'00 楽器の調査
楽器の形態は、時代によって変化します。 宮中の御神楽で使用する6弦の和琴は、尾部に櫛の歯状の突起があり、尾部に向かってS字形に反った変わった形態をしています。この形態がどこまで遡れるのか、各地の和琴の調査を始めました。
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紀州徳川家旧蔵和琴「大桐」国立歴史民博物館蔵
多忠時(?〜1528)が庭中の大木で作ったと伝えられています。現在と同じ形態をしています。
「大桐」尾部
葦津尾(組紐)に弦の末端を巻き付け、尾部の突起に引っかけて弦を止めます。 「男衾三郎絵巻」壁に立てかけた和琴。尾部が櫛形で弦の末端が垂れ下がり、現在とは異なる形態です。隣には琵琶が袋に入れて収められています。