「興福寺国宝展」開催

記事番号:04736
年月:2004年09月

2010(平成22)年に創建1300年を迎えるにあたり、長期的な復興事業に努めている興福寺は、所蔵する鎌倉期を中心とする文化財を紹介するために、9月18日より東京芸術大学大学美術館で同展覧会を開催した。同展覧会は、「Ⅰ興福寺鎌倉復興期の尊像」、「Ⅱ春日社寺曼荼羅の世界」、「Ⅲ興福寺をめぐる絵画―南都絵所の展開」、「Ⅳ解脱上人貞慶の事蹟」、「Ⅴ法相教学とその図像」、「Ⅵ中金堂再建へむけて」の6部からなり、運慶作「無著・世親両菩薩立像」をはじめとする国宝、重要文化財113件によって構成された。(会期、11月3日まで。以後、岡崎市美術博物館、山口県立博物館、大阪市立美術館、仙台市博物館を巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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