保存修復技術の国際的応用に関する研究

文化財が直面する問題には様々な原因が複雑に絡み合っています。ある国で既に実績のある保存修復技法であっても、文化財を取り巻く環境が変われば、十分な効果が得られない場合もあります。そのために、既存の材料・技法の最適化、新規材料・技法の研究開発が必要です。本年度からは、壁画を対象として研究を行います。
また、各事業と連携しつつ、文化遺産の保護に関する研究会の開催等を通じて国内外の専門家との情報の共有化を図ってゆきます。

現在進めている事業
  • トルコ共和国における壁画の緊急保護手順および保存管理体制構築に向けた人材育成事業
  • ミャンマー・バガン遺跡における寺院壁画保存に向けた煉瓦構造物外壁の試験施工と現地保存修復士の人材育成

Thai Thai
煉瓦造遺跡の屋根損傷状況調査(ミャンマー) カイマクル礼拝堂の壁画調査(トルコ)