第17回国華賞受賞者決定

記事番号:04788
年月:2005年10月

日本及び東洋の美術をテーマにした研究論文を対象に創設された同賞(同賞顕彰基金主催)受賞者が公表された。国華賞には、武藤純子『初期浮世絵と歌舞伎』(笠間書院、2005年3月)、また国華奨励賞に姜素妍「朝鮮前期の観音菩薩の様式的変容とその応身妙法の図像―京都・知恩院蔵<観世音菩薩三十二応幀>の明朝形式の受容を中心に」(『仏教芸術』276号、2004年9月)と福島泰子「アジャンター第17窟<シンハラ物語>図―場面解釈の再検討と物語表現の特質」(『国華』1316号、2005年6月)が選ばれた。贈呈式が、10月27日朝日新聞社東京本社で開催された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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