琳派400年を記念した展覧会の開催

記事番号:05284
年月:2015年10月

2015年は琳派の祖の一人、本阿弥光悦が1615(元和元)年に京都の鷹峯で、後年「光悦村」と呼ばれる芸術村を開いて400年、また尾形光琳の300年忌にも当たることから、京都をはじめとする各所で記念の展覧会が開催された。京都では「琳派四百年記念祭」として各種の文化事業が執り行なわれ、京都国立博物館では「琳派京を彩る」展(10月10日~11月23日)、京都国立近代美術館で「琳派イメージ展」(10月9日~11月23日)等が開かれた。またMOA美術館で「光琳アート光琳と現代美術」展(2月4日~3月3日)、根津美術館で「燕子花と紅白梅光琳デザインの秘密」展(4月18日~5月17日)が開催、両展では光琳の「燕子花図屏風」(根津美術館蔵)と「紅白梅図屏風」(MOA美術館蔵)が揃って展示された。海外では、米国ワシントンDCのフリーア/サックラー美術館で「Sotatsu:MakingWaves(宗達:創造の波)」展(10月24日~2016年1月31日)が開催された。 (English)

登録日: 2018年10月11日
更新日: 2021年11月30日 (更新履歴)
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