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宝徳2 145012A29 薬師寺吉祥天画像裏書
宝徳二年〈庚午〉十二月二十九日修覆之。奉行少学／頭澄英［年四十二／常光院］代物五百文為之
宝徳3 145107A06 画記
東山建仁寺什物画記…／同三幅対〈中観音左黄龍呂洞／賓右薬山李皐〉 能阿弥／右箱之蓋有記曰此三幅円通大士像月壺筆意／薬山李■黄龍呂洞賓牧溪筆意依澄頴都聞所／望奉図画者也願令為未来永々常住而已真能／阿弥／御衣絹之北絹一端同又半金紗正等宝徳三年／辛未七夕前一日仍備上覧之
宝徳3 145108A 本朝画史
益継…有十二支獣作人間之事業図、誠為戯画也、画後曰、宝徳三年八月日益継筆
宝徳3 145110A13 康富記
今日仁和寺、本願寺〈律院〉、相伝之法然上人自筆之往生之絵被持参仙洞、有叡覧、又持参内裏
宝徳3 145110A14 尋尊大僧正記
自小塔院火元興寺金堂悉以炎上了、…依余炎当坊禅定院炎上了、弥勒御堂并西門三者相残者也、就中極楽坊之智光法師之西方万■羅於禅定院焼亡了、…火事号徳政土民蜂起故也
宝徳3 145110A14 康富記
後聞、是日南都元興寺金堂〈弥勒〉、炎上〈寺中残所／在之云々、〉余煙及大乗院御門跡、院家内炎上云々。
宝徳3 145110A14 大乗院日記目録
依土民蜂起小塔院坊・堂塔悉以炎上、其火元興寺金堂焼之、依余炎禅定院廻禄所残弥勒御堂・西門三也、大乗院得業遷住成就院畢、智光法師西方万■ラ於禅定院焼失了
宝徳3 145112A08 経覚私要鈔
三蔵絵自松林院召寄了、依預置也
宝徳3 145112A17 経覚私要鈔
三蔵絵一合〈十二巻〉、貞兼僧正所へ預遣了
宝徳3 145112A30 康富記
今夜四条道場焼亡〈本堂并寮等悉以焼失〉
享徳1 145206A06 臥雲日件録
愚極今月六日入滅
享徳1 145206A06 古画備考
愚極礼才和尚、…宝徳四年六月六日化、寿垂九十、
享徳1 145206A06 蔗軒日録
文明十六・六・六 赴一乗寺斎請、蓋愚極［礼才］和尚■三年忌也
享徳2 145308A02 如是院年代記
紫野大徳寺火。
享徳2 145308A04 康富記
今夜紫野大徳寺炎上矣、寺中皆焼亡、塔頭残云々
享徳3 1454 古画備考（周文の項）
周文画秋江落雁図〈紙本真跡、在黒田侯〉／霜葉欲零南雁飛、不堪斯道日陵遅、一身帰去渡頭笠、預被新図写我姿（「秋江暮景図」藤田美術館と同文）／甲戌歳夏之仲、江山寓意一篇、 漁菴〈宗玩〉
享徳3 145401A09 善隣国宝記
享徳三年 大明書／皇帝勅諭日本国王源義成惟王聡明賢達敬／天事大以福一国之人良用爾嘉朕恭承／天命嗣登大宝主宰華夷王又差正副使允澎等／齎捧表文并以方物来貢 見王之勤誠茲因／使回特令齎勅諭王并賜王及妃銀両綵幣／王共体朕至懐故諭／景恭五年正月初九日
享徳3 145406A14 尋尊大僧正記
予禅定院ニ移住了
享徳3 145406A14 大乗院日記目録
禅定院遷住、自成就院也
康正1 145504A07 康富記
招引之間、向浄南院、大和国長谷寺縁起絵三巻、自或方、可点進之由被仰之間、為談合所招引也云々
康正2 145604A11 基恒日記
造 内裏〈土御門／殿〉、立柱上棟、…同日、高倉御所、常御所、立柱上棟
康正2 145604A11 大乗院日記目録
土御門殿・紫震［宸］殿立柱上棟
康正2 145607A20 興福寺略年代記
七月（廿）日土御門内裏ニ遷幸。
康正2 145607A20 皇年代略記
康正一四十一内裏紫宸殿立柱上棟。同七廿日遷幸土御門殿。
康正2 145607A20 尋尊大僧正記
遷幸土御門新内裏
康正2 145607A20 大乗院日記目録
土御門殿遷幸
康正2 145607A20 如是院年代記
落成内裡。
康正2 145608A29 尋尊大僧正記
廿九日後崇光院崩御云々
康正2 145608A29 大乗院日記目録
伏見法皇崩、号後崇光院殿
長禄1 145702A 唐招提寺行基菩薩画像紙背墨書銘
康正三年〈丁丑〉二月 日重奉修補之年預晃渕
長禄1 145703A12 尋尊大僧正記
玄奘三藏絵披見了、…此絵書手事或住吉法眼或大タクマノ法眼云々、両説ナリ、去享徳年中依勅定此絵大内ニ進上了、主上橘以量ヲ被召被仰云、此絵十二巻之内上六巻・下六巻筆師相替了、可拝見之由被仰出、誠令相違云々、是希代ノ仰也、以量ハ絵書也、然者彼絵所両人シテ書之歟
長禄1 145705A02 扶桑五山記
五十九、子鞏禾上、諱全固、…〈康正三丁丑五月二／日寂、寿六十五〉
長禄1 145706A04 尋尊大僧正記
■勝万■羅御衣絹代三貫文、絵所重有法眼ニ下行
長禄1 145706A08 尋尊大僧正記
■勝万■羅図絵於金堂前供養之
長禄1 145706A12 尋尊大僧正記
当院大御堂修理加之、当方沙汰也
長禄2 145801A14 尋尊大僧正記
七仏薬師図絵事、吐田重有法眼ニ仰付了、
長禄2 145801U26 蔭涼軒日録
八景御障子賛詩之人数。以書立可申之由被仰出。即書立竺雲和尚。雲章和尚。春林和尚。瑞岩和尚。東岳和尚。存耕和尚。瑞溪和尚。東沼和尚伺之。賛詩可申之由被仰出也。
長禄2 145802A03 興福寺略年代記
二月三日鞍馬寺炎上
長禄2 145802A11 蔭涼軒日録
八景御障子詩献之。
長禄2 145802A13 大乗院日記目録
鞍馬寺炎上
長禄2 145802A13 尋尊大僧正記
鞍馬寺炎上云々
長禄2 145802A24 蔭涼軒日録
蔭涼庭頭可被栽葉樹之由被仰出也。善阿承尊命而来也。
長禄2 145802A28 蔭涼軒日録
当軒御庭嘉樹栽培成也。蓋阿奉之。
長禄2 145803A07 尋尊大僧正記
招提寺ノ湯屋坊賢如房ヨリ、鑒真和尚絵五巻并東征伝進之、被見了
長禄2 145803A09 尋尊大僧正記
依龍光院所望三蔵絵開之了
長禄2 145803A17 尋尊大僧正記
七仏薬師図絵、仍極楽坊尊林房ニ遣之テ供養
長禄2 145803A27 尋尊大僧正記
去月四日柚留木方ヨリ申下、室町殿御新造之御用二間槻押板〈七尺間定、ヒロサ一尺八寸、〉可尋進云々
長禄2 145803A29 尋尊大僧正記
自京都被仰出押板事、内山仏光院ニ令所望、今日到来了
長禄2 145804A19 尋尊大僧正記
自龍光院鋤〈一〉、阿弥■三体〈安作也〉、昨日送給了
長禄2 145806A27 宗恵大照禅師行状
師一日病床染筆書偈云。喝。末後一喝。具眼者弁取。連喝両喝。輙擲筆坐化。于時長禄二年六月廿七日也。閲世八十三。僧臘六十一。
長禄2 145807A17 蔭涼軒日録
能阿弥。依二十四孝之絵来而有評義也。
長禄2 145810A05 北野社家日記
次就 御成御座之間荘厳之事、如先々宗匠能阿〈法師〉被仰談之了、
長禄2 145811A10 蔭涼軒日録
来十五日祥雲院御成。可有御引之由被仰出也。蓋御所新造之小庭。被引水之故如此也。
長禄2 145811A12 蔭涼軒日録
来十五日。祥雲院御成。被成廿日。但新造御泉水被引水之謂也。南燭可献之由以千秋被仰出也。
長禄2 145812A05 蔭涼軒日録
可被移御所〈【傍】此二字／衍字カ〉于室町御所也。今晨辰刻始御覧其地。
長禄2 145812A05 尋尊大僧正記
今日上御所御作事始也。
長禄3 1459 公卿補任
花亭立柱上棟。
長禄3 145901A05 大乗院日記目録
室町殿事始、烏丸御所被引之、
長禄3 145901A14 尋尊大僧正記
薬師呪八万四千反今日結願之了、并薬師図絵事、絵所重有法眼ニ仰付了
長禄3 145901A22 扶桑五山記
百□［廿］九、雪心、諱等柏、…〈長禄三己卯正月廿／ニ日寂、寿七十〉
長禄3 145901A22 扶桑五山記
六十三、雪心禾上、諱等柏、…〈長禄三己卯正月廿ニ日寂、寿七十〉
長禄3 145902A07 尋尊大僧正記
持仏堂本尊薬師・地藏・観音・文殊事可造立之由、仏所ニ仰了
長禄3 145902A20 尋尊大僧正記
明日室町殿柱立并上棟云々
長禄3 145902A21 尋尊大僧正記
薬師図絵出来、於極楽坊奉供養
長禄3 145902A22 蔭涼軒日録
上御所立柱。上棟。参賀之御礼。御相伴諸老被参。
長禄3 145903A05 尋尊大僧正記
当社験記絵廿巻事、以東北院書状社家師淳ニ仰テ召寄之拝見了
長禄3 145903A18 尋尊大僧正記
持仏堂之四天王修理昨日出来之間、今日塗師方ニ遣之了
長禄3 145904A09 尋尊大僧正記
越［超］昇寺ノ坊自焼云々
長禄3 145904A18 蔭涼軒日録
観音殿被移于上御所。
長禄3 145905A15 蔭涼軒日録
御新造南面東床。額字可被付進之由。於院主瑞溪和尚被仰出也。
長禄3 145905A17 蔭涼軒日録
院主瑞溪和尚。被献額名之書立折帋。其十名之内。以濯月被用。雖然改濯作洗則可為可。
長禄3 145908A07 尋尊大僧正記
高間仏師弁才天女進之、返報紙五束給之了
長禄3 145908A19 臥雲日件録
前尅知足九淵開座上花鳥双屏示之。皆大明諸賢賛也。
長禄3 145909A10 尋尊大僧正記
卯剋ヨリ大風、当院破損、…大安寺金堂ノ廻廊〈東西〉吹タヲシ了
長禄3 145909A25 尋尊大僧正記
室生寺僧堂・クリ・愛染院・不動院・護摩堂以下去十七日炎上云々
長禄3 145911A09 古画備考（土佐広周の項）
丹州大芋庄、泉州神谷、江州金勝寺定光坊跡者、皆絵所料也／義政公御袖判／御花押／近江国金勝寺定光坊跡事、為料所預土佐弾正忠広周者也、早守先例、可致沙汰之状如件／長禄三年十一月九日
長禄3 145911A16 蔭涼軒日録
今日亥刻。自細川右馬頭殿御移徒上御所也。
長禄3 145911A16 大乗院日記目録
室町殿御遷住〈普光院殿御所室町殿先年被引烏丸、今度又／−自烏丸如元被遷之了、少々御所造在之云々、〉
寛正1 146002A05 蔭涼軒日録
今日申刻御会所上棟。
寛正1 146003A04 経覚私要鈔
東南院ニ令借用東大寺縁起并験記詞、先返遣了、
寛正1 146004A28 蔭涼軒日録
御泉殿之事。始今晨俗方御礼。
寛正1 146005A29 尋尊大僧正記
椿井仏所申入東金堂四天王修理事、学侶之儀不可有子細、仍明日ヨリ可召加之 旨申入之、珍重也、高間・椿井両人沙汰也、依為大仏師、椿井ハ毎事寺門之儀不可見所之由、立申入故也
寛正1 146007A02 尋尊大僧正記
東金堂仏修理事、絵所重有法眼ニ申付之云々
寛正1 146007A02 尋尊大僧正記
長谷寺縁起絵三巻安位寺殿ニ進之了、自禁裏被仰出云々
寛正1 146007A03 尋尊大僧正記
絵所参ス、東金堂本尊修理ニ座衆指合之間、彼修理以後、持仏堂事可致其沙汰云々
寛正1 146007A18 興福寺維摩居士像台座天板内面墨書銘
惣座一乗院方／長禄四年〈庚辰〉七月十八日／東金堂浄名四天／内多門天十二神之内／戌□綵色沙汰畢。絵所人数七人／一臈因幡法眼尊恵…
寛正1 146007A26 碧山日録
二十六日庚子、…余熟視春公之所儲柏子庭菖蒲之図、筆法洒脱失之精緻、是日、借正宗之所蔵図絵宝鑑観之、其記日、僧明雪窓画蘭、柏子庭画枯木石菖蒲、止可施之僧房、不足為文房清玩、興余之先視之諍之之意其 論不一差也
寛正1 146008A07 尋尊大僧正記？？
東金堂本尊共今度修理分八千疋計入之由、了乗申入之
寛正1 146008A16 尋尊大僧正記
東金堂之塔南向ノ尺迦三尊被塗之、於唐院テ三座ノ塗師〈一乗院座新本、／大乗院座〉召仰之、毎日結番云々
寛正1 146008A28 尋尊大僧正記
東金堂御塔本尊色取事、吐田絵所与芝絵所相論之
寛正1 146009U19 尋尊大僧正記
自日野大納言方、以使者松浪九郎左衛門令申、為室町殿泉殿、古押板相尋可進上云々
寛正1 146009U20 尋尊大僧正記
京都大工ニ相副使者、諸院家・諸坊検知之、…伝法院・常善院之杉障子可被召之云々
寛正1 146012A03 尋尊大僧正記
今夜矢田寺炎上、於地藏堂者無為云々、
寛正1 146012A05 蔭涼軒日録
今日戌刻御成。殿御移徒之事有之。
寛正1 146012A06 蔭涼軒日録
依御泉殿之参賀而今晨又不致披露而退参也。
寛正1 146012A07 蔭涼軒日録
御泉殿詩之賛。書立器用十二員可申之由。以結城勘解由左衛門被仰出也。
寛正1 146012A09 尋尊大僧正記
然之間今夜安位寺殿御上洛、御舟云々、馬絵三帖令借用進入了
寛正1 146012A12 蔭涼軒日録
御泉殿賛詩之人数伺之。等持院竺雲和尚。興徳寺春林和尚。宝渚庵雲章和尚。鹿苑院東岳和尚。正即庵存耕和尚。寿徳院瑞溪和尚。栖芳軒東沼和尚。林光院春溪和尚。崇寿院龍崗和尚。雲門庵大圭和尚。霊泉院九淵和尚。常喜庵華蕚和尚伺之此衆賛詩之事可申之由被仰出也。
寛正2 146101A23 尋尊大僧正記
昨日持仏堂本尊地藏■造改進之
寛正2 146101A24 尋尊大僧正記
太子伝絵自京都召下之
寛正2 146101A25 尋尊大僧正記
持仏堂本尊文・観二体、仰富士山春賀丸可作進之由仰了、昨日仰之了
寛正2 146103A16 蔭涼軒日録
真如寺依炎上之事正脉院崇■西堂。再住之事。書立之。大館兵庫殿白之。仍今月五日炎上之事披露之。
寛正2 146104A08 尋尊大僧正記
持仏堂本尊之内観音一体、布［富］士山春賀造立之
寛正2 146104A23 尋尊大僧正記
為三蔵会本尊可図絵御影之由、仰付重有法眼了
寛正2 146106A13 蔭涼軒日録
奉報南禅寺方丈御成之事并仏殿奉安置本尊以後始御成有之。
寛正2 146112A04 尋尊大僧正記
河原善阿ミ来、当院木共検知、柘榴一本、柏真一本可進云々
寛正3 146201A02 臥雲日件録
東沼周厳示寂／…関東沼示寂賜曰、今月二日暁也、
寛正3 146201A29 尋尊大僧正記
予当年太一定分祈祷薬師図絵供養、絵所松南院因幡公ニ仰付了
寛正3 146202A04 尋尊大僧正記
薬師図絵出来、延供養了、絵所松坊代百疋、
寛正3 146202A05 蔭涼軒日録
鹿苑院龍崗和尚。当院入院。
寛正3 146202A09 蔭涼軒日録
直御成于高倉御所。被始御泉水之普請也。
寛正3 146203A14 蔭涼軒日録
松泉軒御成。…又於四間被御覧小栗八景絵。…小栗出家為僧。法名曰宗湛也。
寛正3 146203A28 尋尊大僧正記
昨夜南都元興寺二王〈西〉、焼亡
寛正3 146204A02 尋尊大僧正記
今日法花寺供養、…依雨下延引云々、
寛正3 146204A03 尋尊大僧正記
今日塔供養在之、
寛正3 146204A05 蔭涼軒日録
金山天寧寺御祈祷寺并安堵御判。…可被成御判也。
寛正3 146204A08 蔭涼軒日録
能阿弥子周健喝食掛塔之事伺之。即命于方丈也。
寛正3 146204A11 尋尊大僧正記
中院郷ニ元興寺之古釜在之、堀出為吉祥堂修理成代銭云々、郷民等所行也、四五十人シテ引出了、元興寺竃殿釜歟云々、
寛正3 146206A09 蔭涼軒日録
高倉御所泉水成。今晨始被引水也。
寛正3 146206A21 蔭涼軒日録
宗湛自今日於当軒画高倉御所障子也
寛正3 146207A05 大乗院日記目録
元興寺金堂立柱上棟
寛正3 146207A05 尋尊大僧正記
元興寺金堂立柱上棟今日未時之由大工注進之。
寛正3 146207A19 蔭涼軒日録
讃岐国根香寺勧進帳。御判之事。…此寺太平年中建立之在所之天人以■絲織浄土曼陀羅。尤奇異之物也。為奉懸于御目賜之。
寛正3 146207A21 蔭涼軒日録
讃岐国根香寺浄土曼陀羅。奉懸于御目。尤為奇也。
寛正3 146207A25 尋尊大僧正記
去廿二日吐田重有〈筑前法／眼絵所〉他界了
寛正3 146209A25 蔭涼軒日録
攬秀之額。小削字之面上。而以杉原奉懸于御目。即彩色之事。被仰付于土蔵也。
寛正3 146209A28 蔭涼軒日録
■玉之額重鐫而献之。尤為可有彩色之由。被仰付也。画師土蔵承之。
寛正3 146211A22 尋尊大僧正記
銅細工座者二人自今日召仕之、為仏壇等金物也、
寛正4 146301A06 尋尊大僧正記
御堂十一面観音自今日奉修理之、絵所春松丸参仕了、仏師下行且五百疋給之了
寛正4 146301A06 扶桑五山記
一百、春林禾上、諱周藤、…〈癸未正月六日寂〉
寛正4 146301A06 扶桑五山記
四十三、春林禾上、諱周藤、…〈寛正四癸未正月六日寂〉
寛正4 146301A09 臥雲日件録抜尤
智隨剃髪之次、及春林示寂之事、
寛正4 146301A13 尋尊大僧正記
十一面観音修理事、椿井舜覚自今日沙汰之
寛正4 146302A06 蔭涼軒日録
有画師宗湛僧。就于愚老。索菴号。仍名曰自牧。
寛正4 146302A25 蔭涼軒日録
鹿苑院殿御代。江湖尊宿并公家和漢御会屏風。雲頂院曾有之。有記録否之事。以春阿被尋下。無記録之由披露之。尚可相尋之由申之。
寛正4 146302A25 臥雲日件録
又聞図遊覧之形為屏風。在雲頂院実否云々。屏風曾有之。然大変時失之。
寛正4 146302A30 尋尊大僧正記
椿井仏師春慶〈舜覚房〉、叙法橋了、予申沙汰、口宣今日給之了
寛正4 146303A28 蔭涼軒日録
画師宗湛上坐受上意。雖云何処。可作画之由被仰出也。俸禄如周文上坐所受。自当院并常住。可御免許之由。被仰出也。但以春阿重可伺之旨披露之。即御領掌也。
寛正4 146304A15 蔭涼軒日録
天王寺太子供養。択今日。
寛正4 146304A15 大乗院日記目録
天王寺太子堂供養
寛正4 146305A19 尋尊大僧正記
子守社昨日至ニ一社召寄之、為新宮也
寛正4 146305A20 ？
子守社上棟并遷宮昨夜在之云々
寛正4 146306A15 蔭涼軒日録
雲沢軒障子図画之事。可命于宗湛之事。被仰出也。
寛正4 146306U12 蔭涼軒日録
当院平家屏風為御覧被召寄也。
寛正4 146307A08 蔭涼軒日録
雲頂院昭堂後門壁画観音并羅漢。今晨安置之。画師鹿野性玄。
寛正4 146307U 李朝実録
閏七月庚辰 源教直使者霊彩画白衣観音以進伝曰世子書筵依 文宗朝居士賓客進講日則台諌入参
寛正4 146309A23 蔭涼軒日録
高倉之旧殿。可被寄于諸寺院之記録。以伊勢守奉懸于御目也。被寄于勝智院以後。有其余殿則。可被寄于侘之由。被仰出也。以高倉御所被成寺。則為願望之由。頻々平日逍遥被仰也。然則致披露。而可達彼素意之趣。堀河殿局召愚老兼洪蔵主。懇々被申之。仍今晨語于伊勢守云々。曰。于今此説尤遅晩也。以彼殿宇。移于持地院。而被成追修之塲。是不違于素望之由申之。故愚老閣之。愚老且不聞此説也。
寛正4 146310A14 蔭涼軒日録
勝智院殿御位牌。可着金泥之由。以春阿被仰出。仍召画師土蔵命之。
寛正4 146311A16 尋尊大僧正記
当院大里［黒カ］奉新造、長七寸、仏師椿井春慶法橋、…於極楽坊成供養了、
寛正4 146312A08 蔭涼軒日録
播磨国書写山講堂造営勧進奉加帳。御判被遊也。
寛正5 1464* 竹居西遊集
寄揚知客 ＜并序＞／揚雲谷。･･･児童走卒咸知西周有揚知客。予偶以事届此間。一日扣其蝸房。頗説前十年握手者。不能無故人之意。仍揮毫。
寛正5 1464* 竹居清事
跋如拙画後／雲谷名等揚。･･･而以越江之文公為師。文乃以如拙為師焉。拙之於雲谷也。三世之祖也。･･･可謂二妙併帰於雲谷之屋裏。
寛正5 146402A05,07,10 多田須河原申楽記
於糺河原。勧進申楽観世大夫。＜歳三十六。＞勧進聖青松院善盛法印。＜歳九十八。＞鞍馬寺勧進聖也。／于時寛正五年＜甲申＞卯月五日七日十日。
寛正5 146403A16 蔭涼軒日録
今日午時御泉西之御座移徒。
寛正5 146404A05 大乗院日記目録
四月五日・七日・十日、多田簀河原勧進猿楽在之
寛正5 146404A15 蔭涼軒日録
河原勧進。申楽。観世。
寛正5 146404A23 尋尊大僧正記
今夜不退寺炎上了
寛正5 146404A23 尋尊大僧正記
今夜不退寺炎上了、
寛正5 146406A09 尋尊大僧正記
去六日より仙洞御作事始云々、来十六日ニ伏見殿＜当今御弟＞、御移住高倉御所＜勝智院殿御所也＞、云々
寛正5 146407A19 蔭涼軒日録
被求于大唐之諸器其模様図而被渡于両居座妙僧都聞并紹本都寺及能副寺也。但千阿奉之。
寛正5 146407A29 尋尊大僧正記
長谷寺縁起自京都被返下、及両三年被召置之了
寛正5 146408A01 尋尊大僧正記
索餅一折・筒一自長谷寺進之、縁起絵次ニ遣之了
寛正6 1465 竹居西遊集 竹居西遊集序
･･･■之以文名鳴世者。四十年矣。寛正甲申冬。以細川氏右京兆源君之寵命。奉使関西。其途中著述。若干篇。悉以編集。端月下浣。葵斎野釈龍■撰。
寛正6 146503A15 蔭涼軒日録
改高倉作今出川殿也。
寛正6 146504A25 蔭涼軒日録
就仏心寺十方院之事。檀那土岐方難渋。仍自院主龍崗和尚懇々以証状被申之。仍悉披露之。以布施下野守并飯尾左衛門大夫。可説破千土岐方之由被仰出。
寛正6 146506A02 親元日記
明日御一献ニ為御進上御盃台＜絵様能阿＞事自先日被仰付親元調進之二星堀川百首公実詠／ みな月に岩もる水をむすはすは扇の風を忘ましやハ／此歌心也土佐弾正画之下地ﾊ番匠ﾆ申付焉
寛正6 146506A15 親元日記
栂尾客坊光臨巻絵＜明恵上人行成記＞三巻持参也、被預置之
寛正6 146506A21 尋尊大僧正記
梅［栂］尾明恵上人絵字松林院借給之、自京都到来云々、本ﾊ龍花院宝月坊英光絵也云々
寛正6 146508A15 尋尊大僧正記
兵部自今日九間絵書之
寛正6 146509A03 尋尊大僧正記
昨日河原善阿ミ下向、今日より脇一人参申、庭始之、自余一乗院ニ候云々
寛正6 146509A03 尋尊大僧正記
昨日河原善阿ミ下向、今日より脇一人参申、庭始之、
寛正6 146509A12 尋尊大僧正記
河原善阿ミ上洛、千疋給之、
寛正6 146509A24 蔭涼軒日録
披露今日御巡礼於大仏殿。･･･御巡礼以後。戒壇院御受戒。又於西室御成＜云々＞。開東大寺宝物被御覧也。
寛正6 146510A10 蔭涼軒日録
来十七日石山御参詣。御宿坊即岩坊成。御座敷障子画。可借宗湛手之由。飯尾左衛門大夫申之。即参殿中。以伊勢七郎右衛門尉伺之。御免許之由。被仰出也。即召宗湛命之。
寛正6 146510A26 尋尊大僧正記
権少僧都泰承叙法印廿三日宣下、絵師長有＜筑前公＞、叙法橋同日宣下
寛正5 146512A20 斎藤親基日記
同夜自伊勢守許還御已後。大徳寺。勝定院等炎上。
文正1 1466**12 見聞雑記
同十二日＜寅刻＞祇薗ﾉ社炎上了。
文正1 146601A16 尋尊大僧正記
椿井仏所法橋■沙門一体造進上
文正1 146601A18 蔭涼軒日録
仙洞御庭御亭之額。可鑿之由。以結城下野守被仰出。即＜■一本無即字＞命之。板二枚有之。
文正1 146601A18 蔭涼軒日録
仙洞御庭遊仙橋額字。命工可鑿之由。結城下野守奉之。仍召工師与次郎也。
文正1 146601A25 蔭涼軒日録
御会所本尊＜■一本有曰字＞大観音。脇猿鶴。人皆曰奇也。
文正1 146602A23 蔭涼軒日録
飯尾肥前守所。来廿五日御成。仍御座之間宗湛上座図之。往而見之。
文正1 146602A25 尋尊大僧正記
元興寺金堂新造弥勒仏、自椿井仏師春慶法橋所奉入今［金］堂丈六仏也、
文正1 146602A25 大乗院日記目録
元興寺本尊弥勒奉入之
文正1 146602U09 大乗院日記目録
夜忍辱山悉以焼失畢、本尊奉出之、
文正1 146602U09 興福寺略年代記
閏二月九日夜忍辱山寺炎上。自真言堂令出火。本堂并塔婆此［以ｶ］下悉焼失畢。但本尊無為云々。
文正1 146602U10 尋尊大僧正記
夜前忍辱山寺寺本堂塔以下悉皆炎上於本尊者奉取出了
文正1 146602U11 蔭涼軒日録
使自牧画扇面図画様子也。画藤花并躑躅并小鳥也。
文正1 146602U17 蔭涼軒日録
自牧於阿弥陀堂前岸写山中境界。
文正1 146606A15 後法興院記
家門殿之指図＜炎上以前之指図也＞今日付広橋中納言被進武家、先日以彼黄門自武家有所望、是東山辺ﾆ可被立山荘■云々
文正1 146607A11 蔭涼軒日録
前日雨急。雷奔。于時。於一条窪堂塔上忽堕落云。
文正1 146607A14 ？
暴雨疾雷。于時落墮于祇園塔。･･･前夕於報慈院疾雷堕落＜云々＞。
文正1 146608A06 親長卿記
次絵所預事、六角絵所治定、可給切符云々、絵所預来、＜六角益継、＞遣悠紀標山五千疋分「切符了、
文正1 146609A18 尋尊大僧正記
馬借福智院、松谷辺来、放火
文正1 146612A12 大乗院日記目録
祇薗塔炎上。
文正1 146612A20 見聞雑記
同廿日。日昼河崎ﾉ観音堂相国寺鹿苑院ﾉ塔婆等炎上了。類火云々。
文正1 146612A20 尋尊大僧正記
去十二日夜祇薗社悉以炎上、坂本馬借閇篭処、如此火事出来、不知子細云々
文正1 146612A25 年代記残編
十二月廿五日畠山右衛門佐上洛。同廿七日大嘗会。祇園社依山門訴訟焼失、等持寺炎上。河崎観音堂炎上。
文正1 146612A27 斎藤親基記
等持寺炎上。＜類火也。＞
文正1 146612A28 尋尊大僧正記
自京都書状到来、･･･去十九日細川内藤三郎左衛門家より火出ﾃ、鹿薗院塔、相国寺之東司・■門・脇門・湯屋・法住院以下モ火、河崎観音堂・天神等焼失了、･･･昨日廿七日堪解少［由脱カ］路富小路之未［味］曾屋ニ火ヲ放之間、近所悉以焼失、秋野道場・林光院・等持寺焼失了
応仁1 1467 徐■送別詩并叙
日東雲谷長老沖淡人也、能詩能画、而性無所嗜、成化丁亥陪貢至■、
応仁1 1467 竺堂雑抄
純拙魯庵贈詩／日本僧楊雪舟者、…自去歳遊四明、陞天童山第一座、…／大明成化戊子季夏、大興隆住山純拙老人魯庵識
応仁1 1467 了庵桂悟・天開図画楼記
四明天童首座雲谷老人諱等楊号雪舟…成化四年入大明歴試名家筆法名山大川…
応仁1 1467 京都五山
百八十六 存耕祖黙、…長禄元年七十二才ト賛ニ見ル
応仁1 146702A14 扶桑五山記
百卅四、存耕、諱祖黙、…〈応仁元二月十四日寂〉
応仁1 146702A14 京都五山
百卅四、存耕、諱祖黙、…応仁元年〈丁亥〉二月廿二日寂
応仁1 146703A12 尋尊大僧正記
忍褥［辱］山本仏今日奉入本堂、諸人群集、去年炎上之処草々建立
応仁1 146706A22 尋尊大僧正記
北山鹿薗寺成陣、金堂以下破【却以外不】法也、一宇不無為云々、小金堂先年炎上、取立之処、又破却畢、北や式中々無是非、西方陣也、
応仁1 146708A15 大乗院日記目録
誓願寺炎上、於本尊者奉取出云々、
応仁1 146709A18 大乗院日記目録
春日下遷宮
応仁1 146711A12 大乗院日記目録
春日立柱上棟
応仁1 146711A18 大乗院日記目録
春日正遷宮
応仁1 146711A18? 興福寺略年代記
春日御造宮。九月十八日下遷宮。十一月十二日上棟。同十八日正遷宮。
応仁1 146712A12 如是院年代記
子刻祇園社炎上。
応仁2 1468 呆夫良心・天開図画楼記
…向者大明国北京礼部院於中堂之壁尚書姚公命公令画之
応仁2 1468 本朝画史
僧雪舟…大明君臣共称其美遂奉勅画礼部院之壁
応仁2 146802A17 山科家礼記
御庵ヨリ勧修寺八幡絵并宝陀羅尼絵上下返まいり候て、本所御覧調部よミ候也、
応仁2 146807A04 大乗院日記目録
吉田神社炎上払地、西方所為、
応仁2 146808A04 大乗院日記目録
東山諸門跡悉以焼亡了、
応仁2 146808A07 大乗院日記目録
長谷寺堂供養
応仁2 146808A07 尋尊大僧正記
応仁二年八【月】長谷寺□□＊／一観音堂事貞治供養以後破破損之間、自詩□□＊成弁畢、為延供養去年十月十八日奉／開帳□□＊予導師懃仕事、…／七日／一早旦七僧請書成之、…／次導師表白・神分・勧請・経尺・願文・諷誦進之□□…
応仁2 146808A26 大乗院日記目録
泉涌寺炎上、舍利奉取出云々、座主坊炎上、〈妙法院登山云々、／於山拝堂云々、〉
応仁2 146811A01 尋尊大僧正記
法勝寺五大堂、為西方破却焼之云々、顕宗滅亡不能左右者也、本尊以下皆以焼之云々、
応仁2 146812A16 尋尊大僧正記
自幡多被下百疋、為絵具代可令大職冠図絵之由、仰付筑前法橋了、
文明1 1469 徐■送別詩并叙
日東雲谷長老沖淡人也、…予獲与之交、情傾意洽、歓若平生、居無何言旋言帰、懐不能舍、遂賦拙五十八字、以道別意、…／成化五年歳次丑仲夏下澣、四明徐■希賢書
文明1 1469 東海一休和尚年譜
文明元年己丑。師年七十六歳。夏讃松源祖師像。画者墨谿絵霊霊［マゝ］見桃。香厳撃竹千仏龕障子。師一見絶倒題偈。…〈賛松和尚。…応仁三年孟夏／曰。東海純一休拝賛。〉…
文明1 146902A26 興福寺略年代記
二月廿六日多武峯煙上。依寺中霍執一宇不残悉焼失了。於大職冠御影像者。無相違忽然ｼﾃ出「玉」畢。
文明1 146902A27,28 大乗院日記目録
廿七八日、多武峯悉以焼亡、院内確執事故云々、自滅也、於御影者奉取出之、
文明1 146902A28 尋尊大僧正記
多武峯今日大焼亡、
文明1 146904A22 見聞雑記
同廿二日。谷ノ城落了。仍西方ノ軍勢西芳寺峯堂。西福寺等悉放火了。
文明1 146907A10 興福寺略年代記
七月十日清水寺炎上。本尊御出也。
文明1 146907A10 見聞雑記
同十日。清水寺ノ本堂并塔婆雲居寺。泉涌寺。已前建武ノ動乱ニモ不焼失云々。
文明1 146907A10 大乗院日記目録
清水寺・珍王寺悉以焼亡了、
文明1 146907A10 如是院年代記
清水寺火。
文明1 146907A12 尋尊大僧正記
一昨日〈十日〉、清水本尊・大塔以下并六道・建仁寺各悉以焼亡【云々】、
文明1 146907A16 尋尊大僧正記
去夏奉図絵大職冠御影、今日開眼
文明1 146908A02 大乗院日記目録
長谷寺本堂以下焼亡、於観音堂無為、希有事也、
文明1 146908A03 興福寺略年代記
八月三日長谷寺大焼亡。二王堂登廊中門堂念仏堂十三堂三重塔婆其外人屋坊舍等数十ヶ処焼失了。雖然於観音堂者無為也。
文明1 146908A03 尋尊大僧正記
夜部長谷寺焼失之由、執行注進状到来、但観音堂・十三重塔・新宮等無為、…焼失所々事、／本長谷寺 同三重塔 舟倉 一切経蔵 松金剛院 ニ王堂 吉祥院 釜節 食堂 客坊 此外在家・諸坊等悉以焼了、火本ハ共絵坊云々、忽堂舍廿四宇、坊・在家百二十間云々、
文明1 146908A22 尋尊大僧正記
令参成就院、自其西大寺光明真言ニ御共申了、…大番事畢後長老・予・松殿自丁聞所出礼堂拝見仏舍利等、西室■御影・同鉄塔塔等御拝見了、
文明1 146910A09 土佐文書
（花押）［足利義政］／絵所預事、早任 勅裁之旨、右近将監光信、領掌不可有相違之状如件、／文明元年十月九日
文明2 147002A22 扶桑五山記
百四十二、華岳、諱建冑、…〈文明二二月／廿二日−〉
文明2 147007A20 尋尊大僧正記
昨日下醍醐并山科焼失、
文明2 147009A02 親長卿記
七月十九日勧修寺旅店為敵火破了、仍醍醐勧修寺等衆散在所々
文明2 147010A03 親長卿記
亥刻許雷鳴大雨下、暫相国寺塔婆時残了［去々年寺中悉焼亡云々］、為雷火焼失、
文明2 147010A03 大乗院日記目録
相国寺塔焼亡、雷火
文明2 147010A05 尋尊大僧正記
去三日夜相国寺大塔焼失歟云々、
文明3 1471 東大寺法花堂要録
去月始ヨリ中院［エタ？善アミ］ニ庭ヲスル、元興寺楚［マゝ］ヲ引アツメテ立石ニセラル、六万衆サタナリ、
文明3 147101A25 親長卿記
今日自禁裏、旧院宸筆地藏絵像并御持蓮花之内弥陀三尊〈被造送［衍カ］篭／水精之内〉等供養事、被仰恵忍上人、
文明3 147102A27 尋尊大僧正記
慈恩院之片岡絵事、以松林院借用之処、悉以修南院ニ在之云々、可借給云々、
文明3 147103A20 親長卿記
旧院百ヶ日聖忌御法事条、／日継ぎ事、／仰、如風記可為初日四月三日、結願九日矣、…御本尊祈［新カ］召由事、／仰、任例可為普賢菩薩像、
文明3 147104A03 親長卿記
御本尊〈普賢像、〉出来之由、土左弾正入道申之、仍百疋下行了、
文明3 147104A06 親長卿記
語花薗院御百ヶ日御法事下行事、…御本尊新図 百疋、
文明3 147104A21 大乗院日記目録
西方足軽寄来、木津地藏堂焼払之、（此地藏ハ日本一石像云々、丈六也、□□三年正月廿四日奉切始而、徳治三年九月八日御堂上棟、九日供養、十日蜜供養）
文明3 147107A04 大乗院日記目録
中院山水沙汰之、善阿ミ沙汰、
文明3 147108A11 ？
■写夏珪山水小軸以為画法者於茲有年今付之于小子 文明三〈壬辰〉八月初十一日 等楊
文明3 147108A21 尋尊大僧正記
新図絵薬師今日琳賢房書出了、
文明3 147108U05 尋尊大僧正記
公方奉公能阿弥於長谷寺去月入滅了、
文明3 147110A22 慈恩会記（尋尊大僧正記）
一貫文慈恩大師図絵方、松坊ニ下行之了、いかにも能々可図之由仰付了、
文明3 147112A03 慈恩会記（尋尊大僧正記）
慈恩大師御影新図絵、筑前法橋息持参之、
文明3 147112A03 尋尊大僧正記
慈恩大師御影新図絵、筑前法橋息持参之、
文明4 147207A21 大乗院日記目録
夜前大風、一言主社并拝殿大杉顛倒之間打破之、…元興寺新金堂顛倒、本尊打破之、／龍蓋寺塔婆贔［顛］倒云々、為寺務不吉事也、但久女以下所々塔婆贔倒云々、不限一所歟、
文明4 147207A21 尋尊大僧正記
前夜大風以外事也、…一言主社并拝殿破損無形云々、…元興寺之新金堂顛倒、新仏破損了、
文明4 147207A21 善隣国宝記
文明四年壬辰遣陶潜国書 横川製之／日本国義政 奉書／朝鮮国王殿下／…／龍集壬辰冬十月三日／日本国源 【義政】（印也）／…／別幅／装金屏風貳伯把／長刀壹拾把／大紅漆木車椀大小計七十事／大紅漆浅方盆大小計貳十事／蒔絵硯匣壹箇／鏡台 壹箇／酒壷 壹隻／銚子提子壹具
<>P> 文明4 147207A23 尋尊大僧正記
今日高野山東塔供養、
文明4 147209A10 尋尊大僧正記
自鳥羽法皇至醍醐院帝王写絵一巻得之、
文明4 147212A23 尋尊大僧正記
巨勢朝臣金岡・…・重有［筑前法眼／大乗院家］・・長有［筑前法橋］ ・・有尊［円勝？房労分］ ・・正有［林賢房］
文明5 1473 安世永全像賛
… 文名癸巳之春、西■大内左京兆公於防城、…楊雪舟以能画名於世、嚮入明九に、天子奇其能、今在防城、為全肖其客以寄、
？？文明5 1473 蔭涼軒日録
文明17・5・8 瑞溪和尚十三回忌
文明5 147305A08 翰林葫蘆集
興宗明教禅師行状／…癸巳年、…師曰、今年八十三、命在旦暮、況忌辰有余月乎、且待之五月四日、示微■、行道不怠、七日召諸徒在城中者、使作冷■伴食、曰、是訣別也、汝等去矣、八日早晨、談咲自若、據座逝矣、
文明5 147306A12 親元日記
元応寺恵忍御状同披露之聴松院殿御遺物〈絵像弥陀／詫摩筆〉被贈進候御返事也
文明5 147306A14 大乗院日記目録
此外快弘法師絵所琳賢・常陸公等円寂了、
文明5 147306A15 尋尊大僧正記
絵所琳賢房於宇多入滅云々、
文明5 147306A16 尋尊大僧正記
元興寺前絵師常陸房円寂了、
文明5 147310A 補庵京華前集
達磨讃〈宗湛［天翁］筆〉／…／文明五年十月初祖忌、不肖孫景三、焚香拝讃
文明5 147310A16 尋尊大僧正記
多武峯大講堂本尊阿ミタ三尊今日事始也、椿井舜覚房法橋小仏事等召具下向、今度京都之仏師与令相論子細在之云々、主上御力［刀］始去月廿八日云々、
文明5 147311A01 尋尊大僧正記
絵書兵部於勢州円寂云々、
文明6 147402A09 実隆公記
小絵詞於御前書之、
文明6 147402A15 親長卿記
大徳寺住持職事〈順蔵主／一休〉奏聞、勅許、
文明6 147402A16 親長卿記
大徳寺綸旨令書元長、遣寺家了、
文明6 147402A22 東海一休和尚年譜
六年甲午。師年八十一歳。二月二十二日広徳寺〈摂州／尼崎〉。桑中隆和尚捧勅黄来。致大徳住持之請。不可辞也。師作二偈。且謝且警。柔中和尚寓本色［マゝ］住み山祖教中興之祝。且求入寺法語。卒書而応之。
文明6 147403A03 言国卿記
室町殿［足利義政］、上ノ御所へ御ワタシマシナリ
文明6 147403A27 言国卿記
夜於御前、チサウノ御絵ノ詞、按察使ニヨマセラル也、
文明6 147406A03 大乗院日記目録
善光寺如来堂以下焼失
文明6 147406A19 尋尊大僧正記
去四日信乃国善光寺如来堂等焼失了、
文明6 147408A13 尋尊大僧正記
去七日、有尊〈円勝房、〉入滅、吐田絵所舎弟、労分也、
文明6 147409A02 永和本四聖御影■背墨書銘
奉修補四聖御影。／文明二年〈庚寅〉五月十八日卯剋。新堂宝蔵院／大雨之間。山崩一時顛倒。其時及破壊間。修補之畢。／文明六年〈甲午〉九月二日。／住持隆賢〈表背ころも専舜房。／知事。文海。〉
文明6 147409A05 尋尊大僧正記
峯殿金舍利塔一基事、自随心院殿極楽坊御寄進了、予取継遣之者也、
文明6 147410A29 実隆公記
小絵小詞於御前御前草之、
文明6 147411A05 実隆公記
夢語絵小詞於御前書写之、
文明6 147411A12 実隆公記
自今日両三日之間、小絵詞〈号高野雲〉草進之、与中院亜槐討論之了、
文明6 147412A26 言国卿記
以量二十二月ノ御会ヲカゝセラレ了
文明7 1475 善隣国宝記
文明七年乙未遺大明表 横川製之／日本国王臣源 義政〈慈照院殿也〉上表／大明皇帝陛下／…／成化拾壹年乙未秋捌月廿八日／日本国王臣源 義政〈日本国王印〉／…／別幅 自別幅両字到咎一字同幅書之／馬肆疋 散金鞘柄太刀貳把／硫黄壹万斤 馬脳大小貳拾塊／貼金屏風参副 黒漆鞘柄太刀壹佰把／槍壹佰把 長刀壹佰柄／鎧壹領 硯壹面并匣／扇壹佰把
文明7 147501A23 実隆公記
則参御前、小絵〈高野雲〉下画土佐将監書進之可拝見之由也、
文明7 147502A20 長興宿袮記
無程安楽光院焼失、九品阿弥陀像〈本尊天照太神御作云々〉焼亡了、
文明7 147503A19 実隆公記
今日禁裏御絵詞〈山寺法師／絵〉書写之令進上了、
文明7 147504A04 言国卿記
以量ニ御絵ヲ被書了
文明7 147504A12 言国卿記
早朝ニ佐門左衛門［橘以量］佐陣屋へ来、御ウヘハカマノ絵様ヲカゝせヲク也、
文明7 147507A17 実隆公記
善光寺縁起絵三巻〈嵯□［峨］三宝／□常住也〉一覧之、
文明7 147507A18 尋尊大僧正記
極楽房参詣了、万■ラ堂仏壇金物到来、
文明7 147507A18 実隆公記
則参内、善光寺絵之詞読申了、
文明7 147508A08 尋尊大僧正記
自東大寺内々筒井方ニ申遣之、五師子如意事、東南院門主取之遂電云々、寺門ニ今披露可糺明云々、筒井返事、可思案云々、
文明7 147510A29 実隆公記
本願寺曼陀羅〈来迎曼陀羅□熊谷蓮生□曼陀羅、法然上人自筆也云々、新曼陀羅絵所有久筆也、法然上人消□［息カ］二通（自筆）蓮生法師持蓮花等有之〉被備叡覧、
文明7 147511A23 文明七年維摩会講師方条々（尋尊大僧正記）
吐田絵所図絵事伺申、講堂万■ラ一■［幅］・文殊・浄名・大職冠御影各一■仰付之、畏入云々、
文明7 147512A02 文明七年維摩会講師方条々（尋尊大僧正記）
一貫九百 図絵、〈講堂万タラ・大職冠・浄名・文殊方、絵所松房下行、〉
文明8 1476 画工譜略
狩野永仙元信…文明八年に生る、
文明8 147602A03 実隆公記
昼間参御前、石山寺縁起絵四巻詞読申之、
文明8 147603A03 呆夫良心・天開図画楼記
画師 楊公雪舟相［ミテトコロノ］攸勝地豊府西北之隅剏作一小楼題榜曰天開図画…／文明丙申三年初三日／杏塢呆夫良心誌之
文明8 147603A12 群書類従本君大観左右帳記奧書
此一巻頻依御懇望注進之候。閑被成御覧。御不審之事候者。可承候。口伝可申候。努々不可有御他見候也。／文明八年三月十二日 能阿弥在判 大内左京大夫殿
文明8 147603A29 実隆公記
昼間依召参内、善光寺縁起絵可被写之、詞絵等宜令用捨之由也、
文明8 147605A16 実隆公記
早旦絵銘書之、〈宰相中将殿去夜□［被］下小野宮大臣□［会］絵也、詞故権大納言公澄卿筆跡也〉、遣頭蘭令進上大樹了、
文明8 147605A22 実隆公記
依召著束帯参内、善□［光］寺御絵詞直付之、
文明8 147606A05 言国卿記
此間以量於御前会［絵カ］ヲ被書了、…ヨイノ程、御前ニテ予・以量ニ会［絵］ヲミせラレ了、ホウネンノ会［絵］也、
文明8 147606A07 実隆公記
楽邦来話、今暁大徳寺等炎上、其白屋以下数間成灰燼云々、
文明8 147606A11 実隆公記
則参御前、法然上人絵四巻拝見之、
文明8 147608A 如是院年代記
（文明7の条に誤記）八月賀茂社兵火。
文明8 147608A09 狩野五家譜
〈二代〉元信…文明八丙申年八月九日山城国において出生。
文明8 147608A09 狩野祐清邦信書上系譜（扶桑名画伝）
…文明八丙申年八月九日、於山城国出生仕候、
文明8 147608A23 実隆公記
仰今日賀茂社炎上、氏人卅余人死云々、
文明8 147608A23 親長卿記
仏暁軍勢等徘徊、尋子細之処、発向賀茂、在京社司氏人等張行云々、／午剋許社頭放火、氏人数十人被■害、
文明8 147608A24 大乗院日記目録
（七月二十四日の条に誤記）賀茂社悉焼失、社司与氏人確執故云々、
文明8 147611A13 実隆公記
今夜亥下刻自裏辻小家〈土倉〉、失火出余焔懸宮中、大厦高墻悉成灰燼、
文明8 147611A13 親長卿記
亥剋許称有梶、…出走参内、已有行幸室町殿御方〈十二間〉、…余焔懸宮中、
文明8 147611A13 大乗院日記目録
夜室町殿悉以焼失、
文明8 147611A13 如是院年代記 但し、文明7年の記事
花御所炎上。
文明9 147701U04 実隆公記
自禁裏善恵上人真影讃〈色紙形、〉可書進上之由有勅定、則染筆…令変異御〒返上了、
文明9 147702A11 実隆公記
今日三時知恩院御移徒云々、
文明9 147704A05 親元日記
御新造〈上様御座所〉、御移徒御祝、
文明9 147704A05 実隆公記
□［今］夜子刻小河新造御移徒云々、
文明9 147706A27 親長卿記
伝聞、誓願寺立柱云々、自去年勧十方檀那助縁、可令造営云々、
文明9 147708A14 実隆公記
誓願寺縁起絵有叡覧、縁起一巻読申之、
文明9 147711A11 御湯殿上日記
こよひてきともおちうせてちんはらゐともする。おゝうちかうしはこなたへまいるよしきこゆる。院の御所もるゐ火のよしきこしめして。おとろきおほしめす。御るすの御所無ゐにてめてたし。
文明9 147711A11 実隆公記
戌刻許敵陣有回禄、今日大内多々良政弘朝臣以下陣払云々［水牛今夜今夜遣此方云々］、子刻許参内、大略終夜炎上、故院仙洞、二条亭等焼失云々、土御門皇后無為無事、
文明9 147712A13 尋尊大僧正記
清水寺自去四日東山ニ自五条東洞院引遷之、如形令立之、
文明9 147712A30 尋尊大僧正記
…／窪田〈三□□内、／在柳原、〉／狩野〈土佐弟子、／在押上、〉／粟田口ヲキ〈北国越中ニ／在国云々、〉溝杭〈粟口之弟子、／在奈良、／次郎左衛門〉／天下絵所／冷泉東洞院／田倉／六角高倉／四条堀川／土佐将監〈大炊氏、高倉〉／粟口民部
文明10 147803A26 実隆公記
晩頭有召之間参候、□□［片カ］岡絵、〈奈良霊物、以大般若経料紙、依■宣六百巻写画図□［者］、殊勝之由有勅語、当時、纔卅巻斗相残云々、〉□［拝］□之、人間病苦之体、鬼界飢渇之憂、地獄苦痛之趣等、感涙銘肝、更驚無常者也、
文明10 147803A26 尋尊大僧正記
禁裏ニハ悉以念仏也、善道・一遍等影共被懸之、
文明10 147804A13 尋尊大僧正記
金堂之橋木法師［擬宝珠］金物祓殿金燈呂水屋腰障子等先日粉［紛］失了、
文明10 147808A06 言国卿記
新宰相中将御絵詞書持参、色々御物語畢、以量ニ御絵カゝセラルゝ也、
文明10 147809A05 尋尊大僧正記
六方書状到来、先年大会之時、五師子如意事、東南院前門主令随身遂電之間、無力之由九条前内府仰之間、御音信不通上者、云寺門云門跡、不及了簡之処、近日御出子細在之歟、借下相論云々、仍六方申之、／…其後此如意事、不知在処候間、…依九条殿之御計略、御上洛之間旨承及候、仍於彼如意者、先門主御随身之上者、草々被尋出、暫於御門跡御案［安］置候者可為珍重候、…御門跡又可為御同心之御儀候者、就其無力付御候人等、可任評儀之旨、集会評定候旨、可有洩御披露候、恐々謹言、／五月四日 六方衆等／因幡寺主御房
文明10 147809A11 尋尊大僧正記
九条殿如意事ニ御返事到来、如意事可被渡之云々、則御書遣六方了、
文明10 147810A23 言国卿記
今日予ニ明恵上人之絵詞予ニウツサセラルゝ也、
文明10 147810A27 言国卿記
彼御絵下巻詞書修進上畢、
??文明10 1478年 観瀑図横川景三跋
相陽啓上人、遊於絵事者也、戊戌歳観光上国、就国手芸阿、（後半部は文明12年にあり）
文明11 1479 補庵京華後集
題文都管［天章周文］墨竹小幅〈有跋〉／…己亥［文明十一年］之夏熱甚、寺之綱維春溪記室、出［此］軸求詩、経数日而不得一句、…已而時秋雨霽、所謂△［快哉］忽為悲哉矣、綱維督詩屡来、如問平安者、無感於■乎、書此巻還云、■持景三、
文明11 147901A01 大乗院日記目録
電光吉野上社ニ落給、…〈書写大塔雷火焼了、元日事也〉、
文明11 147901A16 実隆公記
今日明恵上人絵詞可進上之由被仰下之、御料紙、本等賜之、
文明11 147901A29 実隆公記
高野雲絵詞少々直之、中書沙汰之進上了、
文明11 147902A08 実隆公記
高野雲絵事召土佐将監申付之了、
文明11 147902A13 尋尊大僧正記
幡［播］磨国書写山大塔元日雷ニ炎上了、
文明11 147902A13 親長卿記
室町殿御事始也、
文明11 147902A13 長興宿袮記
今日室町殿［花御所］造立御事始也、［先年文明九年炎上］
文明11 147902A13 ？
□聞、武家殿御亭御造作事始云々、
文明11 147902A17 尋尊大僧正記
十三日…同日室町殿事始
文明11 147903A28 建長本四聖御影■背墨書銘
文明十一年〈己亥〉三月廿八日。此影像破損之間。仰表背師三位奉修複畢。／大法師盛宗〈奉行之。〉
文明11 147905A16 実隆公記
栂尾明恵上人絵被読加周備、奧書依仰書之、上巻絵、右京亮藤原行定、〈但奥一段弾正入道経増〉、詞、参議右中将藤原実隆、下巻絵、弾正入道入道経増〈俗名藤原広周〉、詞、参木−如此書之、
文明11 147905A18 実隆公記
及黄昏明恵上人絵上下銘書之、
文明11 147905A27 実隆公記
高野雲絵詞終功進上了、
文明11 147906A07 十輪院内府記
参入江殿［了山聖智尼］、柳二荷持参、是被立御堂之上、西庵［智周老・通秀姉］寮新造被下之故也、
文明11 147906A29 大乗院日記目録
夜皇居焼失了、仍行幸白雲庵云々、
文明11 147907A01 実隆公記
寅下刻火事出来、北小路皇居焼失、愚宅同炎上、主上臨幸［要輿］安禅寺宮、
文明11 147907A02 如是院年代記
柳原仮内裏炎上。
文明11 147907A17 尋尊大僧正記
吉備大臣絵修複［復］了、上下二巻也、
文明11 147908A14 御湯殿上日記
ゑときまいりてとかせらるゝ。
文明11 147909A29 御湯殿上日記
火ことあり。しやうこくしときこゆる。
文明11 147909A29 実隆公記
仰亥刻許相国寺方丈炎上、此間新造未終功以外之踈屋也云々、余焔不及他所、
文明11 147909A29 親長卿記
子剋許有火事、驚見之処、相国寺方丈新造之在所也、
文明11 147909U15 実隆公記
入夜小絵等於御前拝見、
文明11 147909U23 ？
小絵哥合哥両三首詠之、三番書判詞進上之、是依去十九日之仰也、
文明11 147912A12 尋尊大僧正記
松南院絵所出雲公尊順叙法橋、去二日宣旨仰遣之、当年四十八歳云々、
文明11 147912A24 大乗院日記目録
東福寺塔一碁［基］・塔中［頭］二所焼失了、
文明12 1480 観瀑図横川景三跋
相陽上人遊於絵事者也，戊戌歳観光上国、就国手阿学画三年而業成矣，一日告別回里、芸自画於軸以餞，
文明12 1480 島隠漁唱
総管府隈部閣下。前年之冬賜書曰。有客贈雲谷老禅所画琴高列子二墨人者。願得一詩而書其側。予素不能詩。況仙家者之流。怪跡異状。寔非以浅智可贅論者。是以拒之辞之。近亦寄詩。以見督焉。厳命之下。未遑寧処。蓋東遊之期在近矣。若有刻楮而成者。自持去而親受閣下刪潤耳。於是先次来詩韻。聊述其意。恕之下亦幸哉。
文明12 148001A23 尋尊大僧正記
旧冬廿四日東福寺塔一基・塔中［頭］二所焼失了
文明12 148003A05 御湯殿上日記
ほうねん御ゑい［影］。きう院の御ふくにてへうほうゑなをしたるよし申さるゝ。新宰相中将よりまいりて御おかみあり。
文明12 148003A15 御湯殿上日記
あんせん寺よりこほう大しの御ゑけさんに入らるゝ。
文明12 148005A27 御湯殿上日記
しやうれん院よりあしひきのゑけさむ入らるゝ。
文明12 148007A11 尋尊大僧正記
大安寺之墓ニ参詣、金堂内陣写［厨］子以下修複［復］見事也、
文明12 148008A02 御湯殿上日記
ゑときにしむきの御庭にてかたらせらるゝ。
文明12 148008A03 御湯殿上日記
ゑときにけふは女はうたち申さたなり。
文明12 148008A03 十輪院内府記
見絵解，
文明12 148008A03 実隆公記
今日於禁裏有絵解云々、内々可参□［上］由雖有仰故障之間不参、
文明12 148010A12 御湯殿上日記
あんせん寺殿ちそうの御ゑ返まいる
文明12 148010A20 尋尊大僧正記
随心院殿より書状到来、…公方為御山荘可被立之云々、嵯峨・岩蔵以下御見知、
文明12 148011A19 大乗院日記目録
今夜丑剋十三重塔以下炎上、
文明12 148011A20 尋尊大僧正記
夜前丑剋四恩院悉以払地焼失了、土民所為也、…於本尊者仏舍利以下悉以奉取出了、但其内舍利殿一粉［紛］失、糺明最中云々、遣人令見之処、誠以悉焼了、所残分社一宇・倉一宇・辰巳坊如形相残、其余ハ一切不残之云々、
文明12 148011A22 興福寺略年代記
十一月廿ニ「十九ｲ」日興福寺十三重塔并院中悉焼。馬借沙汰。
文明13 1481 万里集九作品拾遺
雪舟為余作金山図并叙／雪舟翁､…辛丑之秋、解后于東濃之霊薬精舎､為余展南紙、作淳玉之図、
文明13 1481 梅花無尽蔵
安芸之友雲上人、辛丑秋、目撃東濃霊薬山、儒鳥■賛語、盖天童板首雪舟老人所描也、
文明13 1481 春浦録
■翁宗湛庵主下火／不離当処、常自湛然、出生入死、何渉変■、／伴惟某、妙画冠千古、全機蓋九■、山川遠勢■、曰郭煕拱手、雲水飛動独許摩詰交肩、加之勘破庵主挙頭之旨、恭徹先師向上之禅、権実兼備、大用現前、鉄壁銀山百千億却、電光石火六十九年、此是平生三昧即今津送行李一句作麼生道■−花謝鳥啼時節子、一堆火裡酌清泉、
文明13 1481 補庵京華続集
預修天翁宗湛上坐＠炬〈菴号自得〉／…
文明13 148101A04 尋尊大僧正記
件十三重塔ハ、…去年十一月十九日夜為土民所為、院内悉以焼失了、
文明13 148103A28 宣胤卿記
今日鞍馬寺本堂供養也、
文明13 148103A28 長興宿祢記
今日、鞍馬寺御堂、造立供養也、…去長禄二年二月三日、炎上以後、以十方檀那造立、
文明13 148103A28 実隆公記
今日鞍馬寺堂供養、
文明13 148104A02 宣胤卿記
禅閤不例事同前、…御歳八十也、…次右衛門督来云、禅閤只今御事切云々、〈酉刻始也〉、
文明13 148104A02 大乗院日記目録
後成恩寺殿薨、〈八十〉、九日御送葬送、於東福寺也、
文明13 148104A02 実隆公記
仰［一条］禅閤今夜薨去給云々、此七八日不例、痰喇等相痛、老体〈満八十〉之間諸人雖思儲殊愁傷不浅、一朝之悲嘆併在之者乎、不堪勒筆端矣、
文明13 148104A02 十輪院内府日記
後聞、禅合［閤］此日薨逝、満八十、雖老年御事、日本無双之才人也、已失日月之明■、
文明13 148104A03 親長卿記
一条禅閤、〈俗名兼良公、〉去夕薨給云々、御歳八十歳云々、
文明13 148106A05 長興宿祢記
今日祇園社立柱云々、
文明13 148106A05 如是院年代記
祇園釿始。
文明13 148106A05 宣胤卿記
今日祇園社立柱云々、
文明13 148107A08 大乗院日記目録
十三重鐘鋳也、
文明13 148107A08 尋尊大僧正記
四恩院鐘鋳之、
文明13 148108A28 御湯殿上日記
ゑときあり。
文明13 148110A29 尋尊大僧正記
絵書平左衛門参申、絵事仰付之、
文明13 148111A01 尋尊大僧正記
平左衛門画書之、持仏堂蓮ニ間計書之、
文明13 148111A06 尋尊大僧正記
平さ衛門来、至日中炬所分書立之、日中以後より北六間〈庇〉書之、
文明13 148111A07 親元日記
去二日 御方御所様へまいる絵細兵部へ被返遣之■六巻内■金絵〈半切〉一巻被召置て相残■五巻出〈昨夕〉飯尾次郎左衛門方へ渡遣之〈使渕田〉
文明13 148111A12 尋尊大僧正記
平さ衛門来、今日書上了、
文明13 148111A15 尋尊大僧正記
平さ衛門来、東林院部屋画書之、
文明13 148111A21 親元日記
一休和尚〈八十八歳〉於城州薪涅槃
文明13 148111A21 東海一休和尚年譜
十三年辛丑。…十一月七日疾病焉。…二十一日卯時。泊然如寐坐逝。
文明13 148111A21 龍宝山誌
真珠菴…一休和尚 嗣華叟文明十三年十一月■一日寂八十八
文明13 148112A13 尋尊大僧正記
平さ衛門今日部屋絵共書立之畢、去月朔日より参申、四十余个日也、
文明14 148202A04 大乗院日記目録
准后御隠居之在所浄土寺殿事初云々、
文明14 148202A08 後法興院記
□［自カ］去四日武家浄土寺山々荘事始云々、
文明14 148202A11 尋尊大僧正記
今月三日…同四日岩倉准后御所被立浄土寺殿事始也、
文明14 148204A01〜17 十輪院内府日記
本覚［益信］大師御影、真光院［守鑁］諸方猶被相尋候之処、自或方被尋出候、返々目出度候、仍被仰絵師、先可被写帋形候ハん、土佐将監［光信］得其名候物候、可有御談合候哉、
文明14 148204A18 大乗院日記目録
横川中堂焼失、
文明14 148204A19 親長卿記
或人云、昨日横河中堂炎上、
文明14 148204A29 大乗院日記目録
天川塔供養、
文明14 148205A01 尋尊大僧正記
去月十八日山根本中堂焼了、
文明14 148205A01 尋尊大僧正記
天川之塔供養去廿九日、
文明14 148205A09 御湯殿上日記
六かくたうのゑんきかち井殿よりまいる。
文明14 148207U05 御湯殿上日記
侍従中納言すは［諏訪］のゑんきもちてしこうにて御らんせらるゝ。
文明14 148207U18 如是院年代記
清水寺釿始。
文明14 148208A18 長興宿袮記
今日東山清水寺造立事始也、
文明14 148208A22 長興宿袮記
今日清水寺本堂、立柱上棟也、
文明14 148209A13 親長卿記
願阿申清水寺造営神妙之由、可被下勅裁之由奏聞、勅許、
文明15 1483 雪舟筆山寺図模本・希世霊彦賛
右題揚知賓所画山寺図／村庵霊彦時年八十有一
文明15 148301A28 大乗院日記目録
夜信貴山本堂焼失了、応永二年炎上、未延供養、
文明15 148301A29 尋尊大僧正記
今朝信貴山炎上云々、可尋戴、■沙門堂并平坊共炎了云々、
文明15 148306A27 御湯殿上日記
むろまち殿ひむかし山へ御わたしましのよしきこゆる。
文明15 148306A27 親元日記
東山殿御移徒〈戌時〉
文明15 148306A27 後法興院記
是日武家東山御山荘御移徒也、戌刻云々、
文明15 148306A27 親長卿記
今日室町殿移徒東山御山庄、即被号東山殿云々、〈自去年造営、如形周備〉
文明15 148306A27 尋尊大僧正記
准后今夜浄土寺御所ニ御移住、
文明15 148306A27 大乗院日記目録
浄土寺貪御移住、号東山殿、大納言殿号室町殿、
文明15 148306A27 補庵京華別集
洞庭秋月／…文明十五年癸卯六月廿七日、／准三宮大相公［足利義政］、初移東山新第［府］、…其殿中也、命芸阿［狩野大井助］、画瀟湘八景於障子、命吾徒能詩者、各賦一詩、張於其上、予百拙僧、最拙于詩、隨諸老之後、賦八景之詩、■弗■其■哉、而公命不可■、書以献上、実七月十七日也、予備第五番編次、得洞庭秋月之題云、景三志、
文明15 148306A27 大乗院日記目録
予守立柱上棟〈卯剋〉、正遷宮〈亥刻〉、
文明15 148308A09 実隆公記
因幡堂縁起詞〈青蓮院新写〉、可校合進上之由勅定之間、令校之返上了、
文明15 148308A21 実隆公記
自柳営所被進置之絵、僧三十六人哥□書、小序露其和哥之心於後素者也［貞和年中作之由□作者不□］件銘如何体可被書哉之由勅定間、予申入□可被号緇林言葉絵哉云々、尤可然之由有勅定、則被染親王御方御筆了、
文明15 148309A05 実隆公記
入夜清少納言枕□小絵〈三巻〉、於御前読詞、墨絵古人筆跡殊妙□物也、
文明15 148309A27 実隆公記
枕草子絵三巻依仰書銘、則推之、
文明15 148311A24 実隆公記
左良志奈日記絵〈墨絵、真助法印□［妻］筆、詞弾正尹忠房親王筆〉拝見
文明16 1484 常徳院殿御集
廿八日臨時会藤為松花／…右歌者。旧冬対後京極殿読和歌之時。摂政殿語云。春日山都能南志賀曾懐北濃藤浪葉流耳案辺登輪。是随分思給云々。奇特夢想也。然仰中納言入道彼御像令書写。〈狩野大炊入道〉色紙形之歌〈大納言入道〉書之畢。則於影前披講。
文明16 148403A22 実隆公記
室町殿夢想御会可為今日之由、兼日雖有沙汰、後京極□新図之処、表背絵不出来之間延引云々、
文明16 148403A28 親長卿記
申剋予参室町殿、依御会也、〈去比（二月）御夢中、後京極摂政対談和歌事、…仍御努覚、就此事、今度被新図後京極摂政影像、（烏帽子直衣、）可有和歌御会之由被仰出、〉
文明16 148405A15 蔗軒日録
由為［■］、讖喝老父、為予写鍾馗像、■勢雄力、見而■、
文明16 148405A24 蔗軒日録
由■居士至、自写三皇像［雲谷所画也、（雲谷ハ雪舟等楊）］、太迫其真、妙哉、求予之賛語於其上、語乃村庵［希世霊彦］所製也、
文明16 148406A08 蔗軒日録
題由為［■］所画三教合面云、
文明16 148406A27 御湯殿上日記
きよ水□□＊［新造カ］たうへ御うつりとて、ちよくしに頭弁さんかう。するするとあり。
文明16 148406A27 親長卿記
今日清水寺遷座也、
文明16 148406A27 大乗院日記目録
清水寺本尊奉入本堂、
文明16 148406A27 如是院年代記
清水観音遷座于本堂。
文明16 148406A28 尋尊大僧正記
昨日清水寺本尊奉入于本堂之内云々、
文明16 148408A02 御湯殿上日記
ゑときまいりてとかせらるゝ。
文明16 148408A02 十輪院内府日記
画解参入。
文明16 148408A11 尋尊大僧正記
栂尾御影奉入厨子新造之了、明恵上人自筆、讃同自筆也、
文明16 148409A29 蔗軒日録
由為居士写弘宗雲章禾上像而至、
文明16 148411A05 実隆公記
当番之間晩頭参内、一路遁世由来之物語被図之、詞可書□□＊［進上之由］一昨日被仰下之間、今日以滋野井物語之□、大概草之持参、於御前清書読之、
文明16 148411A08 実隆公記
いはねの松と云絵於御前一見、
文明16 148411A10 実隆公記
依当番参内、みしま江と云絵詞可書進上之由也、畏奉之由申入了、
文明16 148411A14 蔭涼軒日録
自西府東福寺檀越光明峯寺殿尊像遣狩野助。可被写之。然者常楽庵江自予方相副一僧於狩野助。可遣之命有之。以二階堂被仰出。
文明16 148411A15 蔭涼軒日録
相副柏蔵主於狩野助遣常楽庵。彼尊像二幅。柏蔵主持之来。乃奉献西府。御一覧後被返之。狩野助借之以写之。
文明16 148412A09 御湯殿上日記
山よりあしひきのゑ［絵］けさんにいるゝ。
文明17 148501A03 尋尊大僧正記
鞍馬■沙門図絵事、可仰付大輔之由仰専親了、
文明17 148501A17 実隆公記
絵■［詞］〈源夢発心絵号夜嵐〉可清書進上之由被仰下之、畏□之由言上了、
文明17 148501A24 尋尊大僧正記
■沙門図絵出来、近比見事也、
文明17 148501A26 実隆公記
今日源夢絵詞〈昨日終書功〉令進上禁裏了、
文明17 148503A02 真如堂縁起
同十七年三月二日本堂立柱畢。
文明17 148503A16 御湯殿上日記
御あふきあはせあり。
文明17 148503A16 親長卿記
今日於内裏有扇合。
文明17 148504A10 蔭涼軒日録
是日未刻西指庵。 御移徒。
文明17 148504A10 大乗院日記目録
十三重塔立柱、
文明17 148504A11 興福寺略年代記
四月十一日興福寺十三重塔立。
文明17 148507A02 蔭涼軒日録
肥後国高瀬山清源寺。可為甲刹列之望有之。
文明17 148507A05 蔭涼軒日録
清源寺甲刹事。自鹿苑院賜一行。侍衣持来。
文明17 148509A06 蔗軒日録
晩由為［■］居士至、写大士蓮舟之像以付之可信可珎焉、
文明17 148509A20 尋尊大僧正記
舍利殿戸平二枚遣絵所大輔公方、〈法相方、〉
文明17 148509A24 蔗軒日録
題蓮葉布袋、能阿［真能］作之、賛南江［宗玩］、
文明17 148509A30 尋尊大僧正記
絵書之平さ衛門去廿五日入滅云々、
文明17 148510A09 尋尊大僧正記
舍利殿之八祖十大論師絵所〈大輔公〉、書立之、神妙、
文明17 148510A11 尋尊大僧正記
舍利殿戸平〈十王方〉遣絵所了、
文明17 148510A25 尋尊大僧正記
舍利殿十王出来、
文明17 148510A29 蔭涼軒日録
召鹿埜助以 台命談絵事。鹿埜助曰。馬遠様可歟。雖然西指庵御書院埜画様馬遠也。
文明17 148510A29 蔭涼軒日録
仍有 台命曰。召鹿埜助於私第。先令図一人可供台覧。
文明17 148511A02 蔭涼軒日録
相公曰。相阿在父喪。
文明17 148511A03 蔭涼軒日録
又往芸阿宅弔芸阿逝去。健蔵主同相阿以面弔之。
文明17 148511A12 尋尊大僧正記
舍利講真言八祖之影絵所出来之、又一方［十六善神カ］遣之、
文明18 148602A13 蔗軒日録
■首座手道空居士［細川成之］所作之山水画一幅而至、要予題其上、道空者讃州大守也、
文明18 148602A16 蔭涼軒日録
遂往等持…客殿本尊観音月潭筆。脇松文都管筆。
文明18 148602A27 尋尊大僧正記
絵所法眼口宣給之、〈長宥、宗宥、〉
文明18 148603A12 蔗軒日録
今旦池永新兵衛入道、通京師覚［競］秀軒之状、附以雲谷［雪舟等楊］所図軸一幅・同保寿之書状一通、披而視之、蔗庵画得精妙、可喜々々。
文明18 148603A14 蔗軒日録
金子西手其唐人所画之自像而至、張応麒作賛、画工者王氏之人也、予出雪舟所作之蔗庵軸而示之、…寧波府南門金■家有日本等揚［楊］所画三咲図・商山四皓図、壁之左右掛之、…揚［楊］之弟子等悦［雲峰］ト云者之画、在唐裡、人皆美之云、賛云、…時丙午三月十四、竹谷道人大叔敬賛、
文明18 148603A24 蔭涼軒日録
十僧図十枚。猟野助持参。愚供 台覧。有御感也。
文明18 148605A19 実隆公記
欲退出之処細川屏風〈平家絵扇流〉可一見之由被仰之、
文明18 148605A29 蔗軒日録
銷翁至、観杏林及江山画軸、々乃蔵丘［岳翁］所作 文［天章周文］弟子云、
文明18 148607A08 蔗軒日録
由為［■］至云、写［李］龍眠所画之閏図［陶淵カ］明像、付人求賛張仲暘、々々揩［楷］孫也、
文明18 148608A06 蔗軒日録
忍上人所持之扇子、雲谷［雪舟等楊］弟子所画、予題五言曰、…
文明18 148608A15 小浜長源寺蔵位牌
丹 文明十八年八月十五日
文明18 148608A22 蔗軒日録
由為［■］居士、為長讖写第十三［五］阿私［氏］多尊者像、持而至、精妙也、
文明18 148608A24 親長卿記
土一揆出張、
文明18 148608A24 十輪院内府日記
自［林小路］基綱卿許、送星光寺〈ヤ子フキ〉縁記［起］、
文明18 148609A10 親長卿記
伝聞、土一揆出頭篭東寺云々、
文明18 148609A13 実隆公記
午後有火事、東寺云々、
文明18 148609A13 親長卿記
今日被払土一揆、細川軍勢相向、仍聞其気勢放火寺中、仍自寺家追出一揆、少々打取云々、寺家焼亡、大師已来仏在所忽成亡所、…鎮守八幡同焼失云々、
文明18 148609A13 十輪院内府日記
当巽方有火、東寺本堂・廻廊・南大門・鎮守八幡等一時之内成灰■［燼］了、
文明18 148609A13 大乗院日記目録
昼東寺悉以炎上了、塔相残、…金堂并廻廊・中門・南大門・八幡社・鐘楼・経蔵・講堂分也、五重塔・■頂堂・食堂以下相残、本尊悉焼了、五大尊計取出、八幡神体同、
文明18 148609A13 如是院年代記
東寺炎上。徳政一揆自火自滅。
文明18 148609A14 ？
京都馬借以外也、東寺ニ相篭責之間東寺炎上、昨日日中より事也、五重大塔計相残、南大門同焼失了、
文明18 148609A14 蔗軒日録
由為［■］居士手其所写之文殊竹杖像、付与于長讖、精妙也、
文明18 148609A17 蔗軒日録
大仙至、告曰、三五日以前、京師東寺回禄之災矣、…終日戦、堂宇作焦土、大塔・食堂不燼、
文明18 148610A18 蔗軒日録
由為［■］写南泉［普願］斬猫児之像、馬［遠カ］之所画、［小栗］宗坦［丹］写之、今由為［■］三写、予以為、此等可模写焉歟、
文明18 148610A25 実隆公記
仰今日伏見寺御寺〈般舟三昧院〉、上棟云々、
文明18 148611A06 蔭涼軒日録
狩野大炊助来斎之。仍写愚陋質。先也所写太不相似。故又写之者十五六枚。遂不相似。及■后帰矣。
文明18 148612A10 大乗院日記目録
大神宮下宮悉以炎上、人多以自害了、
文明18 148612A13 実隆公記
自禁裏小軸法花経被返□、表紙以量朝臣施画図、裏紙被染宸筆、
長享1 1487 如是院年代記
伊勢外宮回禄。
文明19 148701A 大乗院日記目録
去月十日、伊勢外宮悉以焼失、山田土民打死、
文明19 148701A02 親長卿記
或人云、出雲大社去年九月二日焼失云々、
文明19 148701A02 親長卿記
今日聞、伊勢外宮正殿焼失云々、子細可尋、
文明19 148701A04 蔭涼軒日録
坂東来云。伊勢粟田地下人。与国司衆有軍旅事。…粟田宿不遣一宇為焦土。自去月廿日至廿ニ日三日焼了云々。
長享1 148702A15 尋尊大僧正記
昨日元興寺塔二重目辰巳角崩落了、
長享1 148702A15 大乗院日記目録
今日元興寺塔二重目ノ辰巳角崩落、三月初加修理如元、
長享1 148702A15 蔭涼軒日録
東求堂新涅槃像。自十三日見掛野。…狩野大炊助筆之。
長享1 148703A17 尋尊大僧正記
元興寺塔二重目之辰巳角、去月崩落、近日古市申付云々、番匠勧進之加修理、
長享1 148705A01 実隆公記
江南院来、一遍□□絵見之、
長享1 148706A03 尋尊大僧正記
柚留木民部卿公憲芸巻絵［絵巻］催促之、既以進上之由仰了、
長享1 148707A08 蔭涼軒日録
御水向御位牌。先三ヶ剔出。乃為入泥。狩野助方江以昌子遣之。
長享1 148707A12 蔭涼軒日録
晩来自狩野大炊助宅。御位牌ハ箇入金泥以贈之。
長享1 148707A13 蔭涼軒日録
御先祖御位牌八ヶ。以琳公供 台覧。皆契 台慮。…御位牌以能倫直遣鹿苑院。
長享1 148708A11 蔭涼軒日録
叔季弘今月七日遷化可怜。六十六歳。
長享1 148709A10 尋尊大僧正記
長谷寺縁起絵三巻自室町殿被返下之
長享1 148709A25 長享年後畿内兵乱記
同廿五日東寺火。
長享1 148709A27 親長卿記
霊山国阿上人縁起絵〈去夏比新調、旧／本紛失云々、〉可有叡覧、可申遣了、即到来、〈十一巻、納筥、〉進上御御書了、
長享1 148710A24 尋尊大僧正記
赤童子図絵事、仰付絵師助法眼了、
長享1 148711A02 後法興院記
自勧修寺亜相許示送云、来四日東山殿御会所御移徒也、六日可有御礼云々、
長享1 148711A02 蔭涼軒日録
会所御移徒。六日■之御礼有之者。禅家御相伴衆亦可参也。
長享1 148711A03 十輪院内府記
人於伝奏［勧修寺教秀］明日東山殿御移徒也、可参賀云々、
長享1 148711A04 御湯殿上日記
ひんかし山との御くわい所の御わたましの御れいに。しろ殿たちてんそう御つかひにてまいる。
長享1 148711A04 尋尊大僧正記
自難波方注進状共到来、東山殿新造御会所御屋渡云々、御礼共在之云々、
長享1 148711A19 実隆公記
□□＊正■宮云々、
長享1 148711A19 親長卿記
今日春日社正遷宮云々、
長享1 148711A19 尋尊大僧正記
今夜上遷宮、勅使南曹左大弁光忠、毎事無為珍重々々、若宮殿ハ後夜時分奉遷之、小社共其後遷之云々、
長享1 148712A23 尋尊大僧正記
天川弁才天図絵事、仰付松南院大輔公、代二貫文云々、十五童子等有之、
長享2 148801A27 尋尊大僧正記
昨日内々東北院ニ申、西薗寺之験記絵二十巻拝見申云々、
長享2 148802A02 尋尊大僧正記
天川弁才天図絵之今日出来、小南院大輔公筆也、
長享2 148803A11 蔭涼軒日録
茶話云。昔於西芳寺有鯉間。文都官壁画鯉也。又伊侍者所筆鯉四幅在之。乱中失卻。近日彼鯉両幅自出羽国到来。
長享2 148805A08 蔭涼軒日録
心月西堂。相阿。狩野大炊助斎之。…大唐御誂者之事相議。金襴画様五色。皆桐紋。獅子之紋亦有之。牧溪墨観音。此脇四幅見求之。月溪官女画。二幅之本尊見求之。牧溪赤■白■二幅之本尊見求之。
長享2 148805A11 蔭涼軒日録
斎前弥次郎土地祖師之御位牌剔了持之来。愚一見而命之。改字之点画。午後出来。以昌子贈狩野大炊助宅命泥之事。又一山国師書之剔之。又贈助宅云。此是愚私物也。入泥給之為幸。
長享2 148805A18 御湯殿上日記
女ゐんの御方の御たけうつされてをかれしに、地さと［う］をとう［さカ］のたむしやう［土佐広周］にかゝせらるゝ。
長享2 148806A17 御湯殿上日記
女ゐんの御かたの御たけうつしおかれしにての御ちさういてきて、あすの御きやうくようの御たうし［法輪院公範］にくやうさせらるゝ、
長享2 148806A26 蔭涼軒日録
四鼓刻彦希聖遷化。
長享2 148806A26 鹿苑日録
長享貳年戊申六月廿六日。聴松庵希世彦和尚入滅。〈八十六歳。〉
長享2 148807A05 尋尊大僧正記
絵所助法眼赤童子絵図仰付之、今日書出、代百疋、
長享2 148808A10 尋尊大僧正記
玄奘三藏絵京上、…自禁裏被仰出之、勅書在之、
長享2 148808A13 実隆公記
玄奘三藏三蔵絵〈隆兼筆、南都大乗院絵、／…都合十二巻在之、〉可令拝見之由勅定、詞読申之、
長享2 148808A15 御湯殿上日記
けんさうのゑかくしつかはさるゝ。
長享2 148808A16 御湯殿上日記
あんせん寺殿よりたいしの御ゑまいる。
長享2 148808A20 尋尊大僧正記
去十日依召進上玄奘三藏絵今日被返下了、
長享2 148809A03 実隆公記
入夜依召参御前、延朗上人絵〈六巻、但三巻乱裏紛失、今只三巻也、一三六也、〉読申之、
長享2 148809A16 親長卿記
早旦行事官氏興来、賢聖障子今日可立申、仍申勧修寺大納言処、就明日節会之儀有取乱事、…予令参仕可見計之由被申云々、仍着直衣参内、兼□□＊障子押入許也、通障子沙汰終之後退出、
長享2 148810A08 尋尊大僧正記
龍花院門上葺き瓦用西方院山土所望云々、此間停止也、雖然許可了、但瓦ニハよくも無之由仰遣之、
長享2 148812A15 実隆公記
海阿来、対面之処、来十九日御台御方渡御江州御陣、御盃台被仰付之処、画師申趣不叶上意、所詮土佐将監令同道於予所、可然之様申談可沙汰進上之由仰也云々、…将又土佐将監以折帋同御盃台事有相談子細、
長享2 148812A28 尋尊大僧正記
大輔吉野万タラ事仰付之、
延徳1 1489 般舟三昧院記
伏見般舟三昧院は後土御門院御草創なり。…然則後土御門院継体の君として位をつぎ給へり。…御齢四十八の年。鸞鏡にむかはせ給ひて御手づから龍顔を模写せられ。画所預光信に仰られて尊形をうつさしめ。御製の和歌一篇を題せられ。この院にのこされけり。
延徳1 148902A21 耕作養蚕図巻模本奧書
此畊織両巻以梁楷正筆 絵具筆無相違写物也家中不出可秘々々／延徳元年二月■一日 鑑岳真相
延徳1 148902A28 尋尊大僧正記
吉野万■ラ図絵出来、小南院大輔筆也、
延徳1 148904A08 蔭涼軒日録
晩来狩野大炊助持御影来。愚云。明日入輿可度等持云々。
延徳1 148905A04 蔭涼軒日録
狩野大炊助持常徳院殿御出陣之像下絵来。…約政則公之所請画像之事。今月中可出来云々。
延徳1 148905A06 御湯殿上日記
二そん院より十三部のかけゑ［十くわん］まいりて御おかみあり。
延徳1 148905A07 実隆公記
於黒戸十王図拝見、〈十補（鋪）、懸絵也、〉筆跡殊勝〈春日絵所行光、百四五十年以前者云々〉驚目者也、
延徳1 148905A28 蔭涼軒日録
依崇寿桃源不例。可写帋形之由自景徐翁有命。乃遣昌子於狩野助宅。必可参云々。薄晩助来云。写桃源紙形。
延徳1 148905A29 蔭涼軒日録
永明之観清来云。先也東英首座。播之安国寺公帖事雖望之。此十日以前彼安国罹欝悠不残一宇。以故不可入寺之儀叶。摂津国善住寺公帖事。可有白沙汰宇。書立持之来。
延徳1 148905A29 半陶藁
四景間 一景一幅、楊知客筆
延徳1 148907A04 蔭涼軒日録
赤松所誂常徳院殿画像。自狩野助方来。
延徳1 148909A09 蔭涼軒日録
月船坊上洛持軸画来恵之。蓋瀑布也。夏珪様也。画本在公方云々。
延徳1 148911A12 蔭涼軒日録
堀曰。此書立者重可白。先已前奉之越前善応寺諸山列事。可白之。乃披露。無子細御免之由有御返答。…状云。／善応寺諸山之事今日披露申処無子細御免之由被仰出候即其分鹿苑院江申遣候定可為御祝著候此由可得御意候恐惺敬白／十一月十二日 名判／洞春院侍衣禅師
延徳1 148912A12 実隆公記
仰源氏扇流画屏〈細川讃岐守新調物〉、拝見、絶代之壮観、驚目者也、
延徳1 148912A23 御湯殿上日記
御しゆそう［寿像］のくやうに。ふしみの御寺にてまんたらくあり。
延徳1 148912A23 実隆公記
今日於城南般舟院有曼■羅、…是御寿像供養云々、
延徳2 1490 雪舟自画像模本賛
自筆写寿像、付与等観蔵主、四明天童第一座雪舟七十一歳之冬、徳力善雪模自画像 雪舟七十一歳自筆之以寿像 善雪写之、
延徳2 1490 梅花無尽蔵
屏風雪舟揚［等楊］公所画跋／…及今延徳庚戌、凡一百三十余歳也、本邦有楊公知賓者、号雪舟、…今屏上所貼之小画、十有二片、遷［廼］雪舟東遊在岐陽之霊薬山［正弦寺］、応小蓬莱旧知之需所描、…
延徳2 149001A08 御湯殿上日記
御ゆめにより、ひさもん。たいこく。とさのしやうけんにおほせつけられてかゝせらるゝ。
延徳2 149001A11 蔭涼軒日録
時狩野大炊助持相公御法体之帋形七八枚来。与堀河殿見之択其似者一番置之。
延徳2 149002A23 蔭涼軒日録
大館礼部云。東府事可為御寺。
延徳2 149002A24 蔭涼軒日録
相公問曰。…御法体御影誰取写。云。狩野助所筆也。
延徳2 149002A24 蔭涼軒日録
相公曰。東府為慈照院。
延徳2 149003A10 蔭涼軒日録
今日等持寺仏殿立柱上棟也。
延徳2 149003A21 実隆公記
仰今日諸軍勢発向、北野土一揆敗北之間、彼社壇以下悉化灰燼、〈未刻計也、〉経蔵、一夜松、両門等相遣、
延徳2 149003A21 御湯殿上日記
八の時分に北野ゑんしやうのよしきこゆる。おどろきおほしめす。この程こもる物とものわさなり。
延徳2 149003A21 蔭涼軒日録
時諸家衆為払土一揆囲北野■。…一揆衆不叶而焼社頭。
延徳2 149003A21 北野社家日記
安富勢申剋東門打詰扉落、令乱入合戦在之間、則一揆等拝殿ニ奉放火間炎上云々、
延徳2 149003A21 大乗院日記目録
北野社悉焼失、土民閇篭之故也、
延徳2 149003A21 如是院年代記
北野神■炎上。土一揆自火自滅。
延徳2 149003A22 蔭涼軒日録
話云。社頭悉焼失。経蔵許残。神体者在松梅院。
延徳2 149004A18 実隆公記
応永［禁中］宸筆御八講屏風画図尤妙也、自山上被召寄之云々、於黒戸拝見、
延徳2 149005A02 蔭涼軒日録
午後自小補有使云。土佐右京亮来造帋形。可同途中否。又可有来臨否。返答云。乃可謁。々小補面右京。写帋形二枚。
延徳2 149005A18 蔭涼軒日録
此日小河御所俄被毀之。
延徳2 149005A18 実隆公記
今日小河御亭被破却云々。
延徳2 149005A21 蔭涼軒日録
今晨等持寺仏殿立柱諷経。
延徳2 149006A27 蔭涼軒日録
北房自今晨四宮方。私宅障子画始之。
延徳2 149007A03 尋尊大僧正記
■勝万■ラ図絵事、召大輔法橋仰付之、
延徳2 149007A04 実隆公記
其後依召参議定所、屏風可拝見之由也、貞治中殿宴屏風也、詩哥為重卿筆歟、
延徳2 149007A19 御湯殿上日記
てそうにておほせらるゝ。春日の御ゑとうふく院よりとてまいる。
延徳2 149007A20 御湯殿上日記
昨日の御ゑ御はゐの御すへくろとにて御らんせらるゝ。
延徳2 149007A21 実隆公記
明日春日霊験絵〈在春日社〉、可拝見之、自今夜始神事、可祇候之由昨日勅語也、仍存其旨者也、
延徳2 149007A22 御湯殿上日記
春日のゑんき御らんせらるゝ。ないない。…
延徳2 149007A22 実隆公記
於黒戸件絵詞読申之、
延徳2 149007A25 実隆公記
春日霊験絵詞〈自西園寺進上云々、〉写本加一見可直進上之由被仰下之間、賜之退出、
延徳2 149007A26 実隆公記
春日霊験絵今日被出勧修寺拝見之由聞及之間、青女令神事罷向、…昨日写本大概校合了、
延徳2 149008A06 御湯殿上日記
たけたほうゐんすわの御ゑけさむにいるゝ。すはもたせてまいる。
延徳2 149008A29 蔭涼軒日録
等持寺仏殿再造成其功。
延徳2 149008U17 実隆公記
入夜参内、長谷寺縁起、高陽院行幸競馬絵等詞於常御所庇読申之、
延徳2 149008U17 御湯殿上日記
はつせの御ゑのこと葉侍従大納言よみまいらせらるゝ。
延徳2 149008U18 蔭涼軒日録
午後相阿持鉄拐像来。馬公権筆。…今午相阿屏風貼画之賛之事請之。
延徳2 149009A23 実隆公記
壬生地藏縁起絵〈宝幢金剛三昧院〉貳巻〈未猶在之云々〉披見、
延徳2 149009A28 尋尊大僧正記
絵師大輔法眼召之、祖師之内聖徳太子大略書継之、■州大師座具以下書継之、恵潅僧正以下ハシハシ＊書加之、
延徳2 149010A24 興福寺略年代記
十月廿四日夜般若寺炎上。長老坊ヨリ出火云々。文殊堂地藏堂釈迦堂鐘楼堂僧堂本尊悉焼了。
延徳2 149010A24 大乗院日記目録
夜般若寺自長老坊火出之、僧坊・地藏堂・文殊堂以下悉以焼失了、
延徳2 149011A08 実隆公記
仰般若寺文殊去月廿四日回禄、凡如天火云々、
延徳2 149012A28 実隆公記
（端裏書）「仰 延徳二、十二、廿八」／文のやうひろうして候、れうたくふとうかきてまいらせ候、よろこひおほしめし候、ことにおほしめし候よりもなをよくいてき候て、御ひさう候へく候、とてもの事にさんをかきて、名をくハへ候てまいらせ候やうにおほせられ候へく候
延徳3 149102A08 実隆公記
入夜依召参黒戸、三壇御本尊代始山門無沙汰 于今無新図、仍今度被新図、〈画師窪田云々、〉可拝見之由也、六臂如意輪像也、
延徳3 149102A08 御湯殿上日記
三たんのほんそんくほう［た］にかゝせられてまいる。
延徳3 149103A21 北野社家日記
今日東寺立柱在之云々、
延徳3 149103A24 実隆公記
早朝向宗祇庵、是兼日招引也、人丸像新図〈土佐刑部少輔光信書之、本信実真跡也、…〉供養卅首哥講之、
延徳3 149104A08 御湯殿上日記
宮の御かたいなはたうのゑんきあそはす。
延徳3 149105A14 実隆公記
因幡堂縁起絵〈古物也〉、帥卿借送之、拝見殊勝々々、
延徳3 149105A27 御湯殿上日記
いなはたうのゑんきあんせん寺殿よりまいる。
延徳3 149106A03 蔭涼軒日録
北房自今晨松泉軒客殿障子下画画之。君沢様也。
延徳3 149106A03 蔭涼軒日録
或人云。今日巳刻興彦龍易簀。未識其実。
延徳3 149106A08 実隆公記
相国寺周興蔵主去三日歟入滅云々、
延徳3 149106A09 尋尊大僧正記
去三月六日より松南院大輔法眼ニ仰付処之阿ミタ仏今日出来、皆金色〈細金〉、
延徳3 149106A09 蔭涼軒日録
游初軒座敷画狩野法橋所筆一見之。
延徳3 149106A26 実隆公記
卿室町殿御参内始也、…牧溪絵〈三幅、本尊寒山十徳、脇猿猴、（帋絵也、）被居盆、七献被進之歟、〉等也云々、
延徳3 149106A29 蔭涼軒日録
北房今日訖客殿七間半之画功。
延徳3 149107A08 蔭涼軒日録
北房画障子八景也。自今日始之。
延徳3 149107A21 蔭涼軒日録
松泉軒書院障子八景画。今日畢其功。夏珪様真本也。
延徳3 149107A26 蔭涼軒日録
北房画書院障子。自今日始之。琴碁書画也。
延徳3 149107A26 尋尊大僧正記
招題［提］寺東征伝絵五巻京都ニ被上之、中御門奉行、昨日京上、
延徳3 149107A28 尋尊大僧正記
木津地藏縁起絵三巻到来、自慈恩院、
延徳3 149108A03 蔭涼軒日録
琴碁書画訖功。
延徳3 149108A10 尋尊大僧正記
東大寺執金剛神縁三巻、狛地藏絵三巻今日京上、被進禁裏、
延徳3 149108A10 蔭涼軒日録
遣昌子於玉澗軒。文都官所筆花鳥屏風暫借。
延徳3 149108A11 蔭涼軒日録
松泉御所間障子花鳥画北房筆之。自今晨始之。
延徳3 149108A11 実隆公記？
入夜於議定所東大寺執金剛神絵〈二巻〉、石地藏絵〈一巻〉、詞読申之、
延徳3 149108A27 御湯殿上日記
かたおかのゑ返しつかはさるゝ。
延徳3 149109A01 実隆公記
自禁裏墨絵二巻〈卅日絵也〉、被借下之、
延徳3 149109A12 蔭涼軒日録
窪田藤兵衛持扇子一本来。
延徳3 149109A13 蔭涼軒日録
晩来窪田写予帋形者両三枚。
延徳3 149109A14 蔭涼軒日録
斎前窪田写予帋形。北房加意見。
延徳3 149109A27 蔭涼軒日録
窪田藤兵衛尉。予労陋質書下画持来。…窪田写予陋質者両三。
延徳3 149110A 大乗院日記目録
十月、当麻新万■ラ、依勅京上、〈建保三年六月廿三日書立之云々、〉
延徳3 149110A05 蔭涼軒日録
予面之与画扇一柄。窪田藤兵衛先也所贈之扇子也。画竹浮鳥也。
延徳3 149110A08 御湯殿上日記
たいまのしんまんたらまいる。
延徳3 149110A09 尋尊大僧正記
当麻新万タラ為勅被召上之、昨日京上云々、
延徳3 149110A09 後法興院記
自勧修寺以折紙申送云、明日御会次当麻新曼陀羅可有御拝見歟、然者被致御精進可御参内之由仰出云々、
延徳3 149110A10 御湯殿上日記
まんたら御をかみともあり。
延徳3 149110A10 実隆公記
先当麻新曼陀羅〈度間法眼筆云々〉、雖不出之物依勅定進之、被懸清涼殿庇〈昼御座前〉、諸人拝見、昨日可参入之由被仰下、仍拝見戴、
延徳3 149110A10 後法興院記
御会以前令拝見曼陀羅、度間筆云々、
延徳3 149110A11 御湯殿上日記
まんたらいまた御入ありて。しやうれん院殿御くわとうにて御おかみあり。
延徳3 149110A12 御湯殿上日記
まんたら返しつかはさるゝ。
延徳3 149110A13 後法興院記
当麻新曼陀羅鷹司亭に被申出云々、右府為拝見向彼亭、
延徳3 149110A18 尋尊大僧正記
当麻新万■羅自一乗院殿給之、開見了、縁起絵二福［幅］并一寺之縁起、万タラノ縁起後五大院殿筆一巻在之、当寺号万法蔵院、又号禅林寺、本万タラノウツシ也、号新万■ラ、… 今度自禁裏依仰京上了、則被返下之次也、
延徳3 149110A24 蔭涼軒日録
晩来来九峯北房来。有商人売画軸。自牧翁所筆之江山画也。二老与予三人写其讃詩。返軸。
延徳3 149111A02 蔭涼軒日録
調二千疋折帋贈北房。蓋謝座敷画也。
延徳3 149112A27 尋尊大僧正記
十三仏大輔法眼書出之、
明応1 1492 島隠漁唱
秋月緇郎。薩之産。而遊芸于中州。年既久矣。専師雲谷翁。画工究其妙焉。壬子之秋。錦旋以為栄。
明応1 149201A21 親長卿記
今日以勾当内侍仰云、絵所土佐弾正去々年申一級、去年又申間、被仰早速之由之処、当年又望申、彼等事、一向沙汰外歟如何、予申云、余早速歟、羽林府役四ヶ年、或六ヶ年野間、於彼等余不可然之由申了、
明応1 149201A23 御湯殿上日記
三たんの御ほそんくほたかきいたしてまいる。
明応1 149202A27 蔭涼軒日録
四郎話云。今月 書写本堂炎上。其外房々五六ヶ所為焦地。
明応1 149203A20 蔭涼軒日録
窪田予陋質絵之以来太不可也。…於丹寮窪田書帋形猶未十分。
明応1 149204A02 蔭涼軒日録
東福寺仏母書之。誤倒書之。遣窪田方改之。明日可出来。
明応1 149205A02 蔭涼軒日録
旭公云。春陽不例少有験。…又狩野法橋写帋形。則坐而一咲云。添鬚云々。
明応1 149206A01 後法興院記
松蔵主、寿宮等来、松蔵主筆人丸新図影持来之、件本信実筆云々、古本讃余可染筆由頻命之間令許諾了、
明応1 149206A07 尋尊大僧正記
去五日吐田絵師筑前法眼入滅、
明応1 149206A08 蔭涼軒日録
往岩栖院、…予請之云。座敷画一見如何。侍者延予見之。狩野法橋所附で？。種々筆勢尽之。実可観者也。
明応1 149210A04 蔭涼軒日録
晩来■藤寮看喜多坊画障壁。夏珪様也。
明応1 149210A12 尋尊大僧正記
薬師寺八幡講簾寸法昨日進之、／本社三間、…／合九間分云々、代二貫文分仰付之、
明応1 149211A10 尋尊大僧正記
八幡宮御簾九間入屏風箱送彼寺沙汰人方了、
明応1 149211A18 蔭涼軒日録
今日祇園遷宮傾群詣之云々。
明応1 149211A28 尋尊大僧正記
今日薬師寺八幡宮遷宮也云々、
明応2 1493 三教図・正宗龍統賛
明応二歳龍集昭陽赤奮若黄鐘上澣日東釈氏正宗龍統焚■■賛
明応2 1493 貧楽斎記（古画備考）
貧也者、不可楽焉、…建長啓賢江、敏而多芸、以画為業、…是誠顔氏箪瓢之比歟、六合之内、朝東暮西、桂海氷天、厥所留滞、必貧楽扁僑居之室、亦如魯直退聴堂之例也、…明応歳舍癸丑［二年也］、春三月下休、三蘆野人江介周鏡叙、
明応2 14930*A09 蔭涼軒日録
今日宗湛庵主年忌。
明応2 149303A10 蔭涼軒日録
喜多坊来伸茶之礼。書院押板脇画筆之。
明応2 149303A11 蔭涼軒日録
喜多坊亦筆押板脇。
明応2 149303A13 蔭涼軒日録
喜多坊来補金屏薄。
明応2 149303A15 蔭涼軒日録
喜多坊補金屏。
明応2 149303A26 北野社家日記
相阿方へ御所間違棚・障子遣之、
明応2 149304A19 北野社家日記
相阿方へ押板置物事相尋様、…自筆返事事在之、為後証注之、
明応2 149304A21 後法興院日記
是日有続歌興、〈五十首〉人丸法楽也、此影宗祇進置了、
明応2 149304A21 北野社家日記
今朝陽明五十首御会在之、子細者宗祇人丸進上仕、絵者土左［佐］将監［光信］、替［賛カ］者定家也、但替［賛カ］計今度新調之人丸ニ押而進上申也、色紙一枚角ニ押也、
明応2 149304A23 御湯殿上日記
三ほう院はん［う］かうするおとなゐ□［猶カ］さりならぬ事なり。夕かた程よりかゝる。…夜に入て又あたりのさいけともまてことこと＊く火のふせゐなり。ことのはなし。つうけん寺もはつかうときこへてあさましきことなり。
明応2 149304A23 言国卿記
今日早々自細川、畠山尾張［尚順］屋形ヲ焼払畢、…曇花寺殿ウチ破、御比丘尼共ハク云々、是又曲事々々、然間、禁裏御近所三宝院殿同打破物■由間、
明応2 149304A23 蔭涼軒日録
今朝畠山尾張守殿屋形。足軽打入毀取之。…其後曇花院破却。尽乱妨。其後三宝破却。剰入火。尽為焦土也。其後慈照寺江乱入。
明応2 149304A23 親長卿記
今日滅却所々、／三宝院〈将軍御連枝〉、通玄寺〈同〉、慈従院〈同、但於出／寺無事〉、新大納言光忠宿所、妙法院坊、畠山尾張守宿所、被官等家々也、
明応2 149308A15 親長卿記
今暁真如堂阿弥陀遷座新造本堂云々、
明応2 149309A15 蔭涼軒日録
晩来狩野法橋携松蕈一盆。柳樽一双来。写予陋質。
明応2 149309A21 蔭涼軒日録
晩来狩野法橋持余陋質紙形数枚来。以一ヶ■衆心定之。
明応2 149309A23 蔭涼軒日録
斎罷遣丹首座於狩野法橋宅云。雲沢季瓊和尚肖像并予陋質督之。不可有如在云々。
明応2 149309A27 扶桑五山記
百五十一、亀泉、諱集証、…〈明応二年水野と丑九月廿七日寂、寿七十、〉
明応2 149310A13 御湯殿上日記
小御所の御さうさくはしまる。
明応2 149311A15 言国卿記
坂本社頭土一揆篭云々、山門ヨリ払之、山王焼云々、今夜由也、
明応2 149311A15 大乗院日記目録
十禅寺并二宮・三宮悉以炎上、馬借沙汰、二百人計死、
明応2 149311A16 言国卿記
坂本社頭［日枝］山王コトコト＊ク土一キ篭之間山門ヨリせメ焼云々、大宮八王子計御残在之云々、
明応2 149311A16 親長卿記
今日聞、土一揆為徳政篭日吉社、自山門衆徒等発向、大宮社以下灰燼云々、
明応2 149311A17 親長卿記
或仁云、大宮社不焼、大宮八王子等令残給云々、実説猶可尋、
明応2 149311A17 横川和尚伝
実明応二年癸丑六十五歳。十一月十七日示寂于小補正寝。
明応2 149311A18 尋尊大僧正記
去十五日馬借共閇篭之間、十禅寺・二宮・三宮悉以山王焼失了、
明応2 149311A18 親長卿記
或仁云、十禅師、并二宮、同小社許炎上云々、
明応2 149312A26 尋尊大僧正記
観音厨子戸平絵書出之、大輔法眼、
明応3 149405A19 御湯殿上日記
むろまちとのへ哥あわせの御ゑ三くわん返まいる。
明応3 149406A17 尋尊大僧正記
吐田松坊一昨日入滅之由、助法眼参申、故筑前法眼子息也、
明応3 149406A18 親長卿記
冷泉前大納言参会、語云、八幡護国寺去十五日暁炎上之由、一昨日注進云々、
明応3 149407A27 御湯殿上日記
御しゆかゐ。…しゆかゐの御ゑ一くわんまいる。ゑんまんゐんより御ゑともけさんに入らるゝ。
**明応4 1495 破墨山水図自跋
相陽宗渕蔵主従余学画有年筆已有典刑游意於■芸勉励尤深也今春告帰謂曰願獲翁一図以欲為我家箕裘青氈数日於余責之雖余眼昏心耄不知所以製■干其志輙拈禿筆洒淡墨与之日／明応乙卯季春中澣 日／四明天童第一座老境七十六翁雪舟書
明応4 149501A23 実隆公記
及昏自親王御方女房消息到来、按察所労危急也、一品事存命之間可有御沙汰之由所思食候也、但可為如何哉、依申状可有御執奏＜云々、＞則献愚報云、極位事御執奏尤可然也、是不可背理之由存之故也、仍彼卿病体心苦之間秉燭罷向、兵部卿、相公羽林同道罷向了、今日以外窮屈之式也、今日召画所令写寿像、其間不草臥之間殊以余屈無正体、不謁之由被命、
明応4 149504A09 実隆公記
宗祇法師肖像讃染筆了、
明応4 149505A21 実隆公記
楞厳大師伝記絵三巻帥借送之、
明応4 149506A08 御湯殿上日記
ふけんゑんめいの御ゑしやうけんにしんつ［新図］うさせらるゝいてきて。けふまいる。
明応4 149510A02 尋尊大僧正記
良鎮法橋此間在長谷寺了、天神御一期之伝記在之、以之巻絵六巻書之、東照印并当公文沙汰也、又一巻与喜祭礼様与喜之縁起当所影向様同明之、如檢［験］記也、合七巻書立之云々、両人共於絵在故実云々、
明応4 149510A11 尋尊大僧正記
昨日絵所助法眼円寂了、
明応4 149510A19 尋尊大僧正記
先日牛絵二巻ハ芝絵所及五代所持本也云々、所望申間遣之、畏入了、此一両日以前之、
明応4 149511A21 如是院年代記
長谷寺炎上。
明応4 149511A22 尋尊大僧正記
子時公坊之下井坊ヨリ火出之、公坊焼、則観音堂并本尊悉以焼失、時剋到来也、十三重塔・鐘楼・愛染堂・新宮三所・長楽寺・潅頂堂・不動堂・弥勒堂・炎魔堂・一切経蔵・本長谷寺・三重塔・来迎院・登廊・＜土分相残＞、横田坊東中院・中坊、以上、二王堂一宇相残、其余堂社悉以廻禄了、
明応4 149511A22 実隆公記
後聞、長谷寺炎上、頂上仏、古帳等纔相残於灰燼之中、頗有奇異之端＜云々＞、其外諸堂、坊舎悉焼失＜云々、＞
明応4 149511A22 大乗院日記目録
長谷寺炎上、観音堂・同本尊・十三重塔・新宮鐘楼愛染堂・登廊・潅頂堂・本堂・三重塔・一切経蔵・炎魔堂・公坊以下也、二王堂・食堂・客坊相残了、神社悉焼了、
明応4 149512A02 親長卿記
或仁云、初瀬観音堂炎上云々、御体不取出云々、
明応4 149512A02 尋尊大僧正記
長谷寺仏師事舜覚法眼望之、絵所人数事大輔法眼望之、可相尋之旨返事了
**明応5 1496 藤田美術館蔵雪舟自画像模本賛
説破空花、本無色相、／弘治丙辰歳再季春念八日／天府第一名儒士秀才青／霞沐手賛
明応5 149601A14 正続大宗禅師行状
明応五年丙辰正月十四日順寂。･･･師世寿八十一。
明応5 149601A14 紫野前住籍
四十世春浦和尚 諱宗煕･･･ 明応五丙辰正月十四日示寂、世寿八十八、
明応5 149601A14 龍宝山誌
松源院･･･／ 春浦和尚･･･明応五年正月十四日寂八十八
明応5 149602A03 実隆公記
自徳大寺絵三巻＜花夕絵、月夜絵、雪朝絵、＜銘如此＞＞ 納■被送之
明応5 149602A18 尋尊大僧正記
長谷寺観音指図今日ヨリ沙汰之、大輔法眼清賢筆師也、
明応5 149602A25 尋尊大僧正記
長谷寺観音指図自十八日初之、大輔法眼清賢至今日図之、
明応5 149604A20 実隆公記
師富朝臣高瀬寺縁起絵三巻＜上行俊卿、中実冬公、下尭仁親王被書詞、＞送之一見了、
明応5 149605A18 考古画譜
（補）同［西行物語］ 四巻／ ［補］巻二奥書云、以外破損候間、加修復訖、諸方借用舒巻、無故実候所以歟、向後堅可為禁制矣、明応＜丙辰＞年五月十八日出来了、奉行孝心＜六十五才＞、（補）真頼曰、此の絵、伝へて後土御門院勾配当内侍の筆なりといふ、白描の絵なり、方今、青木信寅所蔵せり、
明応5 149605A22 実隆日記
御台御肖像被写之、御衣裳、几帳以下事可為如何哉之由、万松軒以消息広福院被尋之、
明応5 149605A26 実隆日記
彼御影事猶以自万松軒重々有示承之旨、絵師狩野入道来、則相謁、愚存分大概雖申含、猶不得其意之間、所詮伏見御安置之女院御影拝見尤可然之由名之、
明応5 149605A28 実隆日記
及晩狩野入道来、昨日参伏見彼御影拝見写取之、御装束色目等事、几帳惟等之事巨細示仰之、
明応5 149607A04 尋尊大僧正記
長谷寺使者両人参申、見参了、御返事、両条指示給之、／一仏師事、両三人棟梁之内、春慶法眼事仰付之事、
明応5 149607A18 実隆公記
讃州滝宮卅六人哥仙＜源公忠朝臣、忠峯、平兼盛、中務、＞四人＜板也、＞哥依細川被官人所望染筆了。
明応5 149607A21 尋尊大僧正記
自長谷寺来廿四日可御衣木■合也、其以前仏師春慶可参向旨、可有御下知云々、
明応5 149608A05 実隆日記
飜邪帰正絵＜自山上座主宮被進云々＞、可被新写也、件詞可書進上之由一昨日被仰下、今日四五段書之了、
明応5 149608A06 実隆日記
絵詞終写功、＜上下十四段也、＞
明応5 149608A07 実隆日記
絵詞今日令持参了、
明応6 149610A15 実隆公記
中山中納言来談、滋野井絵二巻令見之、一巻狐絵、＜常徳院殿御物也、＞一巻八幡臨幸絵等也、
**明応5 149611A 古画備考
真相･･･／虎陳所翁筆／明応五年丙辰／十一月真相写之
明応5 149612A05 土佐文書
口宣案／上卿小倉中納言／明応五年十二月五日宣旨／刑部少輔藤原光信／宣転任刑部大輔／蔵人左少弁藤原冬光＜奉＞
明応5 149612A11 大乗院日記目録
長谷寺仏師共退散、自七日至昨日今日御光立之、悉以仏師方成弁、
明応5 149612A13 尋尊大僧正記
一昨日長谷寺仏師共罷上了、観音悉以造立之、
明応6 149704A07 実隆公記
自真光院石山絵一巻被送之、可所詞之由也、先預置之者也、
明応6 149707A09 尋尊大僧正記
楞厳院先徳御影図之出来、
明応6 149707A11 尋尊大僧正記
熊野三山万タラ清賢持来、一見了、
明応6 149707A12 尋尊大僧正記
絵師大輔公清賢法橋宣下、今日自中御門送給之、六日宣也、
明応6 149708A03 尋尊大僧正記
小塔院先徳図絵出来、太郎左衛門筆、
明応6 149708A04 尋尊大僧正記
大慈三昧院殿御影図絵大輔法橋筆、報恩院木像写之、
明応6 149708A17 実隆公記
経師来、石山縁起絵詞料帋不足分事申付之了、
明応6 149708A28 実隆公記
及晩参内、･･･夏圭筆画図拝見之、
明応6 149709A06 尋尊大僧正記
智光万タラ筆立了、大輔法橋、
明応6 149709A13 尋尊大僧正記
贈僧正御影書立之進之、大輔法橋、
明応6 149710A15 実隆公記
内外万物縁起被新写、不審之字可見合進上由被仰之、則加一見、愚存分申入之、件書元興寺願曉法師所述殊勝物也、
明応6 149710A27 実隆公記
於御前介錯仏子絵詞読申之、
明応6 149711A15 尋尊大僧正記
卯剋より白毫寺本堂・炎魔堂・多宝塔・一切経蔵・鐘楼・僧坊・クリ・僧堂此外長老坊・奥坊・寂生院・尺迦院・花蔵院・ハタ板坊・地藏院・谷坊等悉以炎上了、
明応6 149711A15 大乗院日記目録
白毫寺悉以炎上了、
明応6 149711A17 実隆公記
入夜於御前介錯仏子絵詞読申之、
明応7 149801A27 御湯殿上日記
御しゆかゐいつものことし。とうふく寺の五百らかんまいりて御おかみあり。
明応7 149801A27 ？
東福寺五百羅漢＜明兆殿主［吉山、淡路国人］筆、本在鎌倉建長寺云々、殿主卅二歳筆歟、性海長＞
明応7 149801A27？ 実隆公記
＜老住持也、＞五十幅被掛議定所有御拝見、
明応7 149804A26 実隆公記
半身布袋＜牧谿筆、簡翁賛＞武家累代重宝、号百貫布袋＜俗号腹摩布袋＞、三幅対之本尊也、土蔵＜志乃＞、者可沽却之由申之、内々申入処、被召置之、＜代者貳千貳百疋、＞玄清媒■之間再住問答了、
明応7 149805A15 尋尊大僧正記
禅師御房御影清賢法橋図絵書出之、
明応7 149806A28 尋尊大僧正記
智光万多ラ奉図絵大輔法橋清賢持参
明応7 149807A23 実隆公記
於議定所御言談、三宝物語＜源為憲作、＞上読申、
明応7 149808A03 実隆公記
夜前三宝絵＜源為憲作、＞上被加修補、朽損之所々可書入之由被仰下、仍所々書入之進上退出了、
明応7 149809A24 実隆公記
絵詞＜往生伝小絵也、＞ 可書進上之由禁裏被仰下之、
明応7 149809A27 実隆公記
自禁裏絵詞＜盛雲新作往生伝也、＞
明応7 149809A28 実隆公記
絵詞今日令進上之、奥之一段料帋薄之間、書改可進上之由被仰下之、
明応7 149810U28 実隆公記
及晩宗祇法師来、瀟湘八景［惟肖作］詩先日予染筆之処、画屏＜画相阿所書也、＞之画経師推違之間、両枚可書改之由命之、即刻書之了、然間又色紙其色予書違之、仍翌日又書改了、
明応8 149903A29 尋尊大僧正記
青面金剛図絵事、一昨日仰大輔法橋、
明応8 149906A26 実隆公記
今日龍安寺方丈上棟＜云々＞、
明応8 149907A19 御湯殿上日記
中たうにへいろ［閉篭］あり。このあか月よりほそ川はらはせ候とて。中たうはしめて九か所やけて。くひともとるよしきこへて。あさましきのみおほせことあり。
明応8 149907A20 大乗院日記目録
早朝山根本中堂大講堂・延命院・四王堂御経蔵・鐘楼・□□＊常行堂・法花堂炎上了、
明応8 149907A21 尋尊大僧正記
昨日早朝根本中堂炎上、…三上書状ニハ諸堂炎上云々、常行堂・法花堂・神輿・三社炎上云々、
明応8 149907A23 尋尊大僧正記
自京都注進、山門炎上所々廿日辰剋／根本中堂并御動座之神輿／大講堂 常行堂 法花堂／延命院 四王堂 大黒堂／御経蔵 鐘楼 政所等也／以上悉以廻禄、相残分戒壇院一ウ
明応8 149908A06 尋尊大僧正記
椿井仏師春慶＜舜覚法眼＞、入滅了、
明応8 149910A06 鹿苑日記
福枝申乙人所奪取者。常住鶴屏風隻。扇之屏風一双。杉雪屏風双。其余天山具器。托子。文台皆失矣。予之什物尽奪取焉。
明応8 149910A08 鹿苑日記
扇屏風一隻還于院。
明応8 149910A09 鹿苑日記
早晨扇屏風一隻復還矣。可喜也。
明応8 149910A10 鹿苑日記
早晨金屏風隻。周■僧自賀茂持来。諸僧看之。喜者太矣。予嘆息曰。天所護而還也。
明応8 149911A08 大乗院日記目録
信貴山本堂立柱云々、
明応8 149912A19 尋尊大僧正記
昨日申剋合戦、宗益手切勝了、越［超］昇寺・秋篠・宝来打負了、法花寺自夜前物取乱入、堂塔・僧房破向、･･･西大寺如法花寺云々、菅原寺ハ悉以夜前焼払了、負［角］寺打破了、
明応9 150011A18 後法興院記
早旦参伏見御山庄奉拝先皇御影被焼香、…仰此御影最皇四十八歳御年御自筆云々、同被載御詠、以上宸筆云々、彩色以量筆云々、
文亀2 150203A06 大乗院日記目録
長谷寺本尊仏師法橋舜慶開眼沙汰、去卯年十一月廿二日炎上、辰年八月十五日御衣木加治、十二月廿一日造畢、仏師両人棟梁也、今日悉以出来、
？ ？ 日次紀章
正月初九日 画工小栗宗丹忌
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