平等院平成大修理竣功

記事番号:04891
年月:2007年09月

平成15年度より特殊事業として五ヵ年計画で行なわれてきた国宝平等院鳳凰堂阿弥陀如来坐像並びに国宝天蓋の修理が26日に竣功した(総工費4億6000万円)。阿弥陀如来坐像、天蓋ともに鳳凰堂から堂外へ移動して修理を行い、天蓋の表面が漆に木粉と朱を加えたものであることが明らかになり、阿弥陀如来坐像の台座の華盤内部から小さな仏像や古銭などの納入物が発見されるなど、多くの新知見が得られた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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