]
用盡
充装〓≪さんずい+黄≫等
(後略)
『大日本古文書』6(291頁~307頁の内297頁~307頁)(『正倉院文書』續修別集13)
天平寶字8年(西暦764年)~寶亀8年(西暦777年)6月4日
(前略)
十一月
□七日下帛汗衫陸領[反五領【未一領[知]】 合袍壹領[白橡﨟纈緑裏]
■《巾偏+業》子[呉桃染 反] 綿袴奴貳具[緋裏 反]
勅吐巾貳条[緋於帛裏 反] 鈴参口[反(マヽ) 布襪拾漆具
■《かわへん+吉》■《かわへん+莫》帯拾伍条[大一条 小十四条之中赤皮二条 反十四條 【未反小赤皮壹條知】]
右 借充中鎮所 付僧勝行師
造寺司主典雄橋公「石正」
案主建部廣足 倉人呉服「息人」
(満殖筆)「中鎮 目代僧満殖」「勝行」
(異筆)上件未返帛汗衫一〈壹〉領 小赤皮帯一〈壹〉条 知 史生秦盆倉 倉人呉服「息人」
(後略)
『大日本古文書』16(566~593頁のうち568頁)(『正倉院文書』続々修44帙9)
天平寶字8年(西暦764年)~寶亀8年(西暦777年)6月4日
(前略)
七月
十三日下□□
□□□貳拾□□□□□□横笛□枝[付廣 前]
革帯貳拾條[□□□□之中八条□ 十条小帯各牛角銭形]
百子一牒 白盤一口 鈴三日 太刀四隻[二隻小木 二隻大■]
□納呉桃染袋牟子二具 疊笠二頭
靴□□□ □□□ 鼓□□
□□□□
□□□□□四具 絵櫃□合□
右 為用十五日會 下充如件 付□□□万呂[魚主 廣前]
史生六人部炭(マヽ)
倉人呉服「息人」
本□(三カ)綱 大少(マヽ)都那「聞崇」
(後略)
『大日本古文書』16(566~593頁のうち579~580頁)(『正倉院文書』続々修44帙9)
天平寶字8年(西暦764年)~寶亀8年(西暦777年)6月4日
(前略)
八月
□□日下□□[□□紫綾五領 入同色生合(マヽ)□ □□■《あしぎぬ》合六領 緋生■《あしぎぬ》合□]
[緋□□六具 白衫合纈四領〔之中二紫綾袖繼〕半臂参拾■《「西」の下に「女」の下に+「月」》[緋地錦身 十三■《「西」の下に「女」の下に+「月」》]
白地錦身五■《「西」の下に「女」の下に+「月」》 縹地両面身一■《「西」の下に「女」の下に+「月」》 呉桃染□(地カ)両面身一■《「西」の下に「女」の下に+「月」》
緑地錦身二■《「西」の下に「女」の下に+「月」》 浅緑地錦一■《「西」の下に「女」の下に+「月」》 緑地鹿形両面身□■《「西」の下に「女」の下に+「月」》
白綾縫物地一■《「西」の下に「女」の下に+「月」》 黄地両面身一■《「西」の下に「女」の下に+「月」》
縹地両面□□ □□地錦身一■《「西」の下に「女」の下に+「月」》 帛〈合〉□貳拾伍
□□□□□革帯貳拾□□
□□貳面各□□■《巾偏+「蝶」の旁》笠貳口■《巾偏+「蝶」の旁》子□口[梨大〔金口〕之中一条在牒世布]
皷伍面[大二 小三] 懸緒伍条 白子壹■《巾偏+「蝶」の旁》
白盤壹口 作頭壹口 靴拾両[各在□□ 又花帯一条]
横笛壹□(枝) □筝壹面 琵□(琶)壹面[紫檀]
□□□□□両 布襪□□
黒□(漆)辛櫃壹合
右 以月二日 自隅寺奉請仏 粟津寺供奉料下充 〈付〉僧勝行 文廣前 魚主 小菅万呂 野長
又下小幡捌■《方偏+「流」の旁》[付春日安万呂]
主典建部廣足 倉人呉服「息人」
本三綱少都維那僧「聞崇」
(後略)
『大日本古文書』16(566~593頁のうち580~581頁)(『正倉院文書』続々修44帙9)