「エルンストバルラハ」展開催

記事番号:04805
年月:2006年02月

ドイツの国民的彫刻家でありながら、日本では1970年代になるまでほとんど紹介されてこなかったエルンスト・バルラハ(1870-1938)の木彫、ブロンズ、テラコッタ、陶磁器製彫刻、版画、素描など約180点を展示する本格的個展が京都国立近代美術館を皮切りに21日から開催された(4月2日まで)。若くして東洋美術に親近感を抱く一方、ゴシック美術の伝統に連なる作風を示すバルラハの作品を概観する貴重な機会となった。本展は「日本におけるドイツ年」の一企画として行われ、東京芸術大学大学美術館(4月12日~5月28日)、山梨県立美術館(6月3日~7月17日)に巡回した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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