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薔薇小禽図
142.6×79.7cm
白色・濃い紅色・白に薄紅のぼかしのある3種類の薔薇を異形とも言える太湖石とともに描いた一幅で、画面左端やや上方に、「心遠館若冲畫」の落款と、「藤汝鈞印」白文方印と「若冲居士」朱文円印の二印を捺す。薔薇の赤い色からは、蛍光X線分析では水銀朱などの赤色系の顔料の存在は検出されず、カルシウム(Ca)のみが確認されていることから、胡粉の白色を基調として、赤色の染料が用いられているとみられる。拡大画像からも、赤色の染料がぼかし込まれている様子が拡大画像で確認できる。
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