'04 日本伝統楽器の変遷研究
早稲田大学演劇博物館の21世紀COEプログラムとの共同研究で、生田秀昭氏蔵の小鼓胴90余点についてX線撮影による調査を行いました。生田氏の曾祖父と祖父が明治から大正にかけて収集したコレクションにはさまざまな形態やカンナ目(内部の彫り跡)、蒔絵の胴が含まれています。X線撮影結果を分析したところ、胴の形態に著しいゆがみのあるものは、蒔絵の制作も桃山時代まで遡ることがわかりました。
《栗蒔絵鼓胴》
ウケが浅く、中心線が偏っている。
《タンポポ蒔絵鼓胴》
(撮影:神田佳明)![]()
ウケが深すぎ、中心線が偏っている。
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革口不定形で、内部の彫り方が荒い(荒カンナ)。