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彩色関係資料データベース

(語彙・史料篇)

概要

このデータベースについて

  • 奈良時代史料にみられる彩色関係語彙のデータベースです。※1
  • 公刊史料(活字本)をもとに、彩色関係の語彙を抽出しました。※2
  • 抽出したのは、赤・白などの色名、胡粉・緑青などの顔料名、漆・膠など彩色に関係の深い材料名、
    及びそれらを含んだ美術工芸品関係語彙(黄紙・紫檀・紅染など)です。※3
  • 異体字は可能な限り公刊本に忠実に表記しましたが、一部の漢字は常用漢字に改め、該当する文字
    がない場合には、〓<偏+旁>で示しました。また、割注は[ ]で括っています。割注の中にさらに割注がある場合は、
    < >で括っています。
  • ご利用にあたっては、史料ごとに提示しました公刊本の該当ページをご確認下さい。
  • 掲載史料の内容に関しては誤りのないように心がけておりますが、史料の性質上、入力に際して適切に
    Web上で再現できない、あるいは原文の表記と異なる場合がありますのでご留意下さい。

索引

色名音訓読み索引…抽出した全語彙の一文字目の読み方で配列。※4
色名画数別索引…抽出した全語彙の一文字目の画数順で配列。
色彩系統別索引…抽出した全語彙を色彩系統別(赤・橙・黄・緑・青・紫・黒・白・金・銀・銅・その他)
に 大別して配列。
材料別索引…関係語彙についてその材質により顔料、染料、染織、革、紙、木、漆、金属(泥・箔を含む)、
展色剤、藥物に分類して配列。

注記 

※1: 本データベースは、光学的手法による美術工芸品の彩色に関する研究成果の一部です。
美術工芸品の彩色について考えるにあたり、史料にあらわれた関係語彙とその使用例を
総覧することを目的に作成されました。
※2: 依拠した史料:『大日本古文書』(一〜二十五巻)
※3: 色名を含んでいても、人名・食物名など明らかに美術工芸品と関係しない語彙は
抽出しておりません。例えば、「黄公万呂」の黄、「白米」の白、「紫微中臺」の紫、
「金光明経」の金、数字の「漆」(七)などが、これに該当します。
※4: 音読み際しては漢音と呉音それぞれについて検討を加えました。
訓読み際しては最も一般的で使用される頻度が高いと思われるものを採用しました。
※5: 以上に分類されることが判明している語彙のみの表記としております。

maru置き換え漢字一覧 

参考文献

[色名]
 和田三造『色名総監』 春秋社 1931年
 和田三造『色名大辞典』 創元社 1954年
 日本色彩研究所『色名大辞典』創元社 1954年
 前田千寸『日本色彩文化史』 岩波書店 1960年
 伊原 昭『日本文学 色彩用語集成 ― 中古 ―』笠間書院 1977年
 湊幸衛監修「日本色名索引」『中国色名綜覧』カラープランニングセンター 1979年
 上村六郎『上村六郎著作集』1 思文閣出版 1979
 上村六郎『上村六郎著作集』2 思文閣出版 1980
 上村六郎『上村六郎著作集』3 思文閣出版 1980
  伊原 昭『日本文学 色彩用語集成 ― 上代一―』笠間書院 1980年
 伊原 昭『日本文学色彩用語集成  ―上代二―』 笠間書院 1986年
 諸橋轍次『大漢和辞典』大修館 1986年
 日本色彩研究所『新色名事典』日本色研事業 1987年
  日本規格協会JIS色名帳委員会『JIS色名帳』第2版 日本色彩研究所 2002年

[顔料・絵具]
 林功・箱崎睦昌監修『画材と技法』同朋社 1997年
 大槻悦康編 色譜『日本画の色』一、二 紫紅社 1998年
 渡邊明義『古代絵画の技術』日本の美術401 至文堂 1999年
 吉岡幸雄監修『日本の色辞典』染色標本編 紫紅社 2000年
 東京芸術大学大学院美術研究科文化財保存学日本画研究室編
 『よみがえる日本画〜伝統と継承・1000年の知恵〜』 2001年
 成瀬正和『正倉院宝物の素材』日本の美術439 至文堂 2002年
 西川明彦『正倉院宝物の装飾技法』日本の美術486 至文堂 2006年

[染料・染色]
 吉岡幸雄監修『日本の染め色』紫紅社 1978年
 鈴木敬三『有職故実図典』 吉川弘文館 1995年
 鈴木敬三『有職故実大辞典』 吉川弘文館 1996年
 長崎盛輝『日本の傳統色』京都書院アートコレクション2 京都書院 1996年

[工芸等]
[漆工]
 『正倉院の漆工』便利堂 1975年
 小松大秀『漆工 原始・古代編』日本の美術229 至文堂 1985年
 鈴木規夫『漆工 中世編』日本の美術230 至文堂 1985年
 灰野昭郎『漆工 近世編』日本の美術231 至文堂 1985年
 『漆芸品の鑑賞基礎知識』至文堂 1997年
[その他]
 『正倉院の紙』日本経済新聞社 1970年
 光森正士『正倉院宝物に見る仏具・儀式』紫紅社 1993年
 柴田承二監修 図説『正倉院の藥物』中央公論新社 2000年

 

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