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柘榴の実の部分は鉛白の上に辰砂を塗り重ね、塗りの厚みの違いで濃淡を表現しています。ピンク色の蓮弁にも同じ表現が見られます。柘榴は当初、緑色の玉だったともいわれますが、緑色が塗られていたことを示す分析結果は得られていません。