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芦雁図
142.6×79.7cm
氷の張った湖の上空から降下する雁と雪の積もった芦を描いた作品。無落款で画面右端やや上方に「藤女鈞印」白文方印と「若冲居士」朱文円印が捺される。雪の白い部分には、胡粉の裏彩色が施されており、表側からの彩色も厚みを微妙に塗り分けることによって立体的に雪の質感が表されている。拡大画像で見ると、絵具の厚みによって、色味が異なって見えることが確認できる。吹き付けのような粉雪は表側のみからの表現であり、雁の下方に向かっての動きに呼応しているようにも見える。
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