ブックタイトル「鉄構造物の保存と修復」日本語版

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概要

「鉄構造物の保存と修復」日本語版

写真15イングランド側アンカレッジ(2017年撮影)ケーブルは壁面に直接アンカーされている。写真16追加されたワイヤーケーブルとハンガー(2017年撮影)亜鉛メッキに塗装した縒り鋼線のワイヤーケーブルが1902年に最上段に追加された。写真17チェインのリンクとハンガー定着部(2015年撮影)写真18ハンガー破断箇所の現況(2015年撮影)チェインのリンク上の定着金物を含めて旧ハンガーは撤去され、応急処置としてステンレスのロッドがリンク上からつりさげられている。11図2ハンガー定着部の構造チェインのリンクの上に鍛鉄製の定着金物が鞍掛けされ、その中央にテーパーのついた孔が貫通する。ここに楔状に成形されたハンガーロッドの端部が嵌まり込んでいる。ハンガーの破断はこの近傍で発生した。写真19橋台付近の木床版(2015年撮影)1974年に全面取替えられた。部分的に腐食が進んでいる。写真20石造塔頂部のサドル付近(2017年撮影)チェインケーブルのサドルは、3段に貫通する塔頂内部に設置される。25