「マティス展」開催

記事番号:04733
年月:2004年09月

アンリ・マティスの没後50年を記念した回顧展が、9月10日より国立西洋美術館で開催された。内容は、20世紀を代表する画家の創作の「過程(プロセス)」、「変奏(ヴァリエーション)」に焦点をあて、出品作には油彩画、切り絵ばかりでなく、素描、版画、挿絵本、彫刻等120点により多彩な創造活動を紹介する構成となっていた。これまでの回顧展にはなかった創作の様相そのものに焦点をあてた企画だけに、これまでの学術的な研究の成果を示すとともに、「絵画表現」の豊かさと深さを知るための今日的な意味をもった展覧会となった。(会期、12月12日まで。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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