重要文化財新指定

1976年11月

19日、民家11件14棟、社寺その他6件20棟が重要文化財に指定された。

ヴァンゴッホ展

1976年10月

オランダ国立ゴッホ美術館の協力によってゴッホの油彩、淡彩、素描計100点によるゴッホ展が、30日~12月19日、国立西洋美術館で開催された(京都展:1977年1月6日~2月20日、名古屋展:2月24日~3月14日)。

横山大観記念館開館

1976年11月

近代日本画の発展につくした横山大観の功績を記念して、その旧宅(東京・台東区池之端1―4―24)を財団法人横山大観記念館として保存することとなり、24日から一般に公開された。

王朝美術名品展

1976年10月

天皇陛下ご在位50年を祝賀し、東京国立博物館・東洋館において、奈良、平安、鎌倉時代の王朝期を代表する美術・工芸品が展示され(26―11月23)、平常公開の機会の少ない正倉院御物や皇室御物をはじめ、博物館、社寺の名宝が一堂に集まった。

文化勲章、文化功労者

1976年10月

昭和51年度の文化勲章・文化功労者は、文部省の選考審査会(会長・稲田清助)をへて26日の閣議によって正式に決定した。美術関係としては、文化勲章に日本画家の小野竹喬(本名・英吉)と漆工芸家の松田権六、文化功労者に陶芸家の清水六兵衛と染織工芸家の芹沢銈介が選ばれた。

速水御舟展

1976年10月

安宅産業倒産によって散逸を危ぶまれていた速水御舟の作品108点が一括して山種美術館へ移ったこともあって、久しく待望されていた「速水御舟展」が19日~11月7日(前期)、11月11日~28日(後期)に東京・山種美術館で開催された。

日本の武器武具

1976年10月

東京国立博物館秋季特別展として、5日から11月23日まで、先史時代から江戸時代後期に至るわが国の武器・武具の変遷を追い、美を問い、歴史を回想しようとする武器武具展が開催された。

第7回中原悌二郎賞

1976年09月

新制作協会会員の彫刻家吉田芳夫の第40回新制作展出品の「白恋」に授与された。そのほか、優秀賞に田中信太郎(無所属)「デスタンス・シリーズ 四つのR」、掛井五郎(新制作協会会員)「バンザイヒル」が選ばれた。授賞式は10月4日。

日本の肖像

1976年10月

京都国立博物館では秋季特別展として、肖像彫刻、肖像画をとりあげ、1日から31日まで1ケ月間開催された。奈良時代の鑑真和上像をはじめ、中世の似絵、頂相、近世の武人像、江戸後期の渡辺崋山筆の諸肖像など、わが国肖像が展望された。

キュービスム展

1976年10月

近代美術史上で重要な位置をもつキュービスム美術の外国作家93点、日本作家41点による展覧会が、2日―11月14日、東京国立近代美術館で開催された(京都展:11月23日―12月19日)。わが国でキュービスムが大規模な展覧会として組織的に紹介されたのは初めてのことであり、多くの注目を集めた。

日本最古の木簡発掘

1976年08月

7日、奈良県明日香村の伝承板蓋宮跡発掘調査現場から大化5年(649年)に制定され、天智3年(664)まで使われた冠位19階制の官位が記入された木簡が発見され、古代史家の注目をあびた。

東郷青児美術館開館

1976年09月

東郷青児(日本芸術院会員、二科会会長)の作品、並びに同氏による蒐集品を陳列展示する美術館として、財団法人安田火災美術財団が東京・新宿の安田火災海上本社ビルの42階に東郷青児美術館を設立、9日開館された。

桂離宮解体修理始まる

1976年07月

京都桂離宮は、昭和48年から修理のための基礎調査が行われていたが、「早急に修理が必要」と結論づけられ、創建以来350年ぶりに全面解体の昭和の大修理が2日より5ケ年計画で始まった。

町なみ保存の指定始まる

1976年07月

文化庁は歴史的な由緒ある町並みを保存するため「伝統的重要建造物群保存地区」制度を新設、23日、木曽の妻籠宿など7地区を選定した。

日本国宝展

1976年05月

京都国立博物館は読売新聞社と共催して、前回、昭和44年に開催した時出陳しなかったもの、及び昭和44年以降指定された国宝約160件(360点)を1日から6月6日まで展示した。

安田靫彦展

1976年06月

現代日本画界の長老、日本美術院の安田靫彦の70余年にわたる画業のうちから、日本画74点、書6点、写生10点を選んだ回顧展が、東京国立近代美術館において、10日から7月11日まで開催された。

平安鎌倉時代の金銅仏

1976年04月

奈良国立博物館春季特別展は29日から5月30日まで、従来世人の注意をあまりひかなかった平安・鎌倉時代の金銅仏を近年の調査の成果をとり入れて、124件展示、この時代の金銅仏に対する世の認識を新にした。

中華人民共和国古代青銅器展

1976年03月

日中文化交流協会創立20周年および日本経済新聞創刊百周年を記念して、商(殷)から西周、春秋戦国、秦漢にいたる各時代の青銅器114点、唐代金銀器7点、秦始皇陵東域出土武士俑・陶馬など9点、合計130点が、中華人民共和国政府と中国出土文物展覧工作委員会の好意により、東京国立博物館(3月30―5月16日)と京都国立博物館(6月15―8月8日)に於いて展観された。

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