「西洋の青―プルシアンブルーをめぐって―」展開催

記事番号:04881
年月:2007年07月

1704年にベルリンで発見され、江戸時代に洋風画法とともに伝えられた合成顔料プルシアンブルーの受容の過程を追跡した「西洋の青―プルシアンブルーをめぐって―」展が21日から神戸市立博物館で開催された(9月2日まで)。Ⅰ)日本の青―さまざまな青、Ⅱ)西洋の青―プルシアンブルーの受容、Ⅲ)紺青―長崎貿易に見るプルシアンブルー、Ⅳ)殿様の絵具箱、Ⅴ)冨嶽三十六景―江戸のプルシアンブルー・デビューの5章により構成され、科学的分析や貿易関係の資料を駆使しながら、顔料をテーマに洋風画や浮世絵などの日本近世絵画史に切り込んだユニークな企画となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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