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池辺群虫図
142.3×79.7cm
カエルやオタマジャクシの泳ぐ池の辺りで、数多の種類の昆虫、蛇やトカゲなどの動物を瓢箪とともに描いた作品。画面左端に「斗米庵若冲」の落款と「藤汝鈞印」白文方印と「若冲居士」朱文円印の二印があり、画面左上端には「丹青活手妙通神」の朱文長方印が捺される。さまざまな虫、両生類、爬虫類の姿が繊細かつユーモラスに描かれているようすが部分拡大画像で確認できる。画面のほぼ全面に裏彩色があることが報告されている。左上隅の蜘蛛の巣に黒い蛾が捕まっている様子や白い羽毛が付着していることは、生命の儚さを表しているようにも見える。
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