第9回手塚治虫文化賞決定

記事番号:04771
年月:2005年06月

戦後のマンガ文化に大きな業績を残した手塚治虫を記念する同賞の第9回受賞者が決定した。昨年発行されたすべてのマンガ単行本の中で最も優れた作品に贈られるマンガ大賞は、手塚治虫の「鉄腕アトム」をリメイクした浦沢直樹(45)の「PLUTO」、清新な才能や斬新な表現に与えられる新生賞には、「夕凪の街 桜の国」のこうの史代(37)が選ばれた。また、マンガ文化の発展に貢献した個人・団体に贈られる特別賞には川崎市市民ミュージアムが選ばれ、同館のマンガ作品や資料の収集、企画展開催等の活動が評価された。6月7日、東京・丸の内の東京会館で贈呈式が行われた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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