「セザンヌ主義」展開催

記事番号:04956
年月:2008年11月

近代絵画の父とされるセザンヌの作品とその画風に学んだ画家の作品を対比する「セザンヌ主義―父と呼ばれる画家への礼賛」展が15日から横浜美術館で開催された(1月25日まで)。日本におけるセザンヌ受容をテーマに、日本所在のセザンヌ作品を集めた「セザンヌ展」が1999年に同館で行われたのを踏まえ、本展ではゴーギャン、モディリアニ、ピカソら西欧の画家、および安井曽太郎小野竹喬ら日本の洋画家、日本画家による作品をセザンヌ作品と比較し、その造形について考察しようとするもので、日本におけるセザンヌ受容を国際的視点から再考する機会となった。同展は北海道立近代美術館に巡回した(09年2月7日から4月12日)。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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