能楽は、文楽や歌舞伎に先だって、日本で成立した最初の演劇です。無形文化遺産部では能で用いる横笛(能管)に注目し、X線透過撮影を通してその特異な構造の製作について、従来とは異なる工法を発見しました。外観が似ていることから、能管は龍笛の修理から派生した、という説が通行していましたが、能管の製作方法が複数発見されたことで、能管の発生については考え直す必要がでてきました。
それに関連して、雅楽で使う龍笛のX線調査も行っています。平成20年度は、鎌倉時代に創建された安国寺の仏像胎内に納入された龍笛の調査を行い、こちらも従来とは異なる工法を発見しました。展示会場では、タッチパネルを使って3種類の笛の音をお楽しみいただきました。会場で配布した資料(PDF)をこちらからダウンロードしていただけます。日本語・英語
(なお、パネル展示は終了しましたが、笛の音資料はひきつづきタッチパネルにて、公開しておりますのでお聞きいただけます。)
|