'01 日本伝統楽器の変遷研究
楽器の形態は、時代によって変化します。宮中の御神楽で使用する6弦の和琴は、尾部に櫛の歯状の突起をもつ独特の形態をしています。形状や寸法は南北朝頃規格化しましたが、そこから発展してさまざまな形状の楽器が製作されたことが、調査によってわかりました。
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熱田神宮蔵鵄尾琴
寛永13(1636)年に、尾張徳川初代藩主義直が奉納。本来6弦の楽器ですが、伊勢神宮の伝承が中断したあと製作されたので、13弦になっています。
鍋島報効会徴古館所蔵の大正琴
天保5(1834)年に、佐賀県勢福寺城の古い門柱を用いて製作された全長75センチのコト。和琴を意識して、6弦を張り、琴柱に二股の折枝を用いています。