「美麗 院政期の絵画」展開催 

記事番号:04887
年月:2007年09月

11世紀半ばころから13世紀前半の院政期の絵画に、その時代の人々の美麗への高い意識を見ようとする「美麗 院政期の絵画」展が奈良国立博物館で1日から開催された(9月30日まで)。第一章「美麗のほとけ」、第二章「説話絵と装飾経」、第三章「絵巻物の世界」、第四章「白描の絵画」、第五章「藤末鎌初のほとけ」の構成で、125点の出品作の大部分を国宝、重要文化財指定品が占め、この時代の洗練された視覚と趣味を圧倒的な作品群で示す充実した展観となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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