東文研トップ > 企画情報部 > 研究プロジェクト > 所蔵目録紹介 > 蔵書目録4 日本東洋古美術関係 欧文編 > 口絵2
口絵1 | 口絵2 | 口絵3 | 口絵4 | 
Seidlitz, Woldemar von "A History of Japanese Colour-Prints" London, 1910
著者ザイドリッツ(1850-1922)は浮世絵の研究者。本書は、William Anderson "Portfolio" (1895)等の浮世絵の概説書を踏まえ、浮世絵師と同時代の絵師たちとの交流などを含めて紹介するという意図で著わされ、Ernest Fenollosa "The Masters of Ukiyoye" (1896) に多くを負っている。当所の職員であった尾高鮮之助旧蔵。(Y)

Ramachandran, T.N. "Bulletin of the Madras Government Museum, Buddhist Sculptures from a Stupa near Goli Village, Guntur District" Madras, 1929
裏表紙に1932年5月23日付けの著者からの為書がある。尾高鮮之助旧蔵。尾高は1931年秋から約1年間洋行しており、この間に寄贈されたと推測される。本書は1926年に発掘され、マドラス博物館の所蔵品となったストゥーパに関する論考で、著者は、当時マドラス博物館の考古学助手をつとめていた。(Y)

"Collection S. Bing : Objets D'art et Peintures du Japon et de la Chine" Paris, 1906
(上)第1冊(Sculptures)扉
(下・左より)第6冊(Peintures)
862. Sôtatsou. Paravent à qutre feuilles dècorè de pivoines et de fleurs des champs sous une touffe de lunaires , de graminèes et d'ombelles.
935. Hok'saï. Paysan sous la neige essuyant un tonneau.
925. Hok'saï. Courtisane, de profil à gauche, ayant une grande lanterne à côté d'elle.
1906年5月7〜12日にパリのデュラン=リュエルの画廊にて開催されたジークフリート(通称サミュエル)・ビング(1838-1905)のコレクション没後競売カタログ。日本を中心とした東洋美術工芸品951点が彫刻、漆工、金工、陶磁器、根付、喫煙具、扇、染織、絵画などのジャンル別に分類され、Héliog Dujardinによる21葉のフォトグラヴュールを含む多数のモノクロ図版とともに6分冊に収められている。ビングはヨーロッパ、アメリカのジャポニスム、アール・ヌーヴォーの推進者となった美術商であり、日本美術専門誌'Le Japon artistique'の刊行、数度にわたる関連の展覧会開催等を通じて日本美術の普及紹介に尽力した。自身も日本の陶磁器、浮世絵の大コレクターとして知られていたが、1904年頃に破産している。(K)

戻る |  このページのトップへ