フォーラム
「ポスト・エキヒュームSの資料保存を考える」
日程 2025年2月21日(金)(9時開場)
場所 東京文化財研究所 地下1F セミナー室、会議室
定員 【会場参加】170名(要事前申込み/先着順)
【オンライン参加】1000名(要事前申込み/先着順)
参加費 無料
主催 東京文化財研究所
共催 文化庁
文化財保存修復学会
日本文化財科学会
開催趣旨
 2025年3月末をもって主要な燻蒸ガスの一つである「エキヒュームS」の販売が中止を迎える。 資料保存における生物被害対策では、大規模な虫菌害が発生した際にガス燻蒸処理によって一度被害を初期化する対策が行われてきた。 あるいは受入資料からの虫やカビの持ち込みを防ぐためや、災害時の被災した資料を対象としたガス燻蒸も行われている。 温暖湿潤であり生物被害のリスクが高い日本の資料保存においては欠かすことができない対策方法の一つである。 「エキヒュームS」の販売中止を機にこれまでの資料保存をとらえなおし、今後の持続可能な新しい資料保存の在り方について考える。
プログラム
総合司会:早川 典子 (東京文化財研究所)
9:30 - 9:45 開会挨拶
  齊藤 孝正 (東京文化財研究所長)
9:45 - 10:00 趣旨説明
  佐藤 嘉則 (東京文化財研究所)
10:00 - 11:00 基調講演「文化財IPMに立脚したこれからの生物被害対策」
  米村 祥央 (文化庁 文化資源活用課)
11:00 - 12:00 基調講演「九博IPMの実践と今後の展望」
  木川 りか (九州国立博物館)
12:00 - 14:00 休憩 関係組織の取り組み(ホワイエ)
(13:30 - 13:50) 報告「文化財IPMの国際的な潮流 ~IPM-CH 2024参加報告~」
  渡辺 祐基 (九州国立博物館)・島田 潤 (東京文化財研究所)
14:00 - 14:30 講演「国立民族学博物館におけるIPMの実践-殺虫・殺カビ対策の事例から」
  日髙 真吾 (国立民族学博物館)
14:30 - 15:00 講演「文化財IPMを推進する上で有用な資格および生物被害対策への生かし方」
  岩田 泰幸 (文化財虫菌害研究所)
15:00 - 15:30 講演「博物館におけるカビ被害対策の現状と今後」
  間渕 創 (文化財活用センター)
15:30 - 16:00 休憩 関係組織の取り組み(ホワイエ)
16:00 - 17:00 総合討議
モデレーター  
建石 徹 (皇居三の丸尚蔵館)
登壇者 
小谷 竜介 (文化財防災センター) 
髙畑 誠 (宮内庁 正倉院事務所)
    
鳥越 俊行 (奈良国立博物館)   
降幡 順子 (京都国立博物館)
    
脇谷 草一郎 (奈良文化財研究所) 
和田 浩 (東京国立博物館)
17:00 - 17:15 閉会挨拶
  犬塚 将英 (東京文化財研究所)
申込方法
会場参加
※Google formよりお申込み

こちらから登録

  • 申込期間:2024年12月2日10時 ~ 2025年1月31日17時まで
  • 定  員:170名(先着順)
     ※定員に達しましたので、受付が終了いたしました。
  • 参加費 :無料
  • オンライン参加
    ※Google formよりお申込み

    こちらから登録

  • 申込期間:2024年12月2日10時 ~ 2025年1月31日17時まで
  • 定  員:1000名(先着順)
     ※申込期間が終了いたしましたので、受付を終了いたしました。
  • 参加費 :無料
  • 参加登録いただいた皆様に12/26、1/23、2/5、2/7のいずれかの日に登録完了のご案内メールを差し上げています。
     このメールが届いていない方は下記お問い合わせ先へご連絡ください。
    お問い合わせ先
    東京文化財研究所 保存科学研究センター 生物科学研究室
    メールアドレス seibutsu_tobunken[a]nich.go.jp
    ※[a]を@に変更して送信してください。
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