国宝重要文化財の答申

記事番号:04809
年月:2006年03月

文化審議会(阿刀田高会長)は17日、「福岡県平原方形周溝墓(ひらばるほうけいしゅうこうぼ)出土品」と「琉球国王尚家(しょうけ)関係資料」の2件の国宝への指定、田中久重製作の和時計「万年自鳴鐘」など美術工芸品47件を重要文化財に指定するよう、小坂憲次文部科学相に答申した。沖縄県からの国宝指定は1950年に施行された文化財保護法下では初めて。このほか、仙台市の街頭紙芝居師井上藤吉氏の街頭紙芝居コレクションを含む紙芝居資料など美術工芸品4件、旧関善酒店主屋(秋田県鹿角市)など建造物165件の登録有形文化財への登録を答申した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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