「道教の美術」展開催

記事番号:04993
年月:2009年07月

日本、中国をはじめ東アジアの文化に道教が深く根ざしているさまを紀元前2世紀から現代に至る中国、日本の彫刻、書画、工芸品410点で明らかにする「知られざるタオの世界-道教の美術」展が11日から9月6日まで三井記念美術館で開催された。老子を祖とし、神仙思想、風水、星宿、易学をはじめ仏教とも結びついて展開してきた道教の歴史を「中国古代の神仙思想」「老子と道教の成立」「道教の信仰と尊像」「陰陽道」「地獄と冥界・十王思想」「北斗七星と星宿信仰」「禅宗と道教」「仙人/道教の神々と民間進行」「道教思想のひろがり」「近代日本と道教」「拡散する道教のイメージ」の12章の構成で展観する大規模な企画となった。同展は大阪市立美術館(9月15日から10月25日)、長崎歴史文化博物館(2010年1月23日から3月22日)に巡回した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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