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国立博物館附属美術研究所編『栄山寺八角堂』国立博物館 昭和25年(1950) 表紙(左)
カラー図版B  内陣柱絵 東北柱西南面上段の像(右)
 
 


モノクロ図版四〇a 東南柱 南面中段の像(左)
モノクロ図版四〇b       同  (赤外)(右)
 

 美術研究所が昭和23年(1948)に調査を行った奈良県五條市の栄山寺八角堂内陣装飾画のカラー図版2葉、モノクロ図版48葉に及ぶ写真図版を公刊したもの。栄山寺は藤原武智麻呂の創建とされる藤原南家の菩提寺であり八角堂はその子仲麻呂が父母の追善供養のため天平宝字年間に建立したと伝えられ、内陣装飾画の制作年代も同時期とされる。調査は所員福山敏男、秋山光和により、また写真撮影は国立博物館米田太三郎、浅川二四夫によって行われた。この調査の際に顔料の化学成分分析、赤外線撮影なども含む科学的調査が行われている点は特筆すべきであろう。のちに研究篇として福山敏男・秋山光和『美術研究所研究報告 栄山寺八角堂の研究』(便利堂 1951)が出版されている。(K)s
 

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