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文化財保存関連のページへのリンク |
| インターネット上に存在する文化財保存関連の情報を紹介します。国内の美術館・博物館関係の情報に関するリンク集は充実したものがすでに多く作られていますので、ここには海外のページを中心に掲載しています。(2005年3月25日更新)。
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- ICCROM Home Page(英語・フランス語)
国際文化財保存修復センター(ローマ)−ICCROM (International Centre for the Study of the Preservation and Restoration of Cultural Property)
1956年にUNESCOによって設立された、動産・不動産文化財保存修復のための唯一の政府間機関(intergovernmental organization)で、現在90ヶ国あまりが加盟している。所在地はイタリアのローマ(ICCROMの"ROM"は"ROME"である)。 活動の5本柱はInformation(情報)、Training(人材養成)、Cooperation(協力)、Research(研究)、Advocacy(文化財保存に対する一般の理解を得るための広報活動)。最も知られている活動はおそらく、さまざまな文化財を対象にした人材養成講座であろう。講座のスケジュールや、出版物のリスト(文化財の種類別)などの情報がある。
- ICOM Welcome Page(英語)
国際博物館会議−ICOM (The International Council of Museums)
ICOMのお知らせ、行事予定、報道発表資料、文書集など。General Document Repositoriesは、ICOMの組織、専門家の倫理綱領、他の国際機関の提供する情報(CIDOC: The International Documentation Committee、CIMCIM: The International Musical Instrument Committee)など、これまでに出された文書を集めており、読みごたえあり。なお、日本語版がここにある。
- Committee for Conservation(ICOM-CC) (英語)
国際博物館会議保存部会− ICOM-CC (The International Council of Museums)
ICOM-CCは、ICOMの25の国際部会のひとつで、その役割は文化財保存に携わる人が直面する課題に対してわくぐみを与えるとともに、学際的な面に関する活動を行っている。文化財に関する科学的な調査、保存に関する問題の解決法の改善、保存技術の基準・マニュアル作り、危機管理や予防的保存に関する計画を行う22の作業部会がある。サイトには倫理規定、作業部会、3年ごとの研究発表会およびプレプリントのリストなどに関する項目がある。
- International Council on Monuments and Sites(英語、フランス語)
ICOMOS (International Council on Monuments and Sites)
ICOMOSの紹介、ICOMOSの憲章およびその他の文書、データベースの検索、ICOMOSの部会、今後の行事予定、ICOMOS Partners、文化財保存に関するその他のホームページ、関連のサイト
ベニス憲章は、Conservation, Excavation, Restorationなど項目ごとにリンクが組んであって便利であろう。各国支部の紹介の部分はアルゼンチン、オーストラリア、カナダ、コスタリカ、ドイツ、アメリカのものがある。
- IIC(英語)
国際文化財保存学会 IIC (The International Institute for Conservation of Historic and Artistic Works)
基本的な活動は、歴史的、美術的に価値のある作品を守るために必要な知識、技法、仕事をする上での基準を広めることである。IICは1950年に設立され、75ヶ国、3500人の会員を有する。会員資格は博物館・美術館に所属の、あるいは個人で活動している保存技術者や、保存科学者、教育者、学生、学芸員、美術史研究者などこの分野についての知識を得たい人、ということである。
ホームページの内容はIICの紹介、入会案内、出版物のリスト、そして2000年のメルボルン大会の案内とシンプル。
- Section on Preservation and Conservation, IFLA (英語)
Section on Preservation and Conservation, IFLA
IFLA (International Federation on Library Associations and Institutions)の1部門 。
世界の文書資料の保存に関わる部門である。文書の保存のセオリーやポリシー、実例に関する知識を交換、普及、向上させるための国際フォーラムなどを実施している。内容は年間計画、ニュースレター、年報など。Permanent paper(長期保存用紙というような意味、定訳はまだないがアメリカでは規格がある)の普及に力を入れている模様。
- World Heritage(英語、フランス語*、スペイン語*〔*一部〕)
世界遺産についてのページ
世界遺産の理念、世界遺産の決め方、世界遺産に指定されているもののリストなど世界遺産に関するくわしい情報が引き出せる。ユネスコホームページからもたどれる。絵が多く使われており、ダウンロードに時間がかかる。
- UNESCO WEB(英語、フランス語)
ユネスコホームページ
ユネスコについて、最近の行事、出版物、プログラム、統計、ユネスコの製品、、法規、情報サービス。たとえば、「UNESCO Products(ユネスコの製品)」には、外貨保有額が少ない国で研究教育関係の外国の製品を買うのに用いることのできるUNESCO COUPON(その国の通貨で購入可能)や、購入によって文化財の保護に貢献することができるメダルや切手(無料カタログあり)の案内がある。
検索機能がある。
- The World Monuments Fund(英語)
WMF 世界記念物基金(The World Monuments Fund)
The World Monuments Fund は、世界中の美術品、建築物が加速的に破壊されている状態に関心を持っていた人々によって1965年に設立された私的な非営利団体で、ニューヨークに本部がある。建築物や美術品の保存や、保存のための教育活動に対する資金援助を行っている。
ホームページには危機的な状況にある記念物を紹介するWorld Monuments Watch、援助を行っている記念物の現場を紹介するField Projects、出版物の紹介などがある。
- Interpol(英語、フランス語、スペイン語、アラビア語)
インターポール
世界から犯罪を撲滅するための国際機関。この中の、Property Crime→Works of Artの部分に、イラクから失われた文化財の写真を含むリストなど、盗難文化財に関する多くの情報が掲載されている。
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文化財保存一般:リンク集・総合情報
- AIC...How
To Become a Conservator(英語)
文化財保存の専門家になるには
フロントページからは、アメリカのいくつかの大学での文化財保存に関する講座へリンクされている。
Conservation
Training in the United Statesは、文化財保存の目的や保存に携わる専門家の役割といった概念や、保存に関する教育の状況について記述されていて、アメリカでの文化財保存の学び方について、概略を知るのに有用。また、文献集、保存の学位取得やトレーニングのプログラム、保存に関するアメリカの機関の連絡先一覧がある。
- Conservation Online
(CoOL)(英語)
文化財保存に関わる情報のデータベース
スタンフォード大学の図書館のPreservation Departmentのプロジェクトで、ニュース、専門家の検索、保存に関わる話題、機関、メーリングリスト、リンク集がある。自らのサイトにある情報は、かび、酸性紙の脱酸処理、著作権など図書館に関わるものが中心。
文化財保存関連ページへのリンクが豊富に組んであってとても有用である。トップページはグラフィックスが多く使われていて重いので、午前中など回線がすいているときに見た方がよいかもしれない。余談だが、タイトルの"CoOL"の文字はスタイルが頻繁に変更されて楽しい。
- PreservationWEB(英語)
PreservationWEB
アメリカの歴史的建造物の修復・保存のための専門的サービスや製品のオンラインガイド。専門分野や材料で分類された、保存修復に携わる専門家や企業の名称、連絡先、簡単な紹介がある。アメリカ太平洋岸など工事中の部分もあるが、地域、機関の種類、対象とする文化財、材料による検索が可能。
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文化財保存一般:機関
文化財保存一般:任意団体
- American Cultural Resources
Association(英語)
アメリカ文化的情報資源ホームページ(ACRA)
The American Cultural Resources Association (ACRA)は文化財関係の業種に対する要望に応えるために1995年3月に設立された。情報交換や専門家の資質の向上、教育や研修の機会の提供などが目的だが、文化財を扱う仕事に影響を与えそうなことがらに関して、ワシントンで何が起きているかの情報を逐一提供するとか、歴史的保存に関する大統領の諮問機関の廃止を阻止するなどといったロビー活動も行っているらしい。
メーリングリストを通じて学生向けの夏の仕事に関する情報が提供されたり、リンク集でも「Business」関連サイトが筆頭にあるなど「文化財に関する仕事をする人や事業所をバックアップする」という色彩があるように感じる。
- AOR(英語)
The Association of Restorers
AORは、文化財、古家具、建築など、あらゆる分野の保存修復家が集まる協会。 ホームページでは、メンバーの紹介、大会開催のお知らせ、論文公開が行われている。また、磁器、ガラス、クリスタル、家具、金属製品の修理・メンテナンスについて、一般の人々から24時間質問を受け付けている。これまで受け付けられた質問は、回答とともにホームページ上で公開されている。
- E.C.C.O.
(英語。フランス語とドイツ語のDocument Libraryあり)
European Confederation of Conservator-Restorers' Organizations
ヨーロッパ保存修復専門家協会連合
ヨーロッパにある保存修復関連の団体の連合。ホームページを見る限り、機関についての紹介がほとんどないのでどのような組織なのかよくわからない。ホームページはNewsletterとDocument
Libraryの2項目とシンプルだが有用。ニュースレターは年1回程度発行されており、各国の文化財保存に関する現状と問題点が掲載されている。Document
LibraryにはProfessional Guidelinesの項があり、倫理綱領や、保存修復についての教育に最低限必要なこと、などの内容がある。
- Heritage Preservation(英語)
Heritage Preservationホームページ
Heritage Preservationは、アメリカの遺産を現在未来にわたって保存していくための活動を行っている。プログラムや出版物を通じ、歴史的な文書、書籍、芸術作品、写真、建築物、考古遺物、標本などの正しい扱い方、メンテナンスの助言・指導を行う、としているが、啓蒙活動の紹介・資金集めの面が強く、文化財自体の情報はあまりない。
- Journal
of Conservation & Museum Studies (英語)
Journal of Conservation & Museum Studies
保存と博物館研究のジャーナル。
イギリスのInstitute of Archaeology, University College LondonによるWWW出版物(つまり、アブストラクトでなく論文の本文がWWWで閲覧できる)。保存と博物館研究に関する情報を発信しようとしている。第1号は1996年5月、2号は97年5月に発行されている。最新版は1998年11月の5号。保存の具体的な事例、ある素材に関する保存についての論文、研究室のその年の卒業論文(ほとんどが考古遺物の保存に関するものだった。学生には参考になるかも・・・)リストなどが掲載されている。
- United Kingdom Institute for
Conservation(英語)
イギリス保存協会(UKIC -United Kingdom Institute for Conservation-)
出版物、会議・集会、行事予定、各部会からの案内。
UKICは1958年にIIC(International Institute for Conservation)のRegional
groupとして設立され、1979年に自治権を得た。メンバーはさまざまな分野の保存修復、保存科学の専門家、ビジネスとして、あるいは個人的に保存に興味を持つ人たちがいる。イギリスの保存事業に対する改善、変革について大きな影響力を持つということである。
部会は、Archaeology(考古学)、Ceramics and Glass(やきもの、ガラス)、Furniture(家具調度)、Gilding(金めっき、鍍金)、Metals(金属)、Paintings(絵画)、Stone(石材)、Textile(繊維製品)、Wall
Paintings(壁画)がある。
- WAAC(英語)
The Western Association for Art Conservation
WAAC(1975年設立)は、アラスカ、ハワイを含むアメリカ西部の修復専門家が集い、修復事業に関する意見・情報交換を行う非営利組織。ホームページでは、会議の案内、入会方法などが公開されている。ニュースレターをWEB上から読むことができる。
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博物館・美術館関連機関
- AAM(英語)
American Association of Museums
米国博物館協会(1906年設立)は、専門家教育、情報交換などをとおして、博物館に勤務している学芸員、委員、そしてボランティアが社会によりよいサービスを提供できるよう、国レベルで支援を行う機関。
ホームページでは、専門家を対象とした博物館運営・企画に関する各種セミナーの案内、ミュージアム・アセスメントに関するプログラム、技術情報提供サービスなどの活動内容が紹介されている。米国博物館協会刊行の雑誌『Museum
News』(隔月)の目次を読むことができる。ニュースレター『Avizo』(月刊)は、WEB上から注文できる。刊行物を簡単に検索・購入できるオンライン・ブックショップでは、保存関係の図書も入手できる。
- The National Museum of
Denmark(英語。デンマーク語はこちら)
デンマーク国立博物館ホームページ
Conservation Department of the
National Museum of Denmarkは博物館にある文化財保存部。金属、有機物、家具、紙・繊維製品、絵画、壁画の部門、実験室がある。各部門へのリンクは簡単な業務内容とスタッフ紹介のみ。しかし、Conservation
DepartmentのArchaeological
Conservation and its Consequencesというページは、考古遺物(水浸出土木材、繊維製品、金属)に対して行ったさまざまな種類の保存処理の結果を文章と写真で解説している。考古遺物の保存処理の変遷を(有効性を含めて)知ることができる。
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不動産
- CMSA(英語)
California Mission Studies Association
CMSA(1984年設立)は、カリフォルニア州におけるヒスパニック関連の歴史的遺産の保存、および研究の促進に努めている協会。伝道区、スペイン植民地、日干し煉瓦造の部落、ランチョなどに関する保存・修復・考古学プロジェクトを行っており、それらをWEB上で公開している。
ホームページでは、文献目録が充実しているほか、文献抄録、専門用語の解説(写真付き)も便利。リンク集は、項目別にグループ化されており、充実している。
- New Jersey Historic Trust(英語)
New Jersey Historic Trust
New Jersey Historic Trust(1967年設立)は、非営利の歴史的遺物保存団体。ここでは、ニュージャージーにおける歴史的遺産保存支援事業を行っており、助成金交付、および寄付金受付などの活動を行っている。
ホームページでは、これまでに助成金が交付されたプロジェクトの一覧表があり、さらに各プロジェクトの内容を閲覧できるようになっている。また、ニュージャージーの歴史的遺産保存が及ぼす経済効果についての報告書、資金助成機関リストなども閲覧できる。
- MCRG(英語)
Masonry Conservation Research Group
MCRGは、スコットランドにあるThe Robert Gordon University 内に組織された石造建築の保存研究グループ。主として砂岩、花崗岩のクリーニング方法、クリーニング後に及ぼされる悪影響などについて、実践、研究を行っている。
ホームページでは、研究グループのメンバー&連絡先一覧、研究・調査の対象、出版物一覧(著書、研究会議事録、調査報告書、学位論文など)、関連サイトのリンク集がある。出版物一覧のページでは、MCRGによる出版物の概要を読むことができる。またリンク集は、16分野に分けて整理されており、便利。
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動産(紙以外)
- ASCR(英語)
The Association of Specialists in Cleaning and Restoration
ASCR(1946年設立)は、主として室内装飾材料(椅子・ソファー・じゅうたん・カーテン・掛け布の類)、ラグ、エアーダクトなどのクリーニングと修復の専門家が集まる同業組合。アメリカ、カナダを中心に、世界各国から1200名以上の会員を有する。
ホームページは、組合の紹介、教育活動、クリーニング&修復に関する専門家や必要備品の販売者の検索ページから構成されている。教育活動に関しては、実習日程がWEB上で公開されており、申し込み書をWEBからダウンロードすることができる。また次回のコンフェレンスに関する案内が掲載されている。専門家や販売者の検索ページでは、クリーニング対象物と地域(日本を含む)を特定すると、メールアドレスなど連絡先を検索できる。
- GAL(英語)
Guild of American Luthiers
CMSAは、弦楽器制作家・修復家達の情報交換を目的とした非営利機関。弦楽器に関する諸情報、理論、制作、科学、歴史、修理、様式など、様々な分野を対象として、情報誌『American
Lutherie』を年間4冊発行している。WEB上からは『American Lutherie』の概要のみ閲覧可能。入会資格は、弦楽器制作に興味があれば、実際の弦楽器制作能力は問われない。ホームページには、弦楽器制作関連の学校一覧表、大会などの案内が掲載されている。入会申し込みは、WEB上から行うことができる。楽器、および楽器制作者に関するリンク集は、非常に充実している。
- British Horological Institute
Home Page(英語)
イギリス時計協会
もともとは1858年、「海外からどっと流入する時計の洪水と戦」い、イギリスの時計づくりの水準を上げるために時計製作者たちのグループによって設立された団体。現在は時計づくりや修理・修復技術のトレーニングを実施したり、博物館や豊富な時計に関する蔵書を有している。
内容は修理者の探し方、Research & Museum、研修コース、工房でのヒント・裏技、など。時計の修理に役立つWorkshop
Hints and Tipsは項目が多く各項目の内容が詳細。
- Horological
Conservation(英語)
時計の保存に関するホームページ
フォーラム、時計保存のメーリングリスト、時計保存に関するインターネットリソース
時計の保存に携わる専門家は同じ国内にいる場合でさえ他の専門家の存在を知らない場合があるという。そのような状況においてこのページでは専門家同士の意見交換の場や、専門家のリスト、文献のリソースなどを提供することを目的としている。時計の保存における問題は、時計が複合材料であることからその他の様々な文化財の場合とほとんど同様であるが、”動かすかどうか”が時計独自の問題といえよう。少し情報が古い(96年4月頃が最新情報)。
- HOROLOGY - The Index(英語)
時計学のページ
Horology(時計学、時計製作法)に関するリンク集。関連の機関、時計製作、修理・修復、収集、販売など項目は非常に多岐にわたる。修理・修復("Repair
and Restoration"とある)だけを見てもムーブメントの修理、ケースの修理、修理に用いる工具等々が、素材ごと、時計の種類ごと、ブランドごと(!)などに分類され掲載されている。実用品としての時計、コレクションの対象・骨董・文化財として扱われる時計とあるのだと実感する。保存修復には関係ないが、「正確な時刻」という項目もあって、たとえばUSNO
Master Clock Timeではそのページにアクセスした瞬間の正確な時刻(UTCで)がわかったりする。
- UMCA(英語)
The Upper Midwest Conservation Association
UMCAは、美術工芸品の保存・修復を行う非営利団体で、米国中西部に活動の拠点をおく。UMCAの研究所および本部は、ミネアポリス芸術大学内にあるが、活動は独立している。1977年の設立当初は、博物館展示品の保存・修復のみを目的としていたが、現在は、博物館、歴史関連の団体、図書館、教会などの文化的機関や、個人の所蔵品に対する保存・修復を行っている。
ホームページでは、各部門の業務内容とスタッフ紹介、ワークショップのお知らせ、保存修復に必要な製品を扱う業者リスト、修復事業に対する助成機関リスト、保存・修復関係のリンク集が掲載されている。年2回刊行のニュースレター『The
Collections Care Network』を、WEB上で読むことができる。
- SAS(英語)
Society of American Silversmiths
SAS(1989年設立)は、銀細工の美術・工芸品に関する協会で、特に銀製の食器や彫刻など、現代銀細工の保存と振興活動を行っている。また、銀細工技術、メンテナンス、修復&保存、美的価値に関する教育活動を一般者対象に行っている。協会に属する職人メンバーは、現在またはかつて金属細工人として生計を立てた経歴を持ち、そのすぐれた技術によって協会の審査に通った人々である。
ホームページは、銀細工美術・工芸品のテクニカル&デザイン・サポートサービスをするメンバーの連絡先一覧、銀細工品のメンテナンス方法の紹介、修復&保存に関する事例紹介、SASニュースレターの概要、銀細工に関する基本用語の説明、
アメリカ国内にある銀細工に関する大学(州別)一覧表などから構成されている。リンク集は11分野に分けられて整理されており便利。
- SOG(英語)
Society of Gilders
Society of Gildersは、伝統的なメッキ技術の継続を目的とした非営利教育機関。 ホームページは、評議委員の紹介、年一回の定例会に関する案内、入会方法、リンク集、出版物の販売、掲示板、チャット、メーリングリストから構成されている。出版物は、会員には半額で販売されている。掲示板には、メッキに関するさまざまな質問を書き込むことができ、回答を得ることも可能。Web上から登録して、チャットやメーリングリストに参加できる。
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紙
- Abbey Publications(英語)
Abbey出版
スタンフォード大学のサイト"CoOL"内にホームページを持つ出版社。紙の製造、化学的性質、保存性に関する出版物
Abbey Newsletter、 Alkaline Paper Advocateなどを出しているが、これらの内容の多くがオンラインでも読める。紙の保存に関する機関・企業の住所録、リンク集がある。
- American Museum of Papermaking(英語)
American Museum of Papermaking
American Museum of Papermakingは、製紙の歴史と技術に関する情報を有する、世界的に有名な美術館である。2000冊以上の蔵書に加え、透かし、紙、道具、機械、写本など、すぐれたコレクションを所蔵。
ホームページでは、常設展の一部を閲覧できるほか、企画展や美術館案内ツアーのスケジュール情報を得ることができる。製紙に関するリンク集は、非常に充実している。
- Hand Papermaking,
Inc.(英語)
Hand Papermaking Inc.
Hand Papermaking Inc.(1986年設立)は、修復家、歴史家、ディーラー、アーティストなど様々な人々に手すき紙に関する情報提供を行っている非営利機関。
ホームページでは、Hand Papermaking Inc.による出版物『Hand Papermaking Newsletter』から、様々なテーマで小論文が抜粋されている。これらは初心者を対象としており、基礎知識を得るのに便利。
- The Institute of
Paper Conservation(英語)
The Institute of Paper Conservation (IPC)
The Institute of Paper Conservation (IPC) は紙および関連の素材を専門とした保存を扱う機関である。紙の保存技術、保存科学の発展と、一般の人々の紙の保存に対する認識を高めることを目的としている。会員の多くは紙の保存にかかわる専門家だが、紙や紙の保存に関して興味を持っている人も歓迎するとのことである。
内容はIPCの概要説明、入会申込書など事務的なもの、雑誌"The Paper Conservator"の目次、総会の案内や行事などがある。"Suppliers"の項はOxford大学の図書館のページへリンクしているが、紙の保存に用いる材料を扱う企業を、Environmental
monitoringだとか、Brushesなどと目的や材料の種類ごとに示している(データベースは未完成のようだ)。
- TAPPI(英語)(スペイン語)
Technical Association of the Pulp and Paper Industry
TAPPI(1990年設立)は、パルプ&製紙に関する研究助成金の交付、研究・教育活動を行う団体。ホームページでは、関連ニュース、コンフェレンスや教育講座、会員特典情報、TAPPIの各部局が紹介されている。ニュースのページでは、最新ニュースのみならず、過去のニュースをアーカイヴから検索することができ便利。電子図書館では、TAPPIの出版物をホームページ上から注文することができる。雑誌のバックナンバーのインデックスを閲覧可能。リンク集は、電子図書館内のInternet
Resourcesにあり、パルプ&製紙に関する研究・教育機関をリンクしている。
文書・図書館
- ALA(英語)
American Library Association
米国図書館協会は、利用者の学習効果の向上と利用支援のため、図書館および情報提供サービス、司書業務などの発展・改良について指導を行っている機関。
ホームページには、アメリカ国内の図書館リンク集があり、便利。
- ALCTS(英語)
Association for Library Collections & Technical Services
ALCTSは、国公立図書館蔵書の購入、整理、カタログ化、分類、保管など、蔵書の拡充と調整、またそれに関する様々な活動に対して奨励賞を授与するアメリカ合衆国の機関。
ホームページでは、ALCTSによる奨励賞の紹介、オンライン・ニュースレターなどが掲載されている。また、ALCTSの刊行物のいくつかは内容が閲覧できるようになっており、この中に、世界各国の図書販売業者の連絡先および取り扱い図書リストが掲載されている。特にアジア、アフリカ、中近東など、情報の少ない国の図書を購入する際、利用価値が高い。
- PRS(英語)
Preservation and Reformatting Section
PRSは、ALCTSとALAが様々な機関に対して行う蔵書の保管、修理などの活動を支援し、図書館サービスに貢献する機関。 ホームページでは、PRS内の各委員会とメンバー紹介が行われている。
- ALIA(英語)
The Australian Library and Information Association
ALIA(1937年設立)は、オーストラリアの図書館、および情報提供サービスの拡充、促進を専門とする機関。 リンク集には、オーストラリアだけでなく世界各国の図書館がリンクされている。また、オーストラリア国内の新聞リンク集が特に充実している。
- ALIA SIG POLM(英語)
ALIA Special Interest Group for the Preservation of Library Materials
上記ALIA内に設けられた図書館所蔵品の保存にテーマを絞ったページ。 リンク集では、図書館所蔵品の保存に関するホームページが整理されており便利。
- AMICO(英語)
The Art Museum Image Consortium
AMICO(1997年設立)は、美術館の所蔵品デジタルデータを教育現場で利用できるよう、デジタル図書館設立など環境整備に取り組んでいる非営利法人である。1999年現在、北アメリカの28の美術館がメンバー登録し、所蔵品のデジタル化に取り組んでいる。このデジタル図書館は、幼稚園、小・中・高・大学、公共図書館などで公開が予定されている。現在は、一部の施設で試験的公開が行われている。AMICOのメンバーになれば、教育目的に限って、デジタル図書館のデータを利用できる。
ホームページでは、デジタルデータのサンプルを閲覧できるほか、一部に限られるが、検索も可能である。
- ARL(英語)
The Association of Research Libraries
ARLは、北アメリカにある研究機関付属図書館から構成される非営利機関。現在、122機関が会員登録している。年に2回、会員定例会が行われており、その議事録をWEB上で公開している。最近の定例会の主題は、デジタル図書館に関する内容が目立つ。
ホームページでは、さまざまな研修&教育活動、ワークショップ、コンサルティング・サービスの内容を紹介している。研修申し込み、問い合わせはWEB上から行える。会員機関の紹介ページでは、各機関のホームページがリンクされており便利。ARLによる出版物の紹介も行われており、隔月発行のニューズレターの内容を閲覧できる。
- National Library of Australia(英語)
National Library of Australia
オーストラリア国立図書館のホームページ。蔵書の検索ページ、図書館で行っている各種サービス、出版物やコンフェレンスなど文化事業の紹介するページから構成されている。国内外の図書館を対象にして、所蔵資料の迅速な複写&郵送サービス、FAX送信サービスを行っている。
- NPO(英語)
The British Library, The National Preservation Office
NPOは、大英図書館付属の機関で、連合王国およびアイルランドにおける図書館、アーカイヴ所蔵品の保存、および利用の確立に努めている。ホームページには、業務内容の紹介、保存研究の概要、NPOの出版物リストなどが掲載されている。出版物については、郵便、ファックスなどで取り寄せ可能。
- CLA(英語)
Canadian Library Association
CLA(1948年設立)は、カナダ国内の図書館における情報提供サービスを拡充するための非営利機関。 コンフェレンス、イベントのお知らせ、出版物の紹介などの項目が設けられているが、まだ作成中のページが多い。
- IFLA(英語)
International Federation of Library Associations and Institutions
IFLA(1927年設立)は、国立図書館、大学図書館の連合からなる非営利・非政府協会として、英国エディンバラに設立された。現在は,世界150カ国から1600人以上の代表が集う国際機関として、図書館に関わるさまざまな分野の国際理解、協力、討論、研究の発展&促進をおもな目的としている。
ホームページでは、各部局に分けて活動内容が紹介されているほか、図書館および情報科学、ネットワーキングに関する情報が充実している。また、世界各国の国立図書館がアルファベット順に整理されており、連絡先を検索できて便利。
- LC(英語)
The Library of Congress
アメリカ合衆国国会図書館のホームページ。蔵書をホームページ上から検索できる。検索やダウンロードに時間がかからず、非常に快適。 また、所蔵品を対象として行われている常設展・企画展をホームページ上で閲覧することができ、楽しめる。
- LC Preservation(英語)
The Library of Congress Preservation
アメリカ合衆国国会図書館内にある蔵書保存セクションのホームページで、修復・保存業務の概要が、写真とともに紹介されている。また、図書やフィルムなどの保存方法・環境が、一般者を対象にして具体的に書かれており、参考になる。
- NAA(英語)
National Archives of Australia
1998年にThe Australian ArchivesからNational Archives of Australiaへ改称された。オーストラリアの歴史にかんするさまざまな資料(ファイル、ポスター、報告書、地図、写真、絵画、フィルム、デジタルデータ、オーディオ・テープなど)を所蔵する。ホームページ上から検索が可能で便利。
- PRO(英語)
The Public Record Office
The Public Record Officeは、英国の国立アーカイヴで、約1000年にわたる史料を所蔵している。 ホームページでは、紙、羊皮紙、写真、印章、ニューメディア、透かし、筆記用インク、印刷用インク、織物などの保存ガイドが公開されており、参考になる。
- SAA(英語)
The Society of American Archivists
SAAは、会員へ必要情報を提供するとともに、公文書の正確な鑑定と保存、そして利用に関する指導を行うアメリカ合衆国の機関。ホームページでは、教育、管理、特別調査団業務の内容が紹介されている。
- NTL (英語)
The National Trust for Historic Preservation Library Collection
of the University of Maryland
アメリカの歴史保存ナショナルトラスト。
- The
Turkish Archives Site(英語)
The Turkish Archives Site
トルコ共和国内にある主要なアーカイヴが紹介されている。各アーカイヴの所蔵品概要、開館時間や閲覧方法などが明記されている。
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映像関連
- AFI National
Center for Film and Video Preservation(英語)
AFI(the American Film Institute)の保存関係のホームページ
映画やビデオなどのフィルムの保存に関するページである。フィルムやビデオが失われる理由、文献、修復工房リストなどに関する記事がある。映像関係のリンク集が充実している。劣化・修復の例では古い映画を(少しだけ)見ることができる。
AFIのページは映像関係の講座に関する記述や、デジタルアーカイブ(ヒチコックの「鳥」etc.)などがある。
- AMIA(英語)
Association for Moving Image Archivists
AMIAは、非営利の専門機関で、映像公記録の保管分野の発展のために設立された。アメリカ合衆国、およびカナダを中心に、映像の収集、保管、展示にたずさわる個人または団体の協力関係強化に努めている。
ホームページでは、メンバーを対象に行われたアンケート調査結果概要とともに、AMIAの方針が公開されている。また、メーリングリストも完備されている。
- National Center for Preservation
Technology and Training (NCPTT)(英語)
国立保存技術研究研修センター
NCPTTは議会によって設立されたNational Park Serviceの学際的プログラムで、考古学、歴史的建造物、歴史的景観の分野での保存科学、技術、技能の向上を目的とする。アメリカの文化遺産を後世に残すため、保存技術や保存に関する研修の水準の向上、普及につとめており、助成金も提供している。
ホームページではNCPTTの紹介を行うとともに、NCPTT NOTES(ニュースレター)をオンラインで読むことができる。また、RESOURCESの項では、保存関連のリンク、法規集(米国のみ)、求人情報などがあり、Preservation
Briefsという部分では、歴史的な建造物を所有している人のために、材料ごとにその性質やメンテナンスに関して詳細な解説が掲載されており圧巻。
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考古学・歴史学
- AASLH(英語)
American Association for State and Local History
米国郷土史協会(1940年設立)は、学芸員、歴史学者、歴史関係ボランティア、博物館、公園、図書館、学校などから構成されている団体で、各メンバーの情報交換センターとして機能している。様々なプログラムや刊行物は、アメリカ史に関する情報源となっている。
ホームページは、協会、および刊行物数例の紹介のみで、簡素。
- ARGE(Archaeological Resource
Guide for Europe)-Virtual Library for European Archaeology-(英語)
European Archaeological Heritageのインターネットによるサービス
ヨーロッパの考古学関係の情報に関するリンク集。国、テーマ、時代による検索が可能。42カ国のおよそ1,300のリンク(1999年4月現在)を集めているという。
各国別のページでは、最初に「研究機関」「博物館・展覧会」「遺跡」の3項目の見出しと、一般、政府機関、非政府機関、団体、展示、観光などに関するリンクがある。
テーマ別検索はまずアルファベット順に並んだテーマを選択する。分類のカテゴリーの段階が一定していない−「考古化学」があると思えば「氷漬けミイラ」という項目がある−が、使い勝手は悪くはない。Heritage
Managementに関するリンクは17項目あげられている。憲章や法規に関する項目がある。
- NEH(英語)
National Endowment for the Humanities
NEH(1965年設立)は、アメリカ合衆国の歴史、文学、哲学をはじめとする人文学系分野の教育を支援する合衆国連邦政府の機関。合衆国内で行われる研究、教育、博物館展示、ドキュメンタリー制作などに助成を行っている。
ホームページでは、NEHが助成した各プロジェクトの内容を閲覧することができる。月刊誌『Humanities』を、ホームページ上で読むことができる。
- RCAHMS(英語)
The Royal Commission on the Ancient and Historical Monuments of
Scotland
RCAHMSは、スコットランドにおける建築や考古学サイトの測量・記録を行っている非政府機関。毎年、倒壊のおそれのある約300例の建築が、測量、写真撮影、図面作成によって記録されている。古い建築ばかりでなく、橋梁、灯台、工場なども記録の対象とされており、興味深い。
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法律関連
- ARS(英語)
Artists Rights Society
ARSは、作品の複製、出版、商品化、宣伝、展示などの際に、会員アーティストの権利が侵害されることのないよう、アメリカ合衆国内における監視を行っている機関である。会員であれば、アメリカ人のみでなく、外国人アーティストをも対象にしている。アメリカ以外の国には、ARSと提携している協会が同様の活動を行っている。
ホームページでは、ARSの会員であるアーティストを検索することができる。
- USIA(英語)
The United States Information Agency
USIAは、文化財の流出問題をかかえている国からの要望に応えて、アメリカ合衆国への輸入を制限する機関。合衆国が輸入制限を行っている文化財の画像とその特徴を公開し、不法取引の防止に努めている。
ホームページでは、考古学遺物、民族工芸品、略奪品などの不法な輸出入や所有権譲渡を禁止する国際法、合衆国法が紹介されており、参考になる。また、世界各国における最近の文化財盗難事件の概要が掲載されており、情報収集に便利。
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注意!
機関名の日本語訳は意味を示したに過ぎず、ごく一部を除いて定訳ではありません。定訳として用いないようご注意ください。またこのページへの直接のリンクはおやめください(URLの変更の可能性もありますので)。
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by: Yoko FUTAGAMI, & Kimiyo YAMASHITA, JCICC, TNRICP
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