「石山寺と湖南の仏像」展開催

記事番号:04939
年月:2008年07月

古来、近江と南都の文化をつなぐ役割を負ってきた石山寺を中心とする湖南地域、瀬田川流域、田原道沿道地域に現存する仏像や、石山寺本尊との関連が認められる諸像を集めた「石山寺と湖南の仏像―近江と南都を結ぶ仏の道―」展が13日から大津市歴史博物館で開催された(8月24日まで)。「古代の北陸道」「石山寺の仏像」「瀬田川・田原道(旧東山道)沿いの大津市南部の仏像」「瀬田川・田原道(旧東山道)の仏像」「奈良からの影響」の5章で構成され、飛鳥時代から江戸時代までの仏像、絵画、文書等101点が展観された。人と物の往来と文化の伝播を作品によって跡づける興味深い企画となった。 

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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