「小袖―江戸のオートクチュール」展開催

記事番号:04930
年月:2008年04月

松坂屋京都染織参考館の収蔵品のなかから小袖を中心に装身具や調度品など約300点を展観する「小袖―江戸のオートクチュール」展が26日から名古屋市博物館で行なわれた。1611(慶長16)年に呉服商として創業した松坂屋が意匠の参考品として収集してきたコレクションの一部が初めて公開されたもので、第一章「小袖もよう アートをまとう」、第二章「装いをめぐるとき 時間・季節・機会」、第三章「小袖へのまなざし」、第四章「コレクション探訪」の構成で秘蔵の優品が多数出品され、江戸期における絵画と工芸の関係を考える上でも重要な機会となった。同展はサントリー美術館(7月26日から9月21日)、大阪市立美術館(09年4月14日から5月31日)に巡回した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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