「世紀の祭典万国博覧会の美術―パリウィーンシカゴ万博に見る東西の名品」展開催

記事番号:04727
年月:2004年07月

2005年の日本万国博覧会(愛知万博)開催を記念して、19世紀の万国博覧会を美の側面から回顧する展覧会が、7月6日より東京国立博物館で開催された。内容は、「第Ⅰ部  万国博覧会と日本工芸」、「第Ⅱ部 万国博覧会の中の西洋美術」によって構成され、第Ⅰ部では日本が初めて参加した1867(慶応3)年のパリ万博から19世紀後半、世界各地で開催された万博において、日本が工芸作品を中心にどのように展示し、また海外からどのように評価されたかを当時の出品作品を中心に出品された。また第Ⅱ部では、それぞれの万博に出品された西洋絵画、彫刻等が展示され、当時各国の文化を代表する存在であった作家たちが一堂に会する展示となった。(会期、8月29日まで。大阪市立博物館、名古屋市博物館に巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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