第33回(昭和51年度)日本芸術院賞

1977年03月

今年度日本芸術院賞と恩賜賞が17日決まった。美術関係受賞者はつぎの通り。恩賜賞―第1部美術・伊藤清永(洋画)第8回日展出品作「曙光」に対し。日本芸術院賞―加藤東一(日本画)「女人」(51年度日展出品作)に対して。淀井敏夫(彫塑)「ローマの公園」(51年二科展出品作)に対して。以上の受賞者は総会の承認を得て正式決定となり、受賞式は6月上旬東京上野の同院で、天皇陛下臨席のもとに行われる。なお受賞者には50万円の賞金と賞状、賞牌が贈られ、恩賜賞にはさらに陛下から花びんが贈られる。

第6回平櫛田中賞きまる

1977年02月

第6回平櫛田中賞は、小畠広志(1935生、東京都武蔵野市出身 東京芸大彫刻科卒、二科会々員)「凉炎」に決定した。受賞記念展は5月26日から31日まで高島屋で開催される。

第27回(昭和51年度)芸術選奨決定

1977年03月

芸術の各分野で、昨年1年間すぐれた業績をあげた人々に与えられる芸術選奨受賞者が2日決定し、文化庁から発表された。美術関係つぎの通り。文部大臣賞―日本画家福王寺法林(院展出品作「ヒマヤラ連峰」など一連の作品は、直接ヒマヤラに取材し、日本画の新しい可能性の開拓につとめてきた)。染織工芸家鈴田照次(日本伝統工芸展出品の「木版摺更紗とり文着物」は、中絶していた鍋島更紗の再生に成功した作者による秀作)。文部大臣新人賞―建築設計・象設計集団(代表―大竹康市)、沖縄今帰仁村公民館の設計。

第25回毎日インダストリアルデザイン賞きまる

1977年01月

第25回ID賞は、毎日新聞社主催、通産省後援のもとに行われ、今回は主課題「企業のもとめるデザイン」136点、特別課題「76自己のもとめるデザイン」25点、の応募があった。審査の結果主課題15点、特別課題1点の入賞が決定した。主課題特選1席(通産大臣賞状・毎日ID賞牌・賞金百万円)数字と生活―西村博史。同2席(工業技術院長賞状、毎日ID賞牌・賞金50万円)家庭用ジグザグミシン頭部―久保雅義。同3席(毎日ID賞牌、賞金30万円3点)新しい炎を創る―杉本智昭、同題―新谷外喜男、横内富義、倉田宗治。記憶はきえる記録はいきる―大洞健史、日詰一彦、栗生修臣。課題賞(毎日ID賞牌・賞金5万円10点)数字と生活―磯部晴樹、夢を育てる子供の新しい生活用具―川上嘉彦ほかで、入賞作品展は1月31日から2月5日まで、東京日本橋の大日本インキ・デイックビル17階で開かれる。

高松塚などから新発見の考古品展

1977年02月

この10年間に新たに出土し、文化庁で保管する埋蔵文化財62件の特別展観が東京国立博物館において2月1日から3月6日まで行われた。

東京芸術大学に大学院博士課程新設

1977年01月

52年度予算案決定にともない、文部省が20日まとめた今春の国立大学、大学院の学生増募計画で東京芸大に初めて博士課程の設立が認められた。同大の大学院博士課程は美術、音楽の二研究科で定員は各15名である。

第4回山種美術館賞きまる

1977年01月

山種美術館主催による日本画新鋭選抜の第4回山種美術館賞(隔年制)が、このほどきまり、大賞(賞金百万円)に竹内浩一(京都市在住、山口華楊晨鳥社所属、35才)「猿図」。優秀賞(賞金各50万円)丹羽尚子(大阪府出身、日展系35才)「ひとりごと」、小泉淳作(神奈川県出身、創画会系52才)「奥伊豆風景」が選ばれた。なおこのコンクールの審査は、美術関係のジャーナリストから推薦された41人の作品を対象に行われ、候補作品を集めた「山種美術館賞展」は2月4日から3月27日まで同美術館で展観される。

第18回毎日芸術賞きまる

1977年01月

毎年芸術各分野で優秀にして新鮮な業績をあげた個人或いは団体に対して贈られる毎日芸術賞が1月1日決定し、発表された。同賞は各界専門家の意見をもとに毎日新聞社が選考するが、今年の美術関係受賞者は村野藤吾小山敬三美術館の設計)に決定した。

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