日米抽象美術展開催

1955年04月

国立近代美術館では二九日から五月二九日まで「日米抽象美術展」を開催、絵画、彫刻、版画、書等一〇〇余点を陳列、抽象美術に対する親しみを深めた。

現代イタリア美術展開催

1955年04月

現代イタリア美術を代表する一〇作家八一点の作品が、二六日から六月一二日迄神奈川県立近代美術館で展観された。

宋磁名品展

1955年04月

日本陶磁協会創立一〇周年を記念して宋磁名品展が二六日から五月一日まで高島屋で開催された。宋代諸窯のうちでも特に重要な窯の代表的名作一四一点が選ばれ、米国よりの出品もあり、宋磁の展観としてかつてない優れたものであつた。

日本陶磁協会新進作家を表彰

1955年04月

日本陶磁協会では三〇年度から毎年、その前年の最優秀の新進陶磁作家を二、三名選んで表彰することになつた。今年は数年来の成績も参照し、熊倉順吉清水卯一、加藤嶺男の三名に決まつた。

明治神宮再建に着手

1955年04月

戦災でその殆どを焼失した明治神宮は、仮本殿のままであつたが、漸く浄財が一定額に達したので、一八日地鎮祭を行い起工した。なお完成は昭和三五年で、同三四年一〇月には遷宮を行う予定である。

法隆寺献納御物展開催

1955年04月

奈良国立博物館では開館六〇周年を迎えるに当り、その記念事業として、また戦前戦後にわたつた法隆寺修理の完成をも記念して、一〇日から五月二〇日まで法隆寺献納御物展を開催し、総数三百数十点中から略一三〇点を展観した。尚同博物館では二八日記念式典を挙行した。

松江城修理完成

1955年04月

二五年六月以来解体修理を進めていた松江城がこのほど完成、一日落成式を行つた。総工費五三七五万円、延人員四万三千人、修復用材は松材四千余石、瓦四万六千余枚。

高野山名宝展開催

1955年04月

産業経済新聞社の主催により七日から一七日まで、伊勢丹に高野山名宝展が開催された。明王院の赤不動を中心に一山の名宝約一〇〇点の出陳があつた。

芸能選奨美術文部大臣賞決定

1955年03月

映画、演劇、文学、美術などの部門で、昨年優れた業跡をあげたものを文部大臣が顕彰する芸能選奨の昭和二九年度受賞者が決定二八日発表された。美術部門左の通り 日本画 小倉遊亀 昭和二九年第三九回院展出品作日本画「裸婦」に対して 彫刻 新海竹蔵 昭和二九年第一回現代日本美術展出品作「少年」に対して 書 松本芳翠 昭和二九年第一〇回日展における「雄飛」に対して 建築 清家清 日本住宅のデザインにおいて高度の芸術味と日本的な深味を含ませた住宅形式に対して

渡辺崋山展開催

1955年03月

東京国立博物館では二〇日から四月一七日まで渡辺崋山の特別展を開催、貴重な新資料の出品もあつた。

平等院壁画の模写完成

1955年03月

宇治平等院の九品来迎図一五面の壁画のうち大壁三面の模写が進められていたが二六日完成、披露を行つて、文化財保護委員会に引渡された。

国宝重要文化財新指定

1955年03月

文化財保護委員会では一八日第八回国宝及び第七回重要文化財の新指定を行い、同日発表した。国宝として絵画七、彫刻五、工芸品八、書跡一〇、考古一、建造物五の計三六件。重要文化財は絵画二二、彫刻五、工芸品二七、書跡三四、考古資料一〇、建造物二一の計一一九件で、特に今回の指定では歿後三〇年以上経過した作家の作品という基準を設け明治時代の作品が初めて重要文化財に指定されたことが注目された。

旧松方コレクション美術館建設敷地の地鎮祭

1955年03月

旧松方コレクションを陳列するため、美術館建設計画がすすめられているが、一七日建設敷地である上野公園内凌雲院跡で、レヴィ駐日フランス大使他関係者二〇〇名列席の下に、地鎮祭が行われた。

国際見本市に出品

1955年03月

恒例のワシントン州国際見本市の第四回展が一一日から二五日までシャトルを皮切りに催されたが、日本からも、海外貿易振興会、産業工芸試験所等が中心となり、モデル・ルームを作成、展示品と共に送られた。

第二次重要無形文化財指定

1955年03月

文化財保護委員会では、第二次重要無形文化財の指定を行い、各個指定、芸能関係二件二名、工芸技術関係七件一〇名及び総合指定芸能関係二件、工芸技術関係一件を一六日発表した。

恩賜賞芸術院賞決定

1955年02月

昭和二九年度(第一一回)恩賜賞並びに芸術院賞が決定し、二八日発表された。 恩賜賞 杉浦非水 図案工芸に対し。 日本芸術院賞 第一部 美術 日本画 橋本明治 第一〇回日展「まり千代像」に対し 木彫 橋本朝秀 第一〇回日展「華厳」に対し 鋳金 内藤春治 第一〇回日展「青銅花瓶」に対し 書道 西川寧 第一〇回日展「れい書七語聯」に対し

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