開基足利義満600年忌記念 「若冲」展開催

記事番号:04873
年月:2007年05月

相国寺を創建した足利義満の没後600年を記念し、近世の画家伊藤若冲が同寺に寄贈した「釈迦三尊像」と「動植綵絵」30幅を、同寺の承天閣美術館に展示する「開基足利義満600年忌記念 若冲展」が13日から開催された(6月3日まで)。「動植綵絵」は「釈迦三尊像」とともに若冲によって両親、弟および自らの永代供養を祈念して相国寺に寄贈され、毎年6月に同寺で行なわれる観音懺法会の折に掛けられていたとされる。1889年に明治天皇に献納された「動植綵絵」が約120年ぶりに「釈迦三尊像」とともに展示される稀少な機会となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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