「南宋絵画―才情雅致の世界」展開催

記事番号:04718
年月:2004年04月

国内収蔵の南宋絵画に焦点をあてた初めての展覧会が、4月17日より根津美術館で開催された。固有の民族文化の大成につとめ、「才情雅致」と評された文人、士大夫階層に支えられて生まれた南宋絵画は、中国絵画史の上からも特筆すべき時代を形成した。鎌倉、室町時代に日本に舶載された優品が少なくないが、これら68件を一堂に展覧する画期的な機会となり、国内外の研究者の注目をあつめることとなった。(会期、5月16日まで。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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