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企画情報部
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2005(平成17)年度  |
※このページでは、第一期中期計画の第五次、2005(平成17)年度に、
協力調整官−情報調整室(現・企画情報部)で行ったプロジェクトを紹介します。 |
各プロジェクトは、1)日常的なルーチーンの情報化とその推進、2)研究情報の自己評価、3)研究情報の外部発信と共有化、の3つの観点から相互に関連づけ、総合的な運用をはかっています。
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近年におけるコンピュータ技術の深化と普及は、文化財に関する画像形成についても、大きな変革を迫っており、このような変革に即応しうる体制の整備と技術開発とは、緊急の課題といえます。また文化財研究の諸分野で、デジタル技術を応用した文化財画像の定量的解析法が一般化する一方で、意外なほどに画像形成時における諸条件の整合性は十分にはかられていません。本研究ではこのような現況をふまえ、着色仏画・彩色壁画・油彩画・日本画・漆絵などの美術品を対象とし、それぞれについて、1)光に対する物性の検討、2)光物性の画像化に関わる技術開発、3)形成画像の汎用的な活用法(表示・出力)に関する条件整備を行い、広範な文化財研究を支援するために不可欠な研究画像を形成することを目的としています。
研究報告: 鏡神社所蔵《水月観音像》の画像形成
高精細デジタル画像パネル展示: 尾形光琳筆 「紅白梅図屏風」
| 研究組織:○三浦定俊(協力調整官)、山梨絵美子、綿田稔、皿井舞、城野誠治(以上、情報調整室) |
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東京文化財研究所のネットワークシステムは、2000年度に導入し、順調に稼働しています。所内ネットワークは、3階のLAN機械室と各フロアーにそれぞれ1GBスイッチングハブを設置し、その間のバックボーンに1GB/s高速光軸ケーブル(SMFケーブル)を配線しています。各フロアーのスイッチングハブと研究室・居室等の間は、100MB/sの光軸ケーブルで連絡し、研究活動及び日常業務が遅滞なく円滑に遂行できる環境にあります。
外部との間にはFirewallを構築し、外部からの不正アクセス・ウイルス感染等に対処しています。
所内システムの運用については、システム管理者を情報調整室長が担当し、各部・センターから選出された委員とともにLAN委員会を構成し、新規メールアカウントの取得やシステム全体の日常的な運用・中長期的な更新計画、保守契約等について協議しています。
| 研究組織: |
○ |
山梨絵美子(システム管理者) |
俵木悟(芸能部LAN委員) |
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綿田稔(情報調整室LAN委員) |
吉田直人(保存科学部LAN委員) |
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菊地昌弘(管理部LAN委員) |
森井順之(修復技術部LAN委員) |
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勝木言一郎(美術部LAN委員) |
二神葉子(国際文化財保存修復協力センターLAN委員) |
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情報調整室では、各研究部門の研究成果を外部へ発信すべく東文研NEWS・概要・年報を定期的に発行しています。
| 研究組織:○三浦定俊(協力調整官)、山梨絵美子、皿井舞、中村明子(以上、情報調整室) |
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資料閲覧室は、独立行政法人情報公開法の施行にともない、2002年10月1日より一般公開施設となりました。研究所が所蔵する文化財関係資料のなかで、情報調整室が管理する各種図書資料・写真資料等は、資料閲覧室にて文化財関係研究者・大学院生をはじめ一般の方々へ、原則として祝日・年末年始(12/25〜1/7)を除く、毎週月・水・金(10:00〜16:30)に閲覧に供しています。
資料閲覧室に管理委託される購入及び寄贈図書資料は、その目録作成作業をネットワーク上のリレーショナルデータベースシステムで一元的に管理し、日常的にデータ入力作業を継続・更新しています。また公開データは、一部、イントラネットシステムを活用して閲覧者の利用に供しています。現在、図書・雑誌・展覧会カタログ等の目録データは、5年計画のもとで、適宜、原本照合を進め、冊子体の目録発行を行っていますが、これまでに発行した蔵書目録2冊は閲覧室で利用者の検索用に提供しています。また公開可能なデータはイントラネット上の運用評価を経た上で、インターネットを通して外部に提供していく予定です。
| 研究組織:○山梨絵美子、皿井舞、中村節子(以上、情報調整室) |
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現在、東京文化財研究所が所蔵する図書は約11万冊、雑誌は約2800種におよぶ9万冊を数えています。資料閲覧室では、所蔵図書資料の目録作成を5年計画で進めており、すでに『東京文化財研究所蔵書目録1 西洋美術関係 欧文編・和文編』、『東京文化財研究所蔵書目録2 日本東洋近現代美術関係』、『東京文化財研究所蔵書目録3 日本東洋古美術関係(和文編)』、『東京文化財研究所蔵書目録4 日本東洋近古美術関係(欧文編)』を刊行しました。
| 研究組織:○山梨絵美子、皿井舞、中村節子(以上、情報調整室) |
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所蔵目録紹介 |
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画像情報室の運営
( 6. 画像資料の収集・整理/7. 写真機材・設備)[5年計画の第5年次] |
画像情報室(旧写真室)では、各研究部門の要請にしたがって、文化財の研究に必要な画像を形成しています。画像情報室の日常業務は、画像資料の作成・整理、撮影機材、写場の設備等については、写真設備の二つのプロジェクトを主体とし、適宜、他部のプロジェクトの協力を仰ぎながら、常時、最新の技術開発に即応できる体制を維持しています。
2001年度、フルカラー化とデジタル技術の応用という観点から、画像の入力から出力、画像データの管理、形成画像の公開などのルーチーンをすべてデジタル化へ移行しましたが、日進月歩の技術革新にともない、入力系から処理系のデジタルデータも大容量化しています。画像情報室で作成された画像データは、インデックス画像を画像データベースへ登録し、資料閲覧室で公開する写真は、フルカラープリントを作成し、さらにラミネート加工を施して、資料の永続的保存と使用の便を図っています。蓄積される画像データは、大容量化にともない、適宜、CD-RからDVD-Rへ移行しています。
| 研究組織:○山梨絵美子、綿田稔、城野誠治(以上、情報調整室) |
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ホームページの作成と運用
当研究所のホームページは広報の場であるとともに、文化財研究のための基礎資料を網羅し、さらにそれを有機的に関連づけるデジタル・アーカイブ構想の有力なメディアとして機能しています。なかでも黒田記念館のページでは、記念館が所蔵する黒田清輝の作品の紹介だけでなく、日記・書簡・自筆文献・白馬会関係資料等の基礎資料を提供し、黒田清輝研究のための知的データベースとして、より機能と内容の充実をはかっています。2002年度に作成したコンテンツには、白馬会関係新聞記事全文の掲載があります。この資料は、植野健造氏(石橋財団石橋美術館学芸課長)が九州大学に提出した博士論文「日本近代洋画の成立―白馬会」の資料編として収集されたデータを、ご本人の了承をえて公開したものです。今後も、研究所内外の研究者の協力を仰ぎつつ、研究性の高いホームページの作成を目指したいと考えています。
なお、各部のページは、自主的に更新されています。芸能部のページでは、実演記録を動画で視聴できるほか、保存科学部・修復技術部・国際文化財保存修復協力センターが合同して刊行している『保存科学』や、情報調整室が編集する東文研 NEWS・年報が、いずれもPDF版として公開されています。
公開データベースの作成と運用
東京文化財研究所では、情報調整室が中心となって各研究部が作成する研究情報を統合し、所内および外部での利用に供しています。
研究資料検索システム
| 研究組織:○山梨絵美子、綿田稔、中村節子、中村明子(以上、情報調整室) |
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