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"Catalogue : The "Bowes" Collection of Japanese Art" Liverpool, 1901
リヴァプール・アート・クラブの創設者であり、"Japanese Bowes"の異名をとるほど熱心な日本美術の蒐集家であったジェイムズ・L・ボウズ(1834-99)の売立目録。巻頭には1867年のパリ万博で購入した小箪笥の図版が掲載される。彼のコレクションは1874年のサウス・ケンジントン美術館「七宝と金工の特別展」をはじめ展覧会に度々出品されている。画家のホイッスラー(1834-1904)はリヴァプール近郊のレイランドの別荘に出入りし、パトロンである彼の紹介でボウズの蒐集品を目にしている。(U)

"Collection Louis Gonse : Objets D'art Du Japon" Paris, 1926
フランスにおけるジャポニスム運動の中心的役割を果たした雑誌『ガゼット・デ・ボサール』の編集長であったルイ・ゴンス(1841-1926)は、自身が日本美術のコレクターであったことでも知られる。本書は、ゴンスのコレクションのうち、浮世絵と版本を中心とした1050点の売立目録。その他、本書では、掛幅、陶磁器、根付、置物なども収録されるが、それらと比してゴンスコレクションの中核をなした浮世絵については、やはり質の高い点が注目されよう。(S)

Audsley, George Ashdown "The Ornamental Arts of Japan"
London, 1882

(上)vol.1 扉
(下・左)vol.1 表紙
(下・右)vol.1 plate VIII
本書の著者、オーズリー(1838-1925)は、イギリス人の建築家、著述家として知られる人物である。1860年代後半から1870年代にかけて、兄ウィリアムとともにリヴァプールやその周辺において、Toxteth Cathedralなど数々の建築の設計を行っており、また、1870年から84年にかけては、本書をはじめ、"Keramic Art of Japan"(口絵4上段参照)などを出版し、ジャポニスムに大きな影響を与えた日本美術の研究家としても著名である。本書は、vol.1と2の2冊組みで、染織、漆工芸、金属工芸、寺社装飾、置物など、現在のいわゆる工芸ジャンル全般にわたって、それぞれの技法や製作工程に重点をおいた記述となっており、また、リトグラフ(石版)による多数の美しい挿図が収録されている点も特筆すべきであろう。(S)

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