「松島天橋立厳島 日本三景」展開催

記事番号:04778
年月:2005年08月

江戸時代以降、「日本三景」としてひろく知られた松島(宮城県)、天橋立(京都府)、厳島(広島県)の海浜景観に注目し、それに関わる文化財によって構成した展覧会が、8月2日より広島県立美術館で開催された。内容は、「日本三景」に関わる中世の絵巻から近世の名所風俗図屏風、写生・真景図、風景版画、近現代の日本画まで絵画作品を中心に130点あまりで構成され、その景観の美しさに魅せられつづけた日本人の美意識の展開と、現代における意味を問い直す機会となった。(会期、9月4日まで。京都文化博物館、東北歴史博物館に巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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