京都の寺院で仏像盗難多発

記事番号:04971
年月:2009年01月

31日、京都市東山区の建仁寺の方丈にあった「木造十一面観音坐像」が盗まれているのを僧侶が発見し東山署に届けた。2008年9月には仁和寺で十一面観音像が、同年10月には山科区の毘沙門堂で毘沙門天像が盗まれており、京都の寺院で盗難が多発している。2008年3月にニューヨークの競売で鎌倉時代の仏師運慶の作品とされる「木造大日如来坐像」が高額で落札されたことなどが背景として指摘された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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